The Good Fight/ザ・グッド・ファイト シーズン5 のあらすじ・ネタバレ
The Good Fight/ザ・グッド・ファイト シーズン3までの主な登場人物はこちらです。
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2023年4月6日~/毎週木曜日 スーパー!ドラマTV 日本独占放送(全10話)
(アメリカ配信2021年6月~)
カルメン
カルメンは、リビのツテでいきなりレイプ容疑のあるウルフ=コールマンの弁護士に指名される。
デヴィッド・リーはカルメンをそれまで知らなかったが、リビの弁護士だと知ると「うちのエース」と喜々として委任契約を結んだ。
だが、コールマンとの契約がオフィスに知れ渡ると詳細を知らないリズたちは反発する。
「誰が許可したの?」
「他の顧客が離れていく」
このことはダイアンも知らなかった。
その場にデヴィッド・リーがやってきて顛末を伝えた。
それはファースの仕事ではないか、とダイアンが指摘するとファースはロンドンに戻り、デヴィッド・リーが「新ファースだ」と言い出す。
「君らのボスになった。君らも新規開拓をしろ。カルメンのように。入社2か月で大物2人を手に入れた」
リズはすぐさまダイアンを外に連れ出した。
「気になることが。話をしていたらデビッドがすぐに下りてきた」
ダイアンも否定しなかった。
デヴィッド・リーなら盗聴しててもおかしくはない。
ダイアンはジェイに調査させる。
その後、リズはカルメンに確認をした。
「コールマンの容疑を知っても平気なの?」
「どういう意味ですか?」
「どんな人なら弁護を断るの?」
「断る? 弁護させたくない人がいるんですか?」
リズは困りながらもカルメンをもっと知りたいだけ、と突っ込んだ。
「アラン・ダーショウィッツ(弁護士)」
「なぜ?」
「さあ、好きじゃないので」
リズは怪訝な顔をしながら、メンターとして弁護を手伝うと宣言した。
カート
トランプからジョー・バイデンの新政権になり、職場の入れ替わりが行われ、カートも居場所の心配をする。
ある日、ダイアンは自宅にあったカートの荷物にFBIの最重要指名手配のビラを見つける。そのうちの一人にカートはひげを描いていた。
ダイアンが尋ねると射撃仲間に似ていることを認めるが、通報する気はないことを示す。
「俺が言えば名指しされた者がまた誰かの名を言う。弁護士だけが得をする」
気になったダイアンがジェイにその男を調べさせると、すぐに判明した。
ディラン・パイク。
考えた末、リズは使い捨て形態を使って匿名のたれこみをした。
するとカートの退役軍人省のオフィスにFBIのスターキー(ジェーン・リンチ)がやってきた。
パイクがカートの名前を出し、「銃の扱いや爆薬の買い方を習った」と言っているという。
カートは落ち着いて「彼らとは色々話した」と答える。
「正確には5人よね。残りの4人を覚えてる?」
カートが拒否すると、この場は大人しく去っていった。
その夜、ダイアンが帰宅し、カートがFBIに目をつけられたことを知る。もちろんたれこんだことは言わない。
ダイアンはその場でカートの弁護士となり、会話を秘匿特権で守った。
パイクたちとのつながりはPTSDの退役軍人へのボランティアだった。
「みんな潔白だ」
「なら名前を言って説明すればいい」
しかしカートには事情があった。
一人が議事堂を見学したいと言ったから議員事務所に取り次いでいる。それは暴徒が起きる前日1月5日だった……。
議員の名前はダイアンにも言わなかった。
後日、事務所の会議室でダイアンとカート、スターキーが顔を合わせる。
ダイアンはパイクがカートを関係者扱いすることを、減刑のために言っていると関与を否定した。
通信品位法第230条
SNS利用によるでっち上げの嫌がらせが日常になっている。
被害者がサイトに削除依頼をするにも金がかかる。
その上、勝訴したところで裁判で金を失い、相手にも払う金はない。
そんな中、デヴィッド・コードがリズを訪ねてきた。
「君の父親は嫌いだった」
コードは、半年分の費用として1200万ドルを提供するといい、ある訴訟を持ち掛ける。
「中傷を野放しにしているソーシャルメディア企業」
狙いは通信品位法第230条だった。
「プラットフォーム企業は、ユーザーの投稿内容によって法で裁かれることはない」
SNSでの中傷による裁判は、チャムハムを相手に変えて続けられることに。
リズの主張は、「政府はSNSメディアを優遇している。結果的に新聞や出版社を衰退させている」。
新聞やサイトは訴えられて閉鎖することが起こりえるが、チャムハムやフェイスブックなどのSNSには起きない。
説得力はあったものの判定は、230条があるということで敗訴。
リズはこれ以上戦っても勝ち目はないと消極的だったが、コードはやる気満々だった。
「見込みのある訴訟27件見つけておいた。簡単ではないが可能性はある」
マリッサとワックナー
マリッサはアソシエイトになったものの、書類仕事を押し付けられている日々だった。
ある帰り道、ふとコピー屋の裏の裁判所を思い出して顔を出す。暗くなってもまだ明かりがついて裁判が行われていた。
この時は、エミリーパリへ行く、のファンフィクション同士で「パクった」「パクってない」を争っていた。
ワックナーは席にいるマリッサに気づくと声をかけ、執務室というコピー用紙の倉庫に呼だした。
「どう思う?」
「争点は著作権、勝手な借用はダメ。二人とも金じゃない。勝ちたいだけ」
するとワックナーは、オズの魔法使いを思いつく。
「かかしに卒業証書だ」
コピー店を生かし、ストックの棚から紙を取って著作権証明書を作って二人に渡した。
「独創性を欠いた罰で、パリは使わせない」
そしていつもの儀式をさせ、判定を終わらせる。
「あなたを敬い、愛します」と言い合って二人は握手をした。
帰るマリッサをワックナーは引き留め、ここで働け、とハントした。
「私の調査官になれ」
マリッサは仕事がある、と断るがワックナーの強い説得を受ける。
「なぜここに人が来るか。法廷や弁護士や上訴のせいで正義が得難くなったからだ。カフカの掟の前でを読め」
ワックナーは金がないと勝てないと力説した。
「万人の手にはいってこそ正義だ」
その後も書類整理ばかりの日々だった。マリッサは改めてワックナーを訪ね、仕事を引き受けることにした。
「かけもちするわ」
著作権証明書は、ファンフィクション界で大人気だという。
「その処理をしてくれ」
発行料は脚本家組合を参考に20ドル。ネットで拡散され、もう412枚も売れているという。
マリッサは意味もない紙切れなのに、と興奮した。
「米国著作権も同じだ。法廷で裁くだけ。それよりも一年長くした」
「呆れた」
「この法廷を築こう。私と一緒に。助言が欲しい。私の法理論に意見をくれ」
「どんな理論?」
「分からん。だからこそだ」
マリッサが参加すると決まりワックナーは喜んだ。
「コピー店の奥から革命が始まる」
だがマリッサがコピー法廷に関わっていることをダイアンが知ると、猛反対されてしまう。
「エセ法廷に加担し、事務所を危険にさらしている。うちで働きたいなら二度と関わらないで」
次にマリッサがコピー屋にいくと、ワックナーに上司の命令でもう働けないと打ち明けた。
だがワックナーはマリッサがいい、と代わりの者は求めなかった。
後日ワックナーは、ダイアンのオイスを訪ねた。
「君を雇いたい」
法律関係のコンサルとして、高額でも金は払えるという。
ダイアンは野良法廷を認めていないとはっきりと告げた。
「その懐疑心を利用する。金に物を言わせてね。そしてサービスを受け、わが法律クラブを完成させたい」
ダイアンとマリッサの手を借りて。
「何の得もないのになぜそこまで?」
「昔は損得なんて考えなかった。私は新しい平和部隊を求めている」
ダイアンは引き受けることにした。
ワックナーとマリッサのコンビ、ワクワクします!!
ダイアンも引きずり込んで、ワックナーの頭の良さと資金元が気になりますw
コピー屋だけじゃなさそうな?
またSNSポータルを相手に訴訟を起こす裁判も、面白いですね。
グッドファイトらしい問題提議というか、現代エンタメ。
と楽し気なだけではなく、カートとダイアンが心配です。
ダイアンはオフィスにも少しストレスがありますし、カートを窮地に追い込んだのが自分なんて……。
ワックナーとのかかわりでダイアンにも変化が起きるのかな?
本当に毎回面白い!
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