あらすじ
2024年8月16日~日本初放送(全22話)
発砲事件
アトウォーターの持つビルに住むようになった父親ルー。
管理人として配管修理に行くというアトウォーターにルーは、刑務所で一通り習っているから手を貸す、と声をかけるがアトウォーターは自分でやる、と断っていた。
老婦人が住む部屋で修理をしていると銃声が響いた。
ビル内を調べると地下からルーがアトウォーターを呼ぶ。
撃たれていたのは住民のマリク(11歳)で、ルーが見つけて止血していた。
マリクを搬送すると特捜班がやってきて捜査を行う。
ビルにはまだ準備中で防犯カメラはなかった。
だが老婦人が銃声の後、ビルを出て行く子供の姿を窓から見ていた。
「よく見かける子よ。赤い上着で、黒い鞄を持ってた。あなたのお父さんが仲良くしてる子」
ルーに尋ねるとその少年はオスカーだとわかる。
オスカー
オスカーの自宅を訪ねると、オスカーは自室の窓から逃走した。
部屋を調べると、血のついたバッグに大量のドラッグが入っていた。
それを見た姉はショックを受ける。
「オスカーには無関係よ! あの子は真面目な子なんです」
すると署にルーがやってきて、同様にオスカーを庇った。
「あの子はマリクの親友でいい子なんだ。逃走? 子供だぞ? 怯えて隠れてるだけだ」
そしてルーは心当たりがある、とたまり場に案内した。
ルーは子供たちをギャングの勧誘から守るため、たまに下校につきそっていた。
すぐにオスカーを発見する。
だがバージェスとアトウォーターが声をかけると、オスカーは持っていた銃を取り出した。
仕方なく子供に銃を向ける2人に、ルーが割って入りオスカーを説得する。
「そんな子じゃないだろ」
ルーのおかげでオスカーは銃を手離し、素直に連行された。
聴取もルーがつきそった。
だがオスカーは誰かを庇っているのか、銃もドラッグも自分のものとしか言わなかった。
マリクを撃ったのはわざとじゃない。
「事故だった。ふざけてたら弾が出たんだ」
その頃、マリクは病院で息を引き取っていた。
ルー
状況を整理するボイトの会話を耳にしたルーは、あんな子供を犯人に仕立てるのか、とキレた。
アトウォーターはむやみにキレると捕まる、と言ってルーを署から追い返し、かかわらないよう念を押す。
「助かったよ。でも帰れ」
ボイトはオスカーのものではない、という証拠を急いで探せ、と指示を出す。
「せめて少年1人だけでも救おう」
オスカーを調べると真面目で不良との関わりもないことがわかった。
ところがSNSの裏垢を持っていて、そこで誰かと連絡を取っていたことを突き止める。
数回待ち合わせしていたが、中でも売人が利用しているだろう単身者の宿泊施設を調べた。
すると廊下で刑事を見て一人の男が逃げて行った。ルゼックが追うがもみ合いで負けて逃げられる。
ルゼックは自尊心を傷つけられた。
改めて部屋を調べると、カルロス・サパタロ宛ての郵便物を見つける。
サパタロを調べると、オスカーの父親だった。
出生証明書には記載がないが、母親が認めた。
サパタロは組織に属さない一匹狼の売人で、刑務所の常連。
オスカーはこれまで人生にほとんど関わっていない父親を庇っている。
サパタロ
携帯からサパタロがバーにいるのを見つける。
警官への暴力という名目でサパタロを連行しようと駆け付けるが、アトウォーターはバーの前にルーの車が止まっているのに気づき計画を止める。
「ボズ、親父の車がバーに」
バーの窓から確認するとルーはサパタロと一緒だった。知り合いの可能性はなく、州が違うから囚人仲間とも思えない。
作戦の前にアトウォーターはルーに連絡を入れて、バーから去る様に言うがルーはきかなかった。
仕方なくバーに入ると、ルーがアトウォーターに気づいたことでサパタロが警戒をし、ルーにナイフを向けて人質にとる。
ルーは傷を受けながらも自力で脱出。
その隙にサパタロを捕り押さえた。
搬送前にアトウォーターはルーに確認をする。
「何をしてたんだ?」
「警察が役に立たないからオスカーのために動いた」
ルーはサパタロからドラッグを買い、オスカーのバッグのドラッグとサパタロを結び付けるつもりだった。
「ほかに奴のものだと証明する方法はあるか?」
父親
サパタロに自白させるつもりが、サパタロはオスカーがどうなろうとも気にしなかった。
時間切れを待つだけのような空気になった時、アトウォーターが言った。
「ボス、真実を知る人物はいます」
アトウォーターはサパタロの聴取の動画をオスカーに見せた。
「傷つけるつもりはないが少年院に行かせたくない。君を救いたいんだ」
オスカーが一生懸命かばう父親は、動画の中で息子が刑務所に行こうとどうでもいい、と言っている。
オスカーは涙を浮かべて本当のことを話すから止めて、と言った。
そして付け加える。
「面会に行けば会えるかな?」
アトウォーターはオスカーの肩を抱いた。
帰宅したアトウォーターはルーに報告した。
そしてルーの作戦が名案だったと伝える。
「疑って悪かった」
ルーは近所の子供たちにアトウォーターを重ねていたという。
「失った時間だ。だから助けている」
今度こそ正しい選択をしたい。
アトウォーターは納得すると自分のことも信じて欲しいと言う。
「真実を明らかにするのが警察だ。俺の仕事」
ルーは失われた時間、に知らないことだらけになっていることを認める。
「お前のいいところは俺譲りじゃない」
アトウォーターはラジエーターの修理は無理だ、とルーに助けを求めた。
かんそう
トレスは、陪審裁判でお休みw
これはもう完全に予算削減?の影響でしょうね。ほぼ隔週お休み?
毎回その理由を告げるところが削減アピしてるようにも思えてきました。
新人という立場から削減対象になるのはわかるんですけど、それだけの理由だったら今となってはトレスの存在感が大きくて正しい選択なのかなーって個人的には疑問ですw
とはいえ、じゃあトレスのほかに誰を? ってなると誰も欠かせない感じもするのがPD。
ちなみに予算削減の結果は、ご本人の意向も反映されている可能性もあるので必ずしも制作側都合ではない場合もあるようです。
(基本のギャラは減らさないから出演回数を減らす等)
トレスの場合は新人キャストだったので、交渉以前の制作判断かなーとは思いますが。
アトウォーター回はほぼハズレなしと言えると思うんですけど、ルーがまたいい味だしてまして、今回も良かったです!
ただ再会して許す……なんて都合のよい話ではなく、ちゃんとなんでわだかまりを溶かしていったのか、が丁寧に描かれていて、今回の件でぐっと距離が縮まって良かった~ってなりました
2人の父親と2人の息子、それぞれがどちらも問題を抱えていてどちらも一般的に見たら恵まれてはいない。
でもまだ子供なオスカーは父親を知らなすぎて、あんなひどい父親でもいるだけで嬉しいっていうのが切なかった~~。
いつか、成長した時にルーと再会する前のアトウォーターのようになるんだろうけど。
ルーが「近所の子供の面倒を見ることで息子との時間を埋めてる」みたいなこといってましたけど、オスカーにアトウォーターが自分の過去を見たかもしれないと思うと、きっとアトウォーターは今ルーと再会できていろんな事情が理解できたことがどんだけ幸せか、噛みしめられただろうな。
シカゴの危なさ一番知ってるんだから、防犯カメラはいの一番につけてね…とは思ったけどw
(誤解ないように補足しますと、アトウォーターのビルは特に安全だからと子供たちも集ま手ったりするようです!)
4 件のコメント:
よく知らない父親を懸命にかばうオスカーの姿はせつなかったです。
息子に罪を全て被せようとしているのに。
アメリカのドラマの子役はうまいですね。今回も強情そうな顔、涙を流す顔にやられました。
途中、アトウォーターとアダムが聞き込みで「マイアミ・バイスか?」と言われたのが個人的にかなり好きでした。白人のソニー・クロケットと黒人のタブスのコンビの潜入捜査刑事の話、80年代の大ヒットでした。
現在でもあんなふうに言われるほどの人気ドラマだったんだなぁと。
調べたらHuluで配信していて、さっそく見始めました。
潜入捜査を初めて知ったドラマです。
トレスは、半分しか出演しないということですね。経費削減、恨めしいです。
ルゼックは相変わらずベック家に潜入中なのに普通に捜査して、格闘して、怪我して…
先週の反省なさすぎですね。
しかもサマンサには見栄張ろうとしてるし(笑)
潜入中なら半端に出ずに休んでトレスに出て欲しいですね。
契約で無理なんでしょうけど。
ルーは良いキャラですね。
ボイトとトルーディに面と向かって文句言ったこの人くらい?(笑)
エリオさん
ほんと海外ドラマで見かける子役さんたち凄いですよね!!
トレスの経費削減疑惑はあくまでも勝手な予想ですので~
でも考えたらファイアでセブライドがお休み?になってるのも製作費の関係もあるのかもしれないですね…
(調べてないのでわかりませんが!!!
SAWAさん
そうそうルゼックの潜入中設定、またガバガバでしたねwああやって潜入に関係ない怪我とかしてるの時点で怪しまれてもおかしくないのにw
そしてそうそうそうそう!!!
ルーがボイトとプラットに吠えてるの、めっちゃ新鮮でよかったです!!
こういうキャラ?しばらくいなかったのでそういう面でもルーはいいですね!
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