あらすじ
2019年4月8日~FOXジャパンで放送!(全10話)
・シーズン8登場人物
シーズン8 9話「破滅の創造者/Apocalypse: Fire and Reign」へ
(アメリカ放送2017年9月~)
・シーズン8登場人物
シーズン8 9話「破滅の創造者/Apocalypse: Fire and Reign」へ
魔女団の作戦
マートルは、魔力を使ってマットとジェフの会社へ潜入し、マットとジェフを殺した。
その前に、シェルターの第3基地にココの家族4人分を割り込ませて。
コーデリア達が立てた作戦は、マロリーの成長を待つ事だった。
そして、ココにはその家柄を利用して、シェルターに入り込むという大事な役割があった。
この2人だけは終末を迎えても生き続けてもらう。
その為には、マイケルに存在を気づかれないよう、2人は完全に魔女の気配を消す必要があった。
だからコーデリアは、2人に自己認識の呪文を掛けて、記憶を封印し別人格を与えていたのだった。
2人は魔女団とは別れ、我儘お嬢様になったココはマロリーをアシスタントにして、ギャラントの美容院へ通うようになり、そこで恋人のブロックとも出会っていた。
ダイナ
マディソンは街でダイナの番宣広告を見かけ、ダイナが悪魔に魂を売った事に気づいた。
そういえばマートルは、ロボット会社に侵入した時に、第3基地のリストにダイナの名前を見つけていた。
その謎も解けた。
マディソンはダイナを魔女の裏切り者として焼こう、と提案したがコーデリアには別の計画があった。
終末後
そして終末を迎えた。
コーデリア、マートル、マディソンの3人も被害を受けていたが、癒し効果のある沼に潜っていた為、1、2年を経て復活していた。
そこからは計画通り、第3基地を目指し、マロリー達の記憶の封印を解いた。
対決
コーデリア達とマイケルが対峙する時が来た。
マイケルは意外にも、魔女を根絶やしにするのは簡単だけど召使になるなら使ってやる、と言い出した。
コーデリア達は拒否をしたが、マロリーとココと共に生き返らせてもらっていたダイナは簡単に恩を仇で返した。
「勝者の側につくわ」
だがコーデリア達には何の驚きもなく、むしろすぐにダイナを驚かせた。
冥界から前ブードゥーの女王、ラヴォーを連れ戻していたのだった。
コーデリアがパパ・レグバと、ラヴォーとダイナを入れ替える取り引きをしたから。
ダイナはラヴォーに殺され、女王は入れ替わった。
もう話し合いでは解決しない。
ミリアムが腕のマシンガンで攻撃に出ようとすると、コーデリアの呪文でミリアムは木っ端みじんに吹っ飛んだ。
マイケルもその衝動でふっ飛ばされるが、側に落ちたミリアムの頭を見て涙した。
マディソンは、バラバラになったミリアムのマシンガンだけを拾いマイケルにぶっ放す。
マイケルは血まみれになって座り込んだが、完全には死なない。
その隙にむしったマイケルの髪の毛をマロリーに渡し、過去へ行ってまだ若いマイケルを殺し、終末のない未来に変えさせなければならない。
だが術を使う場所に移動しようとした時、ブロックが現れマロリーの腹をナイフで刺した。
怒ったマートルはその場でブロックを焼き払った。
術を使う場所へ移動したものの、瀕死状態になったマロリーにはやはり魔力が足りないようだった。
もうマイケルは復活し、見張りだったマディソンやラヴォー、ココを倒してコーデリア達を捜している。
マートルが作戦の失敗を認めると、コーデリアはマートルに「愛してる」と告げて立ち上がった。
そして廊下でマイケルに見つかる。
コーデリアは慌てる事なく、マイケルの目の前で自らナイフで自殺した。
その瞬間、マロリーにコーデリアの魔力が注がれた。
2015年
マロリーは2015年に戻っていた。
ちょうどマイケルは、祖母のコンスタンスが呼んだ司祭を殺したのを見つかった所だった。
コンスタンスは殺人を繰り返すマイケルに、もう面倒を見切れない、と家から追い出した。
マイケルは最初は泣いて謝ったが、最後にはコンスタンスの首を絞めていた。
でも殺す事は出来ず、とぼとぼと家から出て行った。
そこへマロリーが運転する車が突っ込んだ。
マロリーは倒れるマイケルを用心深く往復して轢いた。
途中、音に気づいて飛び出して来たコンスタンスとも目が合ったが、マロリーは止めなかった。
マロリーの車が去ると、コンスタンスはマイケルに駆け寄った。
マイケルは、一緒に居たいから家に連れて行って欲しいと頼んだが、コンスタンスは地獄へ行って、とその場に置き去りにした。
魔女団
2015年に、マロリーは魔女団のアカデミーの面接を受けていた。
マロリーの魔術を見てコーデリアはすぐに歓迎した。
マロリーにとっては、すでにコーデリアを知っているが、もちろん今のコーデリア達にマロリーの記憶はない。
それどころか終末で皆が死ぬという事も知らない。
これは新しい2015年だから。
マロリーは時の流れを正しい方へしようとしていた。
ゾーイは、次世代の魔女の指導を続けていた。
クイニーはLA旅行に行こうとしていたが、ダウンタウンのホテルには泊まるな、とアドバイスして止めさせた。
サタンの子を殺した、と地獄でマロリーの評判が上がっていた。
おかげでボスを嫌う地獄の悪魔たちが頼みを聞いてくれて、ミスティを返してくれた。
ミスティを連れてきたのはナンだったが、ナンはパパの側がいいと帰って行った。
でもコーデリアは2人の顔を見て奇跡だと泣いて喜んだ。
ナンは「とりあえずお礼を言えば?」と言ったが、コーデリアには誰にお礼を言っていいのか分からなかった。
いずれ地獄にいるマディソンも救いに行く。
ただし、マートルは終末の為に復活していたので、復活せず存在していなかった。
でもマロリーの思い出として、その存在はしっかりと残っていた。
2020年
マロリーが過去を変え、新しい未来の2020年がやってきた。
町で偶然出会ったカップルがいた。
エミリーとティモシーだった。
2人は終末を迎えずとも、出会う運命のようだった。
そして1年後、エミリーはデヴァンという息子を出産した。
3年後、子供をシッターに預けて出かけて帰ると、シッターは死んでいた。
家の周囲にはカラスが集まり、家の中はクーラーが利かず暑かった。
2人が何が起きたのかと慌てていると、チャイムがなった。
ドアを開けると、マイケルの時と同様に悪魔教会の黒教皇がやってきた。
そこにはミリアムも居た。
「この日を待ってた。力を貸します」
完
かんそう
ほぼ魔女団の新シーズンと言ったほうが手っ取り早いシーズンでしたが、呪いの館や他のシーズンのとの絡みがふんだんにあり、お祭り的なムードもあるシーズンでした。
それだけではなく、同じシーズンの中で1人の役者さんがキャラを複数演じる際に、これまでは比較的時代を分けていたような気がするのですが、今回は同じ時代の中でも複数のキャラを演じるというトリッキーな演出もあったりして、アメホラ劇団ファンには面白く、堪能できたシーズンじゃないかな、と思いました。
少なくとも私はすごく楽しかったです!
今回は個人的には特にマイケルという萌えキャラ登場のお陰で、下手すればこれまでの中で一番面白いような錯覚にも陥っていますw
おそらく、それ程ホラー感とかグロ系の演出がなく、ストーリー重視? だったというのも良かった……といったらアメホラ全否定みたいになっちゃうけどw
そのストーリーも比較的正攻法で、アメホラにしては分かりやすくなっていたと思います。
ただ、これまでのシリーズを見ていないと呪いの館、魔女団、それぞれのありがたみもないと思うので、完全ファン向けのシーズンには変わりないのですが。
ストーリーとしては、まあアメホラとはいえ勝つのは魔女団だよね~と、予想していた通りでマイケルはまだ覚醒前に殺されて終末を回避しました。
でもミリアムの記憶を消して、第3基地にわざわざ配置した理由などは結局分からないままでした。
マイケルと共同体の関係性も、ジェフとマットはすでに死んでいたので、どんな感じだったのかも良く分かりませんし。
ジェフとマットが死んだ後でもロボットのミリアムのメンテナンスが出来たのか? っていうのも、お腹怪我したミリアムが復活してたから出来たんでしょうけどw
またコーデリア達は、結局終末で死んだ事になっていたようですが、魔術師は先に皆殺しにしたのに何故魔女は終末まで生かしておいたのか? とかも気になりました。
ただフォロー的な感じで、マイケルは魔女にはゴキブリのように生きている事を望んでいた、と負け惜しみ? みたいな事を言っていたので、なんだかんだ女性には母親的なものを求めてしまうのかな?
どこかで全滅させるのではなく、関係性を持ちたいと思っていたみたいな。
結局、マイケルは出だしは最強悪魔の子って感じが、知れば知るほど母の愛に飢える子供みたいにヘタレ化しちゃいましたw
年上キラーが魔女団には効果発揮できず、イヤイヤしてたみたいなw
まあ、若いマイケルの最期を見てもちょっと可哀想で、やっぱり憎めないキャラでした。
他、いろいろ細かい所が気にならなくはないですが、最後にそれでも悪魔は育つという事で新たな終末の予感を持たせて終わっていたので、すべて良し! って思えました。
特に最初に選ばれたティモシーとエミリーがちゃんと回収されていたのは、まったく期待していなかったので良かった!
そして何より未来が変わった事で、コンスタンスは自殺せずに済んでいるんですよね。
でもコンスタンスも時が来れば、結局はあの家の亡霊になっているんだろうけどw
最後にまたジェシカ・ラングが見れた事も嬉しい驚きでした。
アメホラは、現在シーズン10までが決定していますので、まだまだ今後のシーズンも楽しみです!!
2 件のコメント:
こんにちは、ジェーン洞さん。
終わっちゃいましたね。仰るとおり、今回は ”黙示録” というより ”魔女団2” なアメホラでしたね。
最後にミスティもマイケル亡き後の世界に戻ってこれ、魔女団は活動も継続するようだし、再び
アメホラに登場するチャンスができたかなっとも思います。
今回は全10話と短かったので、ややストーリーに消化不良な点は否めませんね。
あと3話! そのくらいあれば、もうちょっと各種の物語にオチを付けられたのかも。
最終回では終末を迎えたその瞬間も見られる? と思っていたので、あっさりそこが
飛ばされてしまったのも残念です。
魔女団、ホテル、シーズン1を見ていれば ”より” 楽しめる ”黙示録”!
熱心なアメホラファン向けへのサービスだったのかな?
次はどんなテーマか、発表されていましたっけ?
早くも、次のアメホラを見たくなりました!
White Dragonさん
コメントありがとうございました。
いつもより話数が少なかった事もあって、本当にあっという間でしたよね。
そして内容的にも確かにもう少し~と、足りなさがありましたね~。
ただ「終末」は必ず来る、というか悪魔と魔女団の戦い? は永遠に続くといった事がストーリーの要だったという事で、「今回の終末騒動」そのものの詳細なんて1つのパターンに過ぎない、とも言っているのかなと思えました。
(なのであっさり目になっている)
私は、それはそれで面白く思っています。
今回で想像していた以上に、シリーズ間に繋がりがあると分かり、アメホラというシリーズそのものがより一層好きになりました。
次のシーズンも楽しみです!
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