レジデント 型破りな天才研修医/The Resident シーズン1 8話「家族の形/Family Affair」

2018/10/24

ジェーン洞 レジデント 型破りな天才研修医 レジデント 型破りな天才研修医 シーズン1 医療

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あらすじ

 
Jane Doe Gets Admitted To Chastain | Season 1 Ep. 8 | THE RESIDENT


2018年9月4日(火)~ FOX 日本初放送
(アメリカ放送:2018年1月~) 全14話

7話「駆け落ち/The Elopement」

デヴォンとジゴロ


休日だったデヴォンは、プリヤと両親と一緒に食事をしていた。

デヴォンの父親はタクシー運転手で、プリヤの父親が弁護士である事に劣等感を抱いていた。
会話にもついその感情が表れてしまい、険悪なムードになっていた。

そんな中、コンラッドから人手不足のSOSが届き、いいきっかけだとデヴォンは病院へ向かった。

デヴォンが病院に到着すると、すぐに25歳のジゴロの患者の担当になった。
ガラスに突っ込んで眼球を傷つけていた。

ジゴロの処置をする際中、デヴォンはアーヴィングに食事会の話をしていた。

するとジゴロが口を挟んだ。
「お父さんは婚約者のカーストを気にしてるんだろ?」
特定の民族における社会階層で、職業や身分を規定する。
国際学専攻で特にアジアの研究をしていたジゴロは、カーストについてアーヴィングに説明した。

ジゴロは治療の合間に、デヴォンの話を聞き出していた。
すると実は未だに、お互いの両親を引き合わせていないと話した。
ジゴロも驚いた。
「式の当日に初対面?!」

そこへ両親から連絡が入り、デヴォンは慌てて正面玄関に向かった。
プリヤと別れた両親が、職場を見学したいと訪ねて来たのだった。
だが、デヴォンは歓迎せず、どちらかというと迷惑そうな態度をしていた。

正面玄関のホールでは資金集めのパーティーが行われている。
売店や食堂も閉まり、待っている場所はないと声を荒げてしまった。
父親は、タクシー運転手だから紹介したくないのか? と勘ぐった。
デヴォンはそれは否定し、待合エリアで待つよう言って仕事に戻っていった。

だが両親はそのままパーティー会場に紛れ込んで、偶然コンラッドにも挨拶していた。

デヴォンがジゴロの様子を見に戻ると、ジゴロはジゴロらしく他の女性患者を元気づけていた。
だが急に声がしゃがれて苦しみだした。
どうやらガラスの破片を飲み込んでいたようだった。
すぐに手術をし、事なきを得た。

手術後、ジゴロはデヴォンの様子を見て声をかけた。
「両親がまだいる?」
「バレた?」
ジゴロはアドバイスをした。
「先生もカネとプライドの問題を抱えてる。
彼女の両親に親を見下されるのが嫌なんだ」
デヴォンはカっとなった。
「まあ落ち着け。
俺も移民の子だから分かるよ。
親を恥ずかしいと思う気持ちは」
するとデヴォンは父親を弁護した。
「父の何がわかる?
父は自力で成功した起業家だ。
新しい土地で人生を仕切り直すには、勇気と自信がなきゃできない」
ジゴロは、デヴォンの両親を褒めたたえた。
「先生の親は凄い人達だ」
するとデヴォンは素直に両親を誇りに感じていた。
「そうだ。最高だよ」

デヴォンはジゴロにカウンセリングされていた事を認めた。
「君の話術はなかなかだ。カウンセリングの仕事は?」
「顔が良すぎる。老けたら考える」

デヴォンはすぐに両親の元に飛んで行った。

両親はパーティー会場で、ちょうどハンターと話していた。
デヴォンは、資金提供者だと勘違いしているハンターに両親だ、と紹介した。
父親が気を使って運輸関係の仕事だ、と言うと「タクシー運転手です」とはっきりと言った。
「昼夜なく働いて、僕を医者にした自慢の父です」

ハンターが去ると、デヴォンは両親に謝った。
食事の時の嫌な態度を。
実は、プリヤの両親も来たがっていたが、デヴォンが断っていたのだった。
「親同時が上手くやれるか不安で」
でも今は顔合わせしたいと思っている事を伝えた。
両親は喜んだ。

オカフォーとマイカ


オカフォーは、資金集めのパーティーに出席させられていた。
だが、ホームレス患者が現れた事からドレスのまま院内をうろついていた。

そこへ定期健診に来たマイカがやってきた。
マイカはオカフォーのドレス姿に見惚れたようだった。
ニックはそんなマイカの雰囲気を察知した。

マイカの検診に問題はなかった。
だが、マイカは傷跡が気になると理由をつけてオカフォーを呼んだ。

ニックからマイカの気持ちを伝えられ、オカフォーは断るつもりだった。
ところがマイカが気にしているのは、ドナーが保護観察中の窃盗犯だという事だった。
ネットで細胞記憶を見て、恐ろしくなったという相談だったのだ。

オカフォーは笑った。
「反論の根拠を論文で調べて明日連絡する」
だがマイカは早く知りたいと、今夜のシフト明けを待つと言った。

オカフォーのシフト明け、2人はコーヒーを片手に歩きながら話した。
オカフォーは、わざとドナーの事は心配するべきかも、とマイカを脅かした。
それは、自分を誘い出す口実なだけだと分かっていたから。
オカフォーはマイカへの好意は認めつつも、仕事に集中したいし、患者だから無理だと断った。
それでもマイカは諦めないとアピールした。

ホームレス患者


資金提供者向けのパーティー会場に、ホームレスの20代女性が紛れ込んで来てしまった。
しかもその女性は具合が悪いようで、意味不明なうわ言を言いながら倒れ込んでしまった。

すぐに検査を始めるが、CTや薬物検査での異常は見つからなかった。
精神疾患の疑いもあったが、とにかく入院が必要だとコンラッドとニックは思った。
だが、特に異常のないホームレスと分かれば、病院はすぐに追い出すに決まっている。
コンラッドは「胸の痛み」をでっちあげて入院させる事にした。

するとニックがホームレスの背中から電極を見つけた。
そもそもどこかで治療を受けていて、逃げて来たのか放り出されていたようだった。
ニックはその電極に見覚えがあった。

資金提供者と病院ツアーをしていたベルとハンターが通り掛かると、ホームレスを見て早く帰らせろ、と文句を言って来た。
ニックは電極を見せて、アトランタ総合病院のものだと説明した。

するとベルは、それなら自分が文句を言ってやる、と病院への連絡を引き受けた。
「治療を放棄したとマスコミにタレ込んでやる、そういえばすぐに迎えに来るさ」

コンラッドとニックは引き取りが来る前に、急いで詳しい病状を突き止める事にした。

突然患者が血を吐いてしまった。
左肺の出血だった。

気管支の損傷は処置をしたが、原因はいろいろ考えられた。

その時、オカフォーが患者の持っていたバッグに目を付けた。
グザビエ・メリノという高級ブランド品で、ホームレスが持つには不自然だったので、拾ったか盗んだのだろうと言った。
そのバッグは1点物なら名入れサービスがある、とオカフォーがバッグを調べるとサラ・レーヴェンスクロフトと縫い込まれていた。

コンラッドがすぐに検索をすると、サラはホームレス自身だと判明した。

ホームレスは、サバンナの慈善家で富豪の娘だった。
画家として個展を開いてもいた。
ネットには両親に祝福され、個展でスピーチする動画もあった。

だがニックが、母親に連絡をすると娘は妄想型統合失調症だと決めつけ、投薬依頼だけをして電話を切られてしまった。

コンラッドは、すぐにベルにサラの報告をした。
ベルは苗字を聞いてすぐに大富豪の娘だと気づくと、目の色を変えた。
しかしそれがあのホームレスだと分かると、VIP棟には移動しないでいいと驚いた。

そしてベルは自分が手配していたアトランタ病院からの迎えを追い返していた。
富豪の娘なら治療費がしっかり回収できるから。
しかも、自分達はホームレスの患者でも追い出さないと、ここぞとばかりにアピールし、通報しなかった事を恩に着せた。


ところが今度は両親が医者と共に、サラの引き取りに来た。
コンラッドとニックは、単なる精神疾患とは思えないからもう少し時間が欲しいとベルに直訴した。
「もし本当の原因が分かれば金銭的な見返りが得られるかも」
コンラッドはベルに効果的な言葉を言った。

ベルが両親を足止めしている間、コンラッドとニックは原因の特定を急いだ。

ニックは、サラに自分の絵を見せた。
すると急に容態が悪くなり、血尿を出してしまった。
「見当識障害、耳の感染症」
「肺病変、血尿」
2人には思い当たる病名が浮かんでいた。
すぐに皮膚症状を確認する。
コンラッドが頭皮のただれを見つけた。

すぐにラボに連絡をして、血液検査をした。
その結果、サラはヴェゲナー肉芽腫瘍だと判明した。
臓器の欠陥が侵される病気、脳の血管が侵されれば精神障害にもなる。

ニックは思わず微笑んでいた。
「統合失調症と違い、これは完治が見込める」

すぐに両親達に報告した。
母親はやっと認めると、思い込みで精神障害として扱っていた事を悔いた。
「あのまま連れて帰っていたら、死んでいたかも」

翌朝、サラは目覚めた。
薬が効いて正気を取り戻していた。
だが、両親の顔を見ると嬉しいと同時に、また精神病院に入れられると暴れた。
もう、そんな心配はない。
コンラッドとニックも加わって、サラに病気の説明をした。
この病気は薬で治る。

両親も過ちを認め、サラに謝罪した。
やっと親子が抱き合った。

サラはニックに感謝の印に絵を描くと約束した。

そんな感動の場面を見て、請求の話をしに来たベルは遠慮して戻っていった。
「カネが全てではない。数日待つよ」

ニックとコンラッドは、昼前には来るだろう、と予測した。


かんそう


今回は、ハンター戦、期待していましたが資金集めのパーティー大事ですからねw
一時休戦といった感じで、比較的ほのぼのした回でしたw

一番面白かったのはジゴロ患者!
自分も傷だらけなのに、隙あらば別の患者を話術で癒していたり、デヴォンのカウンセリングまでw
こういうキャラ、好きだわ~。

デヴォンは、若さ故の過ちや、悩みながら成長している姿が素直で眩しい~。
最初はなんか頼りない感じもあって、どうだろうって疑問が強かったけど、異常な馴染みの速さもあってw よいキャラになってきているように思います。

ハンターバトルもありませんでしたが、ジュードの三角関係系も一段落したのかなかったので、ニックとコンラッドがひたすら忙しい中、息を合わせていたのが平和で良かった。

特に、意外とベルに好感持ち始めているので、ベルがコンラッド達と上手くやっていると嬉しいわ~。

ベルって、今回も結構せこく小粒感が感じられたけど、そこが愛嬌でもあってw

ハンターは絶対敵だけどね!w

患者さん達は大変だったけど、コンラッド、ニック、ベルなど病院側はいたって平和だったので、安心して見れました。
オカフォーとマイカ、付き合っちゃえよ! お似合いだよ!w

こういう回もいいな!


(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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