The Good Fight/ザ・グッド・ファイト シーズン4 のあらすじ・ネタバレ
The Good Fight/ザ・グッド・ファイト シーズン3までの主な登場人物はこちらです。
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2022年4月12日~/毎週火曜日 スーパー!ドラマTV 日本独占放送(全7話)
(アメリカ配信2020年4月~)
ルッカ
すっかりあぶく銭を手に入れた気分になっていたルッカは、2万ドルはするだろう、エルメスのバーキンを購入していた。
目ざといマリッサは、ルッカが手に入れた金額が想像以上だと把握すると、デビッド・リーに相談するようアドバイスする。
「そのお金は課税される」
ルッカがリーに打ち明けると、まず金の状態を確認されるが実際はまだルッカの手に入っていなかった。
するとリーは「金持ちは平気で踏み倒す」と、欲しいなら催促するように言う。
だがルッカには理解できない世界で、まして金を催促するなど無理だった。
「なら金を手にするまで何も買うなよ」
そこへビアンカからお祝いディナーをおごってよと誘われ、食事をすれば2人で約3000ドル以上の支払いをさせられていた。
その後、リーはビアンカと打ち合わせをした際に、こっそりとルッカがポーカーの金を受け取っていないことを伝えた。
ビアンカは何も知らなかったようで驚き、すぐに友人達に支払うよう連絡を入れ、ルッカの元にも顔を出した。
「なぜお金の事黙ってたのよ!」
ビアンカは急に遠慮して、とルッカを責めるがルッカはそういうものだ、と説明をする。
「他人のお金の管理はするけど、自分のお金の話はできない」
いくらビアンカに友人だと言われてもそこには財産の差が大きくある。
「凄く気まずいの。お金が人を決める。あなたと同じところに行き、同じ物を買うのは無理」
二人は手を握り合い、お互い味方でありたいと確認し合う。
ルッカがビアンカに話してくれたことについてリーに礼を言うと、手数料の10%を請求された。
「だから話した」
その夜、ルッカの部屋に札束が詰まったプレゼントボックスが届いていた。
エイドリアン
エイドリアンはランドーから4年後の2024年にアフリカ系の大統領候補が欲しいと白羽の矢を立てられる。
ちょうど判事の彼女シャーロットと同棲を決めたタイミングだったので、何か汚職がないか確認をした。
シャーロットが打ち明けたのはほとんどが賄賂で、大した問題にはならないと読んだが、MEMO618の事を言わず、気になった。
「なぜ言わない?」
「問題にならないからよ」
「どうして?」
「解決手段だから」
翌日、安心したエイドリアンは正式にランドーに立候補することを伝えた。
メラニーの裁判
エイドリアンはメラニーという黒人の水泳選手の案件を抱えていた。
メラニーはオリンピックを目指していたが、選考が延期になったことでの悪影響を受け、セイディ・リプトンという白人選手の代わりに代表から外されていたことで、訴訟を起こしていた。
まるでセイディの為の延期のように思えてならなかった。
エイドリアンの戦略は、人種差別を争点にすることだったが、実はセイディはトランスジェンダーだった。
判事から、戦略としても人種差別は効果的ではないと指摘を受け、途中で仕切り直しをする。
応援にリズを読んで、エイドリアンはセイディが男性時には代表入りなんて遠い結果しか出せていないのに、性転換して代表入りできた。そもそも性転換を利用しているのではないか? と主張する。
だがオフィスの社員たちからは猛抗議を受けていた。
「トランス差別は許さない。このオフィスはマイノリティへの攻撃を最も知ってるはずでは? トランスと女性を戦わせてる。トランスも黒人女性も暴力の的」
結局、判事は二人が良い選手だと認めた上で、つらい決断だとセイディの代表入りを認めた。
メラニーは敗訴となってしまったが、ジェイがもう一人、代表の中にテストステロン値が高い選手がいるのを見つける。
メラニーに確認の上、今度はパイパー・ヴェガという選手に資格がないのでは? と主張した。
パイパーは完全型アンドロゲン不応症だった。
数値は男性でも実際の作用はなく、生物学上は女性だが、男性の染色体を持っている。臨床学上はインターセックス。
そして本人にその自覚はなかった。
判事は再び「こんな役目は誰もやりたくない」と愚痴りながら、ヴェガには規則上、参加資格がないと裁定し、メラニーが代表入りとなった。
MEMO618
ダイアンとジュリアスはMEMO618についてお互いの情報交換をした。
ジュリアスが「訪問者」から受け取っていたカードには電話番号が載っている。
ジュリアスは、聖書の「公正を行うことは正しき者には喜び、悪事を働く者には滅び」に従ってコンタクトを取った。
カフェに来た訪問者は、ジュリアスが携帯電話で録音していないかを確かめてから話をした。
あくまで自分は、命令や支配を好む人々の代理だといい、正体は明かさなかった。
「出世して上訴裁の椅子に座りたいなら反抗期を終わらせろ」
とジュリアスにMEMOに従うよう念を押した。
そこへ訪問者を挟んで座るように、ダイアンも参加した。
「ああ、問題児2人か。映画のマネをすると怪我するぞ」
訪問者は多くを語らず、また会おう、と言って去った。
……が、外ではマリッサとジェイが待機していて訪問者の運転する車を追った。
ナンバーはなし。捕まらない自信があるせいか飛ばしていた。
すると途中から別の車に尾行されていることに気づく。
挟み撃ちされるのかと思っていると、訪問者の車を見逃してしまい、後ろの車を運転していた女性からは文句を言われた。
「邪魔すんな! 奴に逃げられた!!」
マリッサとジェイはすぐに去って行く車の動画を撮り、女性がリンダ・シャックだと突き止める。
リンダ・シャック
ダイアンがリンダの自宅を訪ねるとリンダはダイアンを知っていた。リンダは法廷の速記者だったのだ。
部屋に入るとネットは信用できない、紙しかダメ、とケイレブと同じことを言い、家中が裁判資料だらけだった。
「誰かが訴訟を葬っている」
リンダもMEMO618に気づき調査していたのだった。
リンダ曰く、黒幕は司法省の法律顧問局(OLC)。
MEMO618とは大統領や司法省が法律を必要としたのに、その法がない場合、当座の命令で望みを叶えている、という。
「いずれ正式な法は必要だが、とりあえずMEMO618がある、ってね」
第7話につづく
かんそう
あと1話で終わり!? 確かにMEMOについては急に見えてきましたが、それ以外にもエイドリアンの出馬?とか裁判とか面白すぎますね。
エイドリアンに白羽の矢が立った時には思わず吹き出しました。
立候補編見たい!!
デビッド・リーの立ち回りも好きーって思えました。なんかヒールなんだけど憎めないっていうキャラ大好き。ルッカ、羨ましいわ……。
今回特に面白かったのはメラニーの裁判でした。なので少し詳しく?書いたつもりですが実際はドラマを見てもらわないと伝えるのは難しいな、と思いました。
人種差別からトランス問題で、最終的にはなんとも言えない後味の悪さもあって。
こういうある意味完全な悪のいない裁判って、どういう結果になってもよかったね~ってスッキリしませんよね。
だけどエンタテインメントとしては見応えがありました。
それを盛り上げたのにはエイドリアンのふわっとしたキャラ? とか人情判事の魅力が大きかったと思います。
MEMO618の理不尽さにイライラしていたところに、公平で人間味溢れる判事の魅力でだいぶ癒されました。
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