The Good Fight/ザ・グッド・ファイト シーズン5 のあらすじ・ネタバレ
The Good Fight/ザ・グッド・ファイト シーズン3までの主な登場人物はこちらです。
2023年4月6日~/毎週木曜日 スーパー!ドラマTV 日本独占放送(全10話)
(アメリカ配信2021年6月~)
リビの新しい訴訟
リビは、娘ピアがコロナで亡くなったハーバー病院を訴えた。
「扱いに差別があった」
ジェイが看護師の投稿動画を見つけたおかげで、500万ドルでの和解が見えていた。
「患者の選別が命じられた。見捨てられた命もある。黒人やラテン系ならさらに最悪」
リビの妻イザベルが口がきけないため、読唇術に長けており相手側の打ち合わせを読み取ってその情報を得ていた。
ところが翌日、病院側はリカルド・ディアスに弁護士を変えてくる。
リカルドは「レースホース」と自己紹介をするふてぶてしい男で、受けた仕事はすべて勝つ、金で動く傭兵という評判だった。
「和解にはしない」
病院側は名誉棄損の反訴状を提出するといい、リビに証言録取をさせようとする。
するとリビの妻はカルメンだけということに不安を感じ、リズも巻き込む。
しかしリズは一度は断った。
「この件には詳しくない」
するとイザベルは私たちは客じゃないのか? と訴える。
イザベルはオフィスに来る前に、リビの噂話をするアソシエイトの口元を読んでいた。
「人殺しの移民野郎と夫の噂をしていた。事務所なら他にもある」
リズはその場で謝罪と正式に加わることを宣言し、リビ達が帰るとアソシエイト3人を解雇した。
ジェイの記憶
動画の看護師はすでにコロナで亡くなっていた。
証言録取には撮影者のノヴァチェックが呼ばれるが、ディアスの誘導で看護師が知名度を上げてリアリティ番組に出たがっていたと言ってしまう。
院内の告発が事実であれ、印象はよくない。
ジェイが病院へ行き、看護師のことを聞き込みしていると、ある電子音が気になった。
その電子音は休憩所の販売機のストック切れのアラームだった。
休憩所のソファに座り天井を眺めるとメキシコの地図のシミを見つけ、自分がコロナで入院していた時の断片を思い出す。
部屋は今いる休憩所で、販売機はストック切れのまま。
隣のベッドとは手がつなげるほど近い。
医者の姿はもう1日見ていない。
ぎゅうぎゅうに詰め込まれたホワイトボードには数字が書いてあるかなんのことかはわからない。
その夜、ジェイはホワイトボードが書き込まれる瞬間を思い出した。
コロナの死者の数を減らして書き換えていた。
翌日、女性CEOが「うちの死者はコロナより心不全や肺炎が多かった」と証言する。それを聞いたジェイはカルメンに耳打ちし、肺炎の死者数を確認させる。
「黒人のコロナは肺炎で数えている」
あくまで勘だと添えて。
カルメンはすぐにその場で質問をし、肺炎と心不全の死者の人種内訳の資料提出を求める。
ジェイは記憶にあった67から37へ書き換えたメモも出した。
ジェイの入院期間はピアと同じだった。
しかしジェイには自分の記憶は幻覚が混ざりすぎてあてにならない自覚がある。
だが死者数は正確だった。
ジェイは昏睡状態ではあったが看護師たちの会話は聞いていたらしい。
看護師たちは油断して話していたのだった。
ジェイは病院へ行き、休憩室を再び調べた。
すると物置になっている小部屋の奥に記憶にあったホワイトボードを見つける。
すでに文字は消されていたが、ボードをよく見ると37と書いた跡が残っていた。
さらにホワイトボードの一番上に大きく「穴ぐらは面会禁止」と書かれていたのを思い出す。
そしてよく妄想に出てくる男がダグラス・ウッドといい、隣で励まし合い、死んでしまったことも。
穴ぐら
翌日はピアの主治医を呼んで、穴ぐらのことを聞いた。
「元は患者や家族の待合室だった。コロナで面会がなくなったので今はスタッフの休憩室になっている。地下なので穴ぐら、と呼んでいた」
医療設備はない、とも認めさせた。
「廊下にも患者があふれていた時期だ」
そして、同じく担当していたダグラスについて、2度も蘇生したほどの重症だということも確認した。
「なのに、穴ぐらへ行かされた」
医師はウッドやピアの死について、当時はまだ情報がなかったといい、責めるなら政府を、と開き直る。
穴ぐらの患者は大多数が黒人かラテン系の患者だった。
会議中に、ジェイの記憶が鮮明になった。
自分も穴ぐらにいたのに、そこから助けられていたことを。
だがピアについては穴ぐらには移さず、リビの娘だと知っていたから手厚く扱ったと証言した。
「報復が怖かった。今もです」
レースホースの狙いは、宣誓下でリビにビジネスのことを聞き、犯罪を認めさせることだろう。
リズはカルメンに損失両面を伝え、リビに決めさせるようアドバイスをする。
カルメンは改めてリズから学びたい、と伝えた。
「私は態度が生意気です。それは見栄で、内面は違う」
リズは自分も同じだったと、笑って励ました。
翌日、ディアスは服役中でもビジネスが好調だったのは妻のおかげで実は帝国を仕切ってるのは妻なんじゃないのか、とリビを挑発した。
切れたリビはその場でディアスを殴りつけ、ディアスは病院送りになった。
カートとダイアン
担当弁護士を変えたものの、黙ってはいないダイアンは妻やジュリアスの同僚を口実に情報を得ようと奮闘する。
そんな中、スターキーがダイアンのオフィスに現れ、担当から外れたことを知った上で妻でしょ、と揺さぶりをかけてきた。
その内容は、あたかもカートに不利な証拠だった。
「パイクによればご主人はまた襲撃を計画してる」
家宅捜査で見つかった散弾銃の弾薬に入っているイニシャルT.MとB.T。
パイクは、標的のイリノイ州議会議員のイニシャルだと言っている。
また、結束バンドも見つかっている。
だがダイアンには通じない。
「証拠が弱いから揺さぶりに来たんでしょ。同じ妻としてアドバイスしてあげる。証拠を信じてるなら弁護士に見せ、取引させれば。頑張って」
ダイアンはジュリアスと共にカートに確認をする。
カートは呆れて笑うしかない。
「標的のイニシャルならなぜ2つしかない? それに弾薬に標的の名前を入れるか?」
イニシャルではない、ただの材質だった。
TMはタングステン。B.Tはビスマスと錫。
結束バンドも13センチでは人間は縛れない、シカ用だと聞き、ジュリアスもほっとした。
そこでジュリアスが気づく。
なぜパイクは弾薬のイニシャルを知っているのか。
「射撃場で話題にしていた」
「その時他に誰かいた?」
カートの口は堅い。ジュリアスはそれを理解した上で、カートが直接話すのはどうか、と提案をする。
「パイクの話を覆せれば当局の筋書きは崩れる」
それならカートは名前を言わず、証人に援護を頼める。
ダイアンはマリッサにカートの尾行を頼み、その相手を探る。
証人
カートは射撃場へいき、ある女性に声をかけるが当然、断られてしまう。
その様子はマリッサが動画に収めていた。
スターキーとジュリアスとダイアンは3人で会い、ジュリアスが弾薬や結束バンドの説明をした。
「君はパイクに担がれている」
するとスターキーはさらに、カートが作った国家再生の声明文があったと見せる。
「左派に対抗し、立ち上がれと呼びかけている」
ダイアンはその文章をよく読んだ。
ダイアンはカートが会っていた女性の車に乗り込んで、証言を頼んだ。
チャーチルの引用から、声明文の作成者であることも突き止めた。
「銃所有権の熱心な推進派でしょ? 声明文のことを公表されても困るわけないのに変ね。ママ友に仲間外れにされるのが怖い?」
明日まで待ってFBIにあなたのことを話す、と言って車を降りた。
その夜、電話で証人が決まったことを知ったカートは窮地を脱せる喜びでダイアンを許し、乾杯をした。
「今後も助け合おう」
カートはテネシーワルツをかけて、ダイアンをダンスに誘った。
ジェイ
コロナで入院していた時の記憶を取り戻したジェイは、誰が穴ぐらから救ってくれたのか、まずリズに確認した。
次はダイアン。
二人とも知っていたらすぐ手配したというが、その時は知らなかった。
実は手配したのはデヴィッド・リーだった。
「スタッフの状態は把握してるし、どこでだって融通を利かせられる」
ジェイは感謝をしたがリーは「仕事のうちだ」とあっさりしていた。
つづく(The Good Fight/ザ・グッド・ファイト シーズン5 記事一覧)
かんそう
また見た顔が一人!
曲者弁護士のレースホースことディアスはSVUのニック(ダニー・ピノ)!
カルメン、手ごわい相手の登場に素直にリズを頼るのかわいいですね。
リビの奥さんイザベラもさすが麻薬王の妻って感じで、確かに裏のボスでもおかしくない頭のキレっぷりでした。
そしてジェイのコロナは、ただ誰かしらかかってもおかしくないだろう、と軽く思わせて?いて実はしっかりつながっていた、という。
私がまったく想像していなかっただけですがw
しかもおかしな幻覚かと思いきや、それがだんだん記憶になっていくという。
この先、後遺症の幻覚はどうなるんだろう……。なくなるといいな。(そろそろしつこくもあるw)
そしていいところを持っていく、デヴィッド・リー!
私はなんか憎めず、好きなんですけどこんなの皆好きになっちゃうじゃん!w
ダークヒーローポジ好きなんですよね~
ダークヒーローポジ好きなんですよね~
ダイアンとカートもこれにて丸く収まったかな?
今回はワックナーがまったく出ませんでしたが、本当にグッド・ファイト面白い!
0 件のコメント:
コメントを投稿