あらすじ
Virginia Sherwood/NBC | 2019 NBCUniversal Media, LLC
反ユダヤ政治家レイプ事件
イスラエル批判で怒りを買っているナーラ・ナサールという市議会議員が、シナゴーグ(ユダヤ教の会堂)でレイプされて倒れているのを発見された。
その前に、シナゴーグから少年2人が逃げていくのが目撃されていたが、ナーラは犯人の顔を見ていなかった。
その前に、シナゴーグから少年2人が逃げていくのが目撃されていたが、ナーラは犯人の顔を見ていなかった。
ナーラのヒジャブが取られていた事から、増悪犯罪の可能性もあるとマスコミが騒いだ。
ナーラがシナゴーグにいた理由は、シオニスト(ユダヤ人の近代的運動家)に呼び出されたから。
1人でトーラーを見ていたら、突然後頭部を殴られ襲われた。
待ち合わせした相手は、ホロコースト展示室のスタッフでナーラに言葉の暴力だと伝えたかったと説明した。
だが、ナーラは待ち合わせには来ず、会わないで帰っていた。
逃げた少年たち
逃げた2人の少年の身元が判明した。ユダヤ人のアリ・カプランとマイクだった。だが2人は犯行を否定。
倒れているのは見たが、通報すれば疑われると逃げていたのだった。
ナーラに2人の顔写真を見せると、事件のあった日の昼間に事務所の前で抗議をしていた学生のだと覚えていた。
「1人はヒジャブをつかみ、ツバを吐きかけた。彼らはイスラム恐怖症よ」
きっとレイプしたのも2人だとナーラは思った。
メトロバズ
メトロバズの動画チャンネルにナーラと少年2人が揉めている動画が投稿された。ユダヤ人少年逮捕というデマ・ニュースと同時に。
メトロバズの担当者に確認すると、情報元は秘密だと言った。
デマであることについては、まったく気にしていなかった。
「いろんな真実がある(Truth is out there)」
何故ナーラがヒジャブを取られるシーンを撮影できたのか? については、たまたまラッキーだったとごまかした。
だが、騒ぎの怒る1時間程前の3時半にナーラの事務所が、メトロバズに電話を掛けた履歴が発見された。
メトロバズと事務所は20分程の距離にある。
動画の騒ぎはねつ造の可能性が出てきた。
という事はレイプも……?
ナーラはレイプ事件で注目を受け、発言の機会を増やしていた。
ねつ造
ナーラを追求すると、どちらのねつ造も否定した。だが、通話記録の提出も拒んだ。
判事の許可を得てすべてのデータを入手した。
するとナーラが揉めている動画の編集前を見る事が出来た。
それにはナーラが自分からデモの中に向かって行く姿が映っていた。
そしてナーラは自分からアリ達を怒らせるよう、露骨に挑発していた。
動画はナーラが被害者に見えるよう、都合が良いように編集されていたのだった。
ミャオミックス
ナーラの通話記録から、事件前夜に市内の番号にかけていた事が分かった。もしもレイプがねつ造なら、共犯者の可能性がある。
ミャオミックスという店で、電話の名義はトレイシー・ラーソン。
フィンとカリシで聞き込みに行くと、そこはレズビアン・バーだった。
トレイシーは不在だったが、カウンターでオーダーするナーラに遭遇した。
ナーラは2人に口外しないで、と2人に頼んだ。
「議員のキャリアが終わる」
ナーラはトレイシーと付き合った事がきっかけで、性的指向に気づいていた。
両親にバレる事を恐れ、性的指向と事件は関係ない、と言って去って行った。
両親
ナーラの両親にも話を聞いた。40年前シリアから渡米していた。ナーラはアメリカで生まれていた。
ナーラは最初から信仰していたわけではなく、ビジャブを着け始めたのは、マスードと出会ってからだと言った。
マスードは、離婚して2年のナーラの元夫だった。
マスード
ロリンズとカリシが、勤務先の花屋にいるマスードの話を聞いた。マスードは、事件当時は店にいたと言い、ナーラの事を心配した。
ナーラとの離婚の原因は性的指向が変わった事だと隠さなかった。
「俺は今も愛しているが、彼女の為に別れた」
ところがカリシはすぐに嘘をついていると分かった。
マスードがメトロバズの動画に野次馬として映っているのを覚えていた。
ナーラにも夫の事を確認したが、ナーラ本人は連絡もないと言った。
だが、秘書のアイーダが実は3回も事務所に来ていたと打ち明けた。
「お引き取り願いました」
黙っていたのはナーラを動揺させたくなかったから。
「警察を呼ぶと言ったら来なくなったけど、先週も事務所前にいました」
シナゴーグ周辺でもマスードの目撃証言があった。
マスードはナーラをストーキングしていた可能性がある。
という事はミャオミックスにも現れたかも、と確認するとナーラは思い出した。
1ヶ月前に、男が来て店内の様子に気づき、唾を吐いて出て行ったとトレイシーが言っていた事を。
ミャオミックスの前には防犯カメラが設置されている。
マスードを容疑者として逮捕した。
裁判
ナーラは裁判で、レズビアンだと公表せざるを得なくなった。正義の為に、人々の信頼を失う事に不安を覚えるが、オリビアが励ました。
相手からは、これまでの曖昧な証言やレズビアンであることを隠していた事などから嘘が多いと責められた。
「騒動のすべてがねつ造では? 同情を誘い、政治的知名度を高める為の」
「打ち明けるのが怖かったんです。
家族の愛情やキャリアを失う覚悟で来ました。もう恐れていません」
マスードは、最初は冷静に対処していたものの、ピーターの攻めにひっかかり、本性を表していた。
「シャリアの法を犯したんだから殺すべきだった。殺さずにレイプしたのは俺の妻だからだ!」
陪審員達の出した評決は、第2級レイプ罪で有罪。
判決にはほっとしたもののナーラは両親の反応が怖かった。
だが、両親はありのままのナーラを受け入れた。
廊下でハグをしていると、恥さらしめ! という怒鳴り声を共にナーラに何かが投げられた。
ナーラは額から血を流していた。
ロブ・ミラー
元弁護士のロブ・ミラーが保釈された。
オリビアの自宅に、弁護士から召喚状が届き、まだ脅しは続いているようだった。
運転中に警官を使って脅された事についても、野放しのままだった。
オリビアから相談を受けたドッズがこの件は任せろと、引き受けた。
すると、突然ロブ・ミラーがオリビアの席までやってきた。
何も知らないノアに、オリビアの友人だと自己紹介をし握手をした。
今回も日本にいてはなかなか馴染みのない、他国の宗教、文化的背景がベースになっているので、なかなか理解するのが難しい事件でした。
馴染みのない言葉は調べてみたりもしました。
そんな中で気づいたのですが、2019年5月頃にシャリア刑法というのが導入されていたんですね。
同性間性交、不倫で死刑という。
不倫を罰するのはさておき、死刑って……。
それがつい最近……。
かなりビックリしてしまったのですが、今回のテーマはこの話題がベースになっていたのかもしれません。
【最終回】LAW & ORDER:性犯罪特捜班/SVU シーズン20 24話「ゲームセット/End Game」【シーズン・ファイナル】へつづく
馴染みのない言葉は調べてみたりもしました。
そんな中で気づいたのですが、2019年5月頃にシャリア刑法というのが導入されていたんですね。
同性間性交、不倫で死刑という。
不倫を罰するのはさておき、死刑って……。
それがつい最近……。
かなりビックリしてしまったのですが、今回のテーマはこの話題がベースになっていたのかもしれません。
【最終回】LAW & ORDER:性犯罪特捜班/SVU シーズン20 24話「ゲームセット/End Game」【シーズン・ファイナル】へつづく
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