あらすじ
クインとキャリー
“向かいの男”をライフルで見据えながらクインが話す。
セクーの配送車はすり替えられ、本物は隣の家のガレージにあると言う。
キャリーは訟務長官に電話をすれば全員逮捕できるから、クインが“向かいの男”を殺す必要はないと説得する。
しかし「男は俺のものだ」と言って譲らない。
クインがあの男に拘る理由を知らないキャリーは「でも殺人よ?」と聞くと、クインは「それが何だ?」と答えた。
その態度を見てキャリーは、今までクインのためにしてあげたことを声を荒げて話す。
するとクインは「義務感からだ」「俺をこんな体にした」とアダールから聞いた話をした。
ベルリンで昏睡状態のクインから情報を聞き出そうとして目覚めさせようとした、と。
「君はいつも任務だけ」
「君は俺を”サル”にした」
そう言うとキャリーの言うことは聞かずに狂ったようにサルの真似をして倒れこんだ。
翌朝、男たちが出かける様子を見てクインも追おうとするがキャリーに止められる。
キャリーは玄関ドアの前に立ちはだかり「ベルリンでのことは否定しない、話すべきだった」と言う。
「でも任務だけじゃない」と必死に訴えるキャリー。
クインは少しの間黙って、その後「行かせてくれ」と言った。
キャリーはドアの前から動いてクインが出て行く様子を泣きながら見ていた。
キーン次期大統領がオキーフの番組に出演
キーン次期大統領が会見を開いているホテルの前では、キーン次期大統領の就任に反対するデモが行われていた。
キーン次期大統領は会見で、公開された息子の映像は自分を失脚させるために捏造されたものだと言う。
そしてそれを作った人物を本物の臆病者だと言い、名乗り出るように話した。
(写真/SHOWTIME)
会見中、ソールがキーン次期大統領を訪ねてきた。
ソールにより、アダールとオキーフが繋がっていることや、”政策協調室”と言われる場所でオキーフたちが活動していることが明らかになる。
キーン次期大統領の会見を見て、映像を作ったと名乗り出たオキーフからテレビ出演の依頼があった。
ソールの助言を聞き、キーン次期大統領は出演依頼に応えることにする。
テレビ局にキーン次期大統領が訪れオキーフと対談する。
キーン次期大統領はそこでも映像は真実ではない、映像に寄せられたコメントはボットによるものだと話した。
しかしオキーフは真実だと言い、その場にいたという兵士を電話出演させ、元兵士はアンドリュー・キーンは臆病者だったと話した。
クインの投稿
携帯で隠し撮りしたことがバレて拘束されているマックス。
マックスは食事を運んできた男に「殺される」と言って助けを求めるが、男は「ミルクを飲め」と言って出て行ってしまう。
マックスがミルクの下を確認するとカードキーがあり、マックスはそれを使って部屋から脱出した。
マックスが会社から外に出ると、停車していた黒いバンから男が数名降りてきた。
男たちに拉致されたマックスは、車に乗せられそのままどこかへ連れ去られてしまう。
そして連れていかれた先にはアダールが待っていた。
アダールはクインが何かに巻き込まれていることを心配して、マックスに調べるように言う。
マックスはデータのバックアップがあるという場所にアクセスし、クインを装った何者かが、キーン次期大統領について何度も投稿しているのを見つけた。
(写真/SHOWTIME)
ついに"向かいの男"が……
鍵の隠し場所とセキュリティー解除の暗証番号を、クインはメモに残していた。
キャリーはメモに書かれた場所から鍵を取り出し、男たちの家に侵入する。
セキュリティーの暗証番号を入力しようとするが、システムはオフになっていた。
用心深く家を見て回るが人の気配はない。
ガレージにはクインが言ったようにメディナ・メドレーのバンが置いてあった。
キャリーがバンの中を調べると、サンバイザーからセクーが家族と写った写真を見つける。
家の中に戻りホワイトボードを調べようとすると“向かいの男”が突然キャリーの背後から現れ、キャリーの首を絞めた。
抵抗して逃げようとするキャリー、男もキャリーの足を掴んで離さない。
その時、玄関のドアが開きクインが入ってきて男の足を撃った。
倒れこんだ男にクインがまたがり銃で男を殴る、何度も何度も。
男はやがて動かなくなったが、それでもクインは殴り続け、キャリーは目を背けた。
キャリーは訟務長官に連絡し、男を殺したクインの免責を頼む。
FBIと訟務長官を待つ間、クインはアストリッドがあの男に殺されたことを話し始めた。
自分がアストリッドの銃から弾を抜いたせいで死んだ、自分が殺したと言うクインに、キャリーはそうではないと言い聞かせた。
(写真/SHOWTIME)
FBIと訟務長官が到着して、バンを確認、クインは免責を認められるという。
キャリーがクインに話に行くとクインがホワイトボードを見ていた。
うっすらと残ったBにもRにも読み取れるアルファベット。
それは暗号で男たちが向かった先を示していると言う。
「Rならどこ?」キャリーが聞く。
「ロメオで東海岸、ここだ」とクイン。
キャリーはそれを聞いてすぐに訟務長官を探すが見当たらない。
家の外に出てキーン次期大統領の首席補佐官であるロブに電話をかける。
しかしロブもデモの対応に追われていて、会話が中断してしまう。
横ではFBIがガレージの扉を開けようとしていて、キャリーはそれを見て察し、大声で叫んだ。
「やめて!」
と同時にガレージが爆発。
キャリーも爆風で吹き飛ばされたが無事だった。
キャリーがクインの名を呼び、家の中からクインが出てきた。
キャリーはクインに駆け寄り無事を喜んだが、辺りには爆発で吹き飛んだFBIが何人も倒れていた。
かんそう
びっくりしたよ~。
クインが家の外に出た様子がなかったから死んじゃったかと思った~。
無事でよかった。
とは言え、キャリーを責める様子とか見てるとやっぱり前のクインとは違ってしまって悲しい。
そしてダールも知らないところで何か動いていますね。
ダールも駒の一つに過ぎない、といったところでしょうか。
クインが投稿したと見せかけたキーンについての投稿、あれ悪意ある感じでしたもんね、誰が一体何のために?
気が付けばシーズン6も残りあと1話!
まだまだ色々な謎が残ってますが、どこまで明らかになるのでしょうか。
早く見たいよ~。
(イラスト:SiMoom、文:ぼぼち)
0 件のコメント:
コメントを投稿