あらすじ
吹き矢レイプ事件
担当していた事件が終わったブルーノは、これで引退するつもりだとフィンに告げていた。
ブロンクスを一緒に再建しようと思っていたフィンは肩透かしにあう。
ところが、2人で飲んだ帰り道にごみ処理車の中で倒れていた娼婦を発見する。
足には吹き矢が刺さっており、声をかけると「レイプされた」と言った。
矢からは強力な鎮痛剤が検出された。
意識を完全に失っていなかったのは、ヘロイン中毒で耐性があったからだった。
フィンはブロンクス署に丸投げすることはできず、ブルーノと事件を追う。
詳しく話を聞くと、犯人を油断させるために死んだふりをしていたという。
稼がないと怒られると帰ろうとする女性にブルーノが気前よく稼ぎ分を渡して足止めする。
「気を失い、目覚めるとタイルの部屋にいて水をかけられてた。病院みたいだった。レイプされた後、気づいたらゴミ箱に」
特徴は、男が白人ということしか覚えていなかった。
ゴミ置き場を調べると、ここ数年で身元不明の女性の2人の遺体が発見されていた。
いずれも鎮痛剤の過剰摂取が死因だという。だがブロンクスSVUの怠慢でレイプ検査はされていなかった。
ほぼ同一犯による連続レイプだろうと、鎮痛剤を入手できる医師や歯科医などへの苦情から調べるようとフィンが提案した。
するとブルーノが獣医師も、と付け加えフィンを納得させた。
「患者に麻酔矢を撃つのは他にいない」
「引退が遠のいたな」
「ああ」
獣医を訴えていたシニア女性の話を聞く。
「ティム先生は変質者よ。治療費の代わりに私に触らせたのよ。嫌だったけど触ったわ」
すぐに犯人はわかった。
フィンは、ブルーノをやる気があって優秀だとロリンズの後釜に推薦するほど気に入った。
オスカー・パパ
ベニーの録音データには、オリビアの息子ノアを「新人に彼女の前で切らせろ」という命令が入っていた。
オスカー・パパは第1級レイプ罪と警官とその息子の殺人未遂で起訴された。
だが尋問の後は、看守とこぶしを合わせる姿を見せ、オリビアに余裕をアピールする。
公判までライカーズに収容される。
証人
ベニーだけが証人では信用できない、とベラスコとチャーリッシュがサクリレジを尋問する。
サクリレジは薬中だから薬を餌に手なずけられる、という算段だった。
だがチャーリッシュはベラスコが本当にドラッグを目の前に出すとは思っていなかった。
「何をする気?!」
呆れて外に出た間にベラスコは見せるだけでなく、少し与えてしまう。
チャーリッシュはベラスコの行動に不信感を持ち始める。
夜、ベニーが差し入れの食べ物に毒を盛られて殺された。
間違いなく、オスカー・パパの指示だろう。
ベニーの録音データに証拠能力はなくなってしまった。
オリビアとカリシが再びオスカー・パパを尋問する。
「録音データに証拠能力はないけど、ここライカーズで流したら大変なことになるわよ」
「それは脅しか?」
「脅しじゃない、評決よ」
オリビアはノアを殺そうとしたことに対する、相応の罰を受けさせるとオスカー・パパにすごんだ。
「掟でしょ。血に血を」
ドゥアルテ
オリビアとドゥアルテはバーで、確執を解いた。
「こんなこと言いたくないけど、あなたが正しかった。オスカーを追うべきだった」
オスカーの卑劣なやり方にオリビアも疲弊している。今ならドゥアルテの姿勢に共感できた。
和やかに別れた後、ドゥアルテはコンビニに立ち寄るが、そこでオスカー・パパの手下に襲われ、ナタで切られまくる。
オリビアが病院に駆け付けるとすぐに手術が終わるが、ドゥアルテは帰らなかった。
「ドゥアルテに厳しすぎた……彼はいい警官よ」
オリビアとカリシはオスカー・パパが指示を出している証拠をつかんでいた。
そしてオスカー・パパもそれを隠さなかった。刑務所の電話は録音されていると知って、殺害指示を出していた。
「ドゥアルテを尊敬していたろ? 掟だよ」
だがなぜバレバレの状態でやったのかについては、オリビアに弱いから、と言った。
「息子を守ると言っても、本気で俺とやり合う女はいない。俺の母親とは違う」
オスカー・パパはレイプは認めないが殺人は認めた。
そしてオリビアは約束させた。ノアを傷つけない、と。
「望みは果たした。これでおあこだ」
オスカー・パパはオリビアの件で25年、ドゥアルテ殺しの指示で25年から終身、となった。実行犯も追及される。
ステイブラー
無事、帰宅できることになったノアを迎えに行ったのはステイブラーだった。
ノアが寝静まると、ステイブラーはオリビアに迫るが、オリビアは拒絶した。
「うまくいかなかったら? まだ心の準備ができていない」
チャーリッシュ
事件解決後、チャーリッシュがわざわざオリビアのオフィスにやってきた。
手にはUSBデータを持っている。
「ベラスコとサクリレジの会話です」
ベラスコを怪しんだチャーリッシュは、上着のポケットに入れておいたスマホで会話を録音していたのだった。
二人きりで何を話していたのか。それをオリビアに渡した。
つづく(SVUシーズン24 あらすじへ)
かんそう
ドゥアルテの死でうやむやになっていますが、フィンはブルーノを仲間にすることをオリビアに推薦しました。
いいですね! しばらくフィンのバディ! って感じの相手はいなかった気がするので。
ブルーノのあぶく銭? で解決するスタイルもスカっとしますw
それを淡々と見てるフィンもいい感じなんですよね。騒ぐわけでもからかうわけでも、たかるわけでもない。ほんとフィンのキャラってクールで主人公みたいにかっこいい!!!
ドゥアルテがあっさり?死んだのは結構驚きました。
今回はSVUというかオリビア的にはいつも以上にきつい事件になっちゃいましたね……。
まずは今回認めたように、目の前のレイプに拘り過ぎて、さらに大量のレイプや殺人を野放しにしてしまった。まあオリビアだってエスパーじゃないからその時できることを信じて進めるしか無くて仕方ないのですが。
ただドゥアルテも下手ですよね。レイプツリーのことを地下鉄事件の時にオリビアに伝えていれば、自然とオスカー・パパの逮捕がSVUの目的にもなっていたのに。
これは単純にシナリオの問題なんでしょうけど、気にはなってしまいました。
そういえばドゥアルテが死ぬという回なのに、マンシーがお休み? ってくらい記憶にないんですが。
そしてステイブラーですよ。
恐らくクロスオーバーというかステイブラーの番組の方で関係が続いて? いるんでしょうけど、ステイブラーが苦手なので番組ノーチェックということでさっぱり唐突でしかありませんでした。
そういえば少し前に急に名前が出て来たな~と思ったんですが、あれは思い出登場じゃなかったんですねw
まあ、あくまでオリビアのプライベートなストーリーですし、拒絶してたからいっか、って感じで。
チャーリッシュって急に出て来た感じがあったんですけど、このためかぁ? みたいな。
ベラスコは早々にOUTフラグですかね?
マンシーの元気さもいいですが、フレッシュなムードにしたいならイケメン新人どうですかね?
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