あらすじ
Will Hart/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC
2018年1月30日~ スーパー! ドラマTVで日本初放送。
(アメリカ放送:2017年9月27日~)
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イアン
イアン・ガーヴェイはアフガニスタンの麻薬ディーラー、ザラク・モサデックの部下と密会をしていた。
湾岸管理者のジュワルという協力者を失くし、レディントンに執着し続ける行為を容認できない、と警告を受けた。
それをイアンは「予定通り」だと返答していた。
台帳
レッドは、リズにジュワルの台帳を渡した。
証人の存在よりもこの台帳で、イアンの力を失わせる事が出来る。
イアンの裏稼業は麻薬。
その供給者であるモサデックを押さえれば奴の優位に立てて、君の復讐も果たせる、とレッドは言った。
ただし秘密の回収後に。
モサデック
Virginia Sherwood/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC.
リズはFBIに戻ってモサデックの捜索を報告した。
モサデックは、麻薬対策担当の内務副大臣でありながら国内最大の麻薬ディーラー。
現在はパリに向かっているというので、狙うには好都合だった。
モサデックのパリ行きは、誘拐された息子マティーンの身代金をダイヤで払う為だったが、レッドやFBIはまだその事を知らなかった。
モサデックの供給するドラッグの過剰摂取で、約4万人が死んでいる。
クーパーは、モサデックを殺人ほう助に問える上、イアンの逮捕にも繋がるなら一石二鳥だと乗り気になった。
パリ
レッドのプライベート・ジェットにレスラーとサマルも同乗してパリに向かった。
当初、モサデックの警備がレッドの友人ブニヤン・デュフールだと読んでいたのだが、読みが外れていた。
どちらかというと仲の悪いヴィクトル・マンゾンが担当だと知り、レッドはマンゾンを拘束して、警備情報を聞き出した。
Will Hart/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC
レッドが中心になって、モサデックの誘拐作戦を立てた。
厳重な警備に、サマル達は弱音を吐くがレッドが奮起させた。
まずデンベのスーダンの友人が移民に仕事を世話しているので、建物内に入れるバッジを手配してもらった。
中に入ったらレッドの知り合いのジャン=フィリップと合流。
生粋のパリっ子で、サマルにフランス語で甘い言葉を囁き続ける男だった。
ジャンが監視カメラに細工を仕掛け、エレベーターに爆弾を仕掛ける。
脱出に関してはレスラーに任せた。
サマルのツテでモサドの協力も仰ぐ。
レッドは、ホットチョコレートが絶品なテュレンヌ通りのカフェでギリシャの武器商人クリストス・マティアスと会って、エレベーターを吹き飛ばすのに必要な爆薬の手配をした。
モサデックと護衛がエレベータに乗った時に起爆をし、他の者には手出しが出来ない状態で待ち構えるという作戦だったが、いざ実行すると爆薬が不足していたようでエレベーターは途中の3階で停まってしまった。
デンベとレスラーが、慌てて3階のドアをこじ開けて護衛との銃撃戦の末、モサデックを確保した。
取り引き
Will Hart/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC
レッドと対面したモサデックは、レッドを息子の誘拐犯だと勘違いして身代金のダイヤを差し出した。
レッドはモサデックの勘違いを正し、自分の要求はイアン・ガーヴェイの力を奪う為、麻薬の供給を断ってもらう事だと伝えた。
力ずくのつもりだったが、息子の誘拐を知ると取り引き材料にした。
息子を救出するから要求を呑むように、と。
モサデックはレッドの名前を聞くと、イアンから聞いて知っていたと状況を把握した。
息子は自分で取り戻すと、レッドを突っぱねたがレッドが素直に引き下がる訳がなかった。
息子救出作戦
モサデックから身代金要求の動画などを見せてもらい、レスラーとサマルも息子の救出作戦に参加した。
息子を誘拐したのはタリバンだった。
モサデックは仲間からアメリカのスパイだと思われていたのだった。
それが本当なら関係が明るみになるので、尚更アメリカは救出に協力は出来ない。
2人はクーパーに連絡をして上に話しをしてもらうが、案の定思うようにはいかなかった。
もう用済みらしく逮捕は問題ないが、CIAもFBIも現地警察も動かせないと言われてしまう。
しかし、計画通りに救出作戦を実行した。
呼び出された墓地で、モサデックは電話とイヤホンをすぐに取り上げられ、レスラー達との通信を遮断された。
それに2人が慌てていると、その少しの隙に姿まで消してしまった。
現場にはいないレッドに電話で報告し、レスラーは地下に続く霊廟の入り口を発見した。
モサデックは地下墓地に連れ込まれていたのだった。
教会
レスラーとサマルは地下墓地に入り、モサデックと犯人を追った。
レッドは、地下墓地と教会が繋がっている事を知っていたので教会に先回りをした。
地下では、モサデックが息子と対面していた。
だが約束のダイヤを渡しても、更なる要求をつきつけられてしまう。
他にいる5人の情報屋も明かせ、と。
「言わなければ息子が死ぬ」
知っていれば息子の為に吐いたのだろうが、モサデックは本当に知らないようだった。
息子の顔にはビニール袋が被された。
助けられる手立てがないと苦しんでいる時、レスラーとサマルが追い付き、銃撃戦となった。
その頃、教会ではレッドがガス漏れだと人々を避難させていた。
そこへ犯人達が銃を撃ちながら内部に入ってきた。
慌ててレッド達も迎え撃つ。
犯人一味を始末し、残りはモサデックに銃を突きつける女1人になった時、女は死ぬのなら道ずれにする、と息子に銃の向きを変えた。
その瞬間、後ろから来たレスラーが女を撃ち、無事終結した。
レッドはガス漏れは解決したのでご安心を、とアナウンスし、モサデックのダイヤを教会関係者の女性に渡して去って行った。
「これで損害を補てんしてくれ」
約束
モサデックは、レッドのお陰で息子を取り戻すことが出来きた事を、素直に感謝した。
レッドの要求「商売に関しての話し合いの場を設ける事」を、叶えるという約束をした。
イアンは、またモサデックの部下と会っていた。
モサデックが会いたがっている、とメッセージを伝えるとイアンはアフガニスタンに行く事を嫌がった。
ならば彼が会いに来る、と言われると何も言えなかった。
クーパーはモサデックの逮捕を逃したと落ち込むレスラーとサマルに、「逃したのではなくレッドに渡したんだ」と労った。
モサデックはCIAの暗殺にも協力していたらしい。
しかし2人を帰した後、上の人間が来て案の定勝手に動いた事で文句を言われた。
それでもクーパーは、言う事を聞く気がまったくない事を隠そうともしなかった。
リズとアラム
リズはパリには行かずに、アラムとイアンの証拠捜しをしていた。
レッドより先にイアンを押さえる事を狙っていたのだった。まずは、内務調査の資料を盗む為、嫌がるアラムに無理やり当たり屋をさせた。
運転手がアラムに駆け寄っている隙に、リズが内務調査記録の入ったラップトップにUSBを差し込んで1分半でデータのコピーをした。
内務調査の資料は、何も出なかったというだけあって、アラムもがっかりする内容だった。
しかしリズは、それがいいのよ、と探し物が別の所にあると前向きだった。
そして監視記録に気になる点を見つけた。
ピートの店
リズは、イアンが毎週金曜日のランチタイムに通っている「ピートの店」が気になってアラムと張り込みをした。
何故ならその店は職場から80キロも離れた店だったからだ。
どれだけピリ辛チキンが美味しくても、その距離を通うだろうか?
やはり同じ時間にイアンは来た。
従業員の調査もしたが、怪しい前科のある人物はいなかった。
結局イアンは45分以上店に居たが、待ち合わせをしている訳でもなくただ1人でビールを飲んで帰るだけだった。
リズとアラムが疑問に思っていると、帰り際に店の前で1人の女性と親密そうにハグをして挨拶をし始めた。
リリアン・メイ・ロス
その相手は、従業員のリリアン・メイ・ロス35歳だった。
勤続2年、前の住所はバージニア州、未婚子供なし。
イアンとはどういう関係なのだろうか?
リズは閉店間際のピートの店に行き、リリアンに接触した。
Virginia Sherwood/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC.
リリアンを連行したのは、リズの自宅だった。
壁の捜査マップを見せて、イアンを良く知るリリアンに協力を頼んだ。
だが、リリアンにとってのイアンは汚職の素振りは一切なく、良い刑事だという。
実は、リリアンは子供の頃から証人保護プログラムの対象で、イアンが実父から守ってくれているのだった。
その悪党が誰なのか気になってリズは聞いた。
「レイモンド・レディントン」
その名前を聞いた時のリズの反応の大きさに、疑問を感じたリリアンにリズが説明した。
「私も彼の娘なの」
つづく
かんそう
いろんな意味で、ブラックリストらしい展開になってきました。
なんともう1人の「レッドの娘」がw
っていうか、それを聞いた時のリズの反応「私も娘なの」ってw
何か違う気がした。
まず、「本当かどうか」疑っちゃうけど!!
しかもリズの正体簡単に明かしていいの?
なんかリズ関連になるとツッコミ所が一気に増えるのが、ブラックリストらしいわ~。
シーズン5になってリズでイライラする事が減っていたから、懐かしい感覚を思い出しましたw
アラムに無理やり当たり屋させたのも、すんごいイラっとしました。
しかも、アラムが本当に事故ったらどうするの? って聞いても「謝るから~」みたいな。
全然笑えないわ~。
そもそも欲しいものがその車にあるかどうかも未確定だったんですよ。
まあ、シナリオだからしょうがないし、あるんだろうけど。(実際あったけど)
リズって制作に恨みでも持たれてるの?w
なんでリズ周辺は急にへっぽこになるの??w
今回のレッドは、隙なくレッドらしくこれまた別の意味でのブラックリストらしく面白かったです。
舞台がパリと言う事でいつもの、話好きなレッドのキャラも立っていました。
でも状況が緊迫していたので、長話しはなかったけどそれもまたリアルな感じで良かった。
会話だけでありましたが、ルーブルのサモトラケのニケを見るレッド見たかったな~w
レッドには教会での銃撃戦も、パリのカフェでホットチョコレートを飲みながら、爆薬の取り引きもどっちもハマりますね。
特に教会にダイヤを置いていったのは、レッドらしい太っ腹さ!
いつの間にか、すっかり新帝国が出来上がっているんだな~とも思えました。
今回は間違いなくレッドの大活躍で事件が解決してました。
モサデックはCIAにとっての敵で、自国でも裏切り者になっちゃったから、せっかくレッドとのホットライン出来たのにあんまり長息は出来なそうでw 残念。
イアンは、モサデックをレッドに押さえられ、リズにはリリアンを押さえられ、大分ピンチになってきましたよ。
でもリリアンの役目は何なんでしょう。
まずレッドの娘というのは本当なのか?
だとしたら何故イアンが守っているのか?
そんなイアンが執着する骨とレッドの秘密は、リリアンにも関係している……と考えるのが妥当な気がしますが。
まさかまた「レッドの娘」が出てくるとは~。
今はまだ出たばかりで、どう転ぶのかまったくわかりませんが、いろんな意味で先が気になる~~!!
今回あらすじからは省いちゃいましたが、アラムとサマルの指輪騒動は、周囲の雑音がサマルの耳に入ったせいで、サマルが指輪を返すという結末になってしまいました。
サマルにとってはプロポーズはちゃんと求婚があってこそ。
指輪は嬉しかったけど、いろいろ問題が出たから解決できるまでは受け取れない。
って感じで。
あーあ。
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