あらすじ
クルースは小隊長の代理になったことで、ハビとの時間も削っていた。
それほど頑張っているのにバンフォードの態度はたいして変わらなかった。ぴしゃりと言っても何も伝わっていない。
イラついてボーデンにぶちまけると、バンフォードの対処を任される。
「代理なのに?」
他人の経歴に傷をつけていいのか、と責任を感じてすぐには決められない。
悩んでキッドに相談すると、相手を深く知ればいろんな面が見えてくるかも、とカーバーが態度を改めた経験談を教えてもらう。
早速深く話してみようと、バンフォードを再びモリーズに誘うが、バンフォードは影で「面倒だな」とこぼしてクルースを舐めきっていた。
飲んだことでバンフォードは離婚して、娘が2人いることを知る。
「元妻のところへ行っていると寂しい」
バンフォードの意外な一面を見る。
ところが翌日、バンフォードは失礼な態度でハーマンまでも怒らせた。
クルースはバンフォードを追い出すことに決めた。
「娘がいるんだ!」
だがクルースは考えを変えることはなかった。
最初から直感に従わなかったことを悔いてるとキッドがやってくる。
「俺はリーダーには向いてないな」
「その逆だよ。彼を理解しようと努力してた。いいリーダーよ」
マウチ
模型作りに自信のあるマウチは、古い消防車の模型の組み立てを頼まれる。
いつもは完成すると博物館に寄付をしている、と自慢の才能をジラルディ・チーフに買われたという。
ところが組み立て前に放水砲のパーツがないことに気づき大騒ぎになる。
「放水砲がなければ完成しない!」
リッターとギャロが変わりのパーツを探すが、なかなか見つからなかった。
そんな中チーフが直々にやってきて「親父がこれに乗っていたんだ」と模型への想いを伝えて帰っていく。
リッターとギャロはパーツ探しを続けるしかなかった。
「きっと危篤の親父さんに見せたいんだ。偽物だったらショックを受ける」と偽物を受け付けなかった。
18時間かかって模型は完成した。するとそこへリッターが物々交換してくれる人を見つけたとやってくる。
消防マニアらしい男にクルースが発明したスラミガンを渡すと大喜びで交換してもらう。
その本物を見てもリッターには偽物との違いはわからなかった。
完璧な形になった模型をチーフの家に届けた。
「親父も大喜びするはずだ!」
そう言ってチーフは小学生くらいの娘ベラを呼び出す。
「これ、私に?!」
ベラはおてんばで模型のプレゼントに大喜びをして玄関先で放り投げたり、走らせたりと大はしゃぎをする。
「チーフ? 御父上のためでは?」
「懐かしい模型で遊ぶ孫娘の写真を見せるんだ、だが止まらないから動画じゃないと無理だな!」
いまにもバラバラにされそうでマウチは見ていられず足早に去った。
幻覚
シルビーとバイオレットは、突然夫が幻覚を見始めたという通報を受けて駆け付ける。
男性は郡検事でドラッグはやっていないと妻が言う。直前に頭痛がするといって具合が悪くなり、それからおかしくなっていた。
応急処置で安定したものの、症状と原因がつかめず気になる。
するとその後、似たような患者が多く搬送されていることを病院で知る。
さらに次に駆け付けたオフィスでは、郡検事の妻が苦しんでいた。
夫は回復したが、心配したせいか頭痛がしたので家で薬を飲んできたという。
持っている知識で原因を探ると、シルビーが気づく。
「2人とも頭痛っていってた。そこに原因があったら?」
すぐに郡検事の家に行き、事情を説明して頭痛の薬を見せてもらう。
すると、内蓋に注射器の針の穴が開いているのを見つける。
ボーデンを介して特捜班のボイトに報告をすると、2人は感謝された。
搬送された人は皆、その頭痛薬を飲んでいたのだった。
その後犯人が分かり、シルビーとバイオレットは特捜班のアプトンに説明してもらう。
犯人は頭痛薬を1つずつ買って、家で幻覚剤とシアン化合物を仕込み、また店の棚に戻していたという。不正開封防止シールができるきかっけとなった982年の事件を参考にアレンジしていた。
ハーマン
医師に予約を変更されたシンディは、不安を抱えたまま先延ばしにされたことに怒りまくってハーマンにもあたった。
「病院を燃やしてやる!」
「そうなったら俺が一番に駆け付けるんだが……」
ハーマンはそれからシンディを避けるようにシフトに出たりモリーズにいた。
そんな自分に腹が立ち、思い立って帰宅をする。
すると子供たちがシンディを囲んで皆で映画鑑賞をしていた。
その光景に癒されて、思わず声をかけないままハーマンは見た。でも、結果が出ない限りハーマンは心から笑顔になれない。
数日後、予約の日が来るが今度は時間を遅く変更されてしまう。
冗談じゃないとシンディは医師のオフィスに怒鳴り込んだ。
名前を確認するとすぐに医師は出て行く。
警備員を呼ばれるぞ、ハーマンが覚悟すると医師はタブレットを手に戻って来る。
「2度目の延期と知らず失礼した」
医師は、いい報告ばかりではない、と切り出し2人に緊張が走る。
「だから一日の最後をいい報告で終わりたかった。あなたのガンは消えてます」
そういってタブレットに映る画像を見せる。
そしてオフィスを出て、抱き合って喜ぶシンディとハーマンを二人きりにした。
つづく(シカゴファイア シーズン11 あらすじへ)
かんそう
ハーマンがケイシーが頻繁にシンディに電話をくれる、とわざわざ名前を出してましたけど、伏線というか匂わせですかねぇ。
バイオレットがカーバーにリフォームの仕事を紹介してました。
普通に考えれば同じ職場で交流が生まれていくのは何も不思議じゃないんですけど、ファイアの場合は……。
まさかバイオレットとカーバーをくっつけようとしてる?? まさかで終わって欲しい。
シンディの闘病ストーリーはこれで一段落かな?
あんまりこういうことを言いたくはないんですけどネタ切れ感が伝わる病気ネタの印象で終わりました。
それと最後の医師が「いい報告で終わりたいから時間ズラした」ってすんごく納得できなかった。そんな自分勝手な都合ある? 炎上案件では?
早めにこのストーリーが終わったのだけは嬉しい。
キッドの口からセブライドがあとひと月半で戻るって言ってましたんで、素直に受け取ればセブライドの中の人がちょっとお休みしてるだけって感じなんですかね。
戻って来る宣言はありがたい。
それで言うならケイシーも近々戻って来るってことなのかな。
さすがに主役クラスの不在が長引くのはやばいってことなんでしょうね。
ケイシーゲストとかで盛り上げないと?
マウチのエピソードは相変わらず、マウチらしいんですけど最近少しずつマウチのポジションが上がってきているようにも感じました。
やっぱりプラットと結婚したおかげかな? 役立たずの老害みたいなポジションから味のあるベテランみたいな扱いになってきていて、若者に振り回されるんじゃなくて振り回していたのがよかった!
6 件のコメント:
メインのストーリーより、
メッドのウィルとP.D.のアプトンのが出ていたが気になって。
この二人、まだ義理の兄妹ですから(笑)
ここのところチーフが現場に来なくなっている気がするんですが、
キッドが全面的に現場を仕切るのを観るのは辛いので、
セブライドがいない間はチーフには頑張って現場を指揮してほしいところです。
シンディの治療が終わってほっとしました。
本人はもちろんだけど、支えるハーマンもつらそうで。
これでこの話は終わりそうですね。
バイオレットとカーバー、急接近。
車の話のときに、この方がドライブインシアターを見に行くときに便利だ、なんて、これって今後この2人のデートがあるってこと?
苛つく助っ人もいなくなり、シンディもよくなり、しばらくは平和が続くのかな。
シンディ、ホッとしました
ホントこれで終わりにしてほしいです
カーバーとバイオレット
自分もこれから先なんかある?って思っちゃいました
いやもうそーいうのいいです。って感じですけど
ウイル出てましたね
メッドは少し遅れて放送されてるのでわからなかったのですが
最新作にもまだいるようなので安心しました
義理の兄妹! ほんとだ!!
ジェイの兄久々見たな~って思っただけでしたw
そういえばチーフって、もうチーフじゃないんでしたっけ? なんかあのエピソードも意味不明でしたね
昇格して51分署を去ることになったけどなんか理由つけて51分署にデスクを置く、みたいな
それで51分署のチーフもそのままで兼任?みたいな感じなんですかね?
最初こそ「俺は51分署じゃない」みたいな感じしてた気もしますが今では全然元に戻ってますよねw
ほんとキッドが現場仕切ってるのが嫌というのはめっちゃ共感できるのでボーデン現場に出て欲しいですよね!
エリオさん
ほんとシンディハッピーエンドでよかったです!
見ててキツかった!
バイオレットとカーバーそう感じますよね…
もっとわかりやすいイケメン出して欲しい!!
セブライドが自分より目立つイケメンが入らないように手でもまわしてる?w
Mjgappaさん
やっぱりバイオレットとカーバーそう感じましたか!!
そうですよね…
そしてもうそういうのいいです、には私も一票!
なにより今更カーバーの印象が急に良くなることなんかないと思うんだけどな…
そんなあっさり(奇行を)なかったことにできないし、同情もないなぁ
特にバイオレットはお気に入りなので近づかないで欲しいw
そしてカーバーこのまま居座るのかな…ってのも気になりましたw
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