レジデント 型破りな天才研修医/The Resident シーズン1 12話「レジデントの決断/Rude Awakenings and the Raptor」

2018/11/21

ジェーン洞 レジデント 型破りな天才研修医 レジデント 型破りな天才研修医 シーズン1 医療

t f B! P L
警告海外ドラマクイーンズ(http://fdramaqueens.blogspot.com/)のイラスト・テキストの無断転載、無断利用、無断引用および画像への直リンクは堅く禁じます。

あらすじ

Nic Confronts Lane And Warns Her | Season 1 Ep. 12 | THE RESIDENT


2018年9月4日(火)~ FOX 日本初放送
(アメリカ放送:2018年1月~) 全14話

・前回11話「生贄/ And the Nurses Get Screwed...」

オースティン医師


ベルは、自分がCEOとなり空いた穴を埋める為、一流の心臓外科医オースティン医師を引き抜く事にした。

だがオースティン医師は、オカフォー以上の変わり者だった。
手を余したベルは、オカフォーに案内役を頼んだ。
「優秀な者は同類を見極められる」

面倒で断りたいところだったが、ビザという弱みを握られていて仕方なく引き受けた。

私服姿のオースティンは、ハットをかぶり、テーブルにブーツのままの足を乗せて雑誌を読んで待っていた。
迎えに行ったオカフォーは「接待の為に手術を外された」といきなり恨み節を言った。
「これが接待?」
「どうでもいいです」
はっきりと言うオカフォーをオースティンはすぐに気に入った。
「俺の事は?」
「正直あんまり……」
「鼻につく正直さだ」

そんなオカフォーを信頼したのか、目の前を通り過ぎる医師の辛口評価をさせた。
「サーカスのピエロの数を知りたい。
俺の実績は認められてるからな」

院内の案内には気が乗らないと分かると、オカフォーは患者の元に戻ろうとした。
それがペニスの折れた患者だと分かると、オースティンは慌てて後を追いかけた。

ペニスを折ったのは、バーマンという患者だった。

オースティンは、バーマンから経緯を聞き出した。
最初は見栄を張っていたバーマンだが、オースティンの鋭い突っ込みに本当の事を言った。

自宅でクロストレーナーに乗って、ポルノを見ながらトレーニングしていた、と。
そして生きがいを聞き、それが7匹の飼い猫だと知ると厳しい顔で「俺は昔から猫派だ」と言った。
「犬は八方美人だが猫は人を見る」
「そのとおり」

最初はオースティンを怪しい男だと思っていたバーマンも、意気投合した。

オースティンは、経緯を確認したのはバカな行為を阻止したいからだ、と改めて説明した。
「次はムスコじゃなくて首が折れる。
そして死ぬ。
3日後君の遺体の隣で飢え死にするのは……」
バーマンは納得していった。
「うちの猫だ。俺がすべてなんだ」
「大切な8人家族だろ。
ムスコを治してやるから、安全なフェチのネタを探そう」

そして手術は成功した。
オースティンは、念には念でバーマンに猫の写真を見せて心に焼き付けろと言った。
「またバカをしたくなったら思い出せ」

オースティンは口や態度は悪いが、医師としては真っ当なようだった。


ベルは、オカフォーを呼び出しオースティンの評価を聞いた。
「患者への態度は最悪です。
でも手術の手さばきも勘も本当に見事でした」
「彼がこの病院へ来たら即戦力になるか?」
「猛禽類を扱うには特性を理解すればいい。
患者との接触さえ避ければ、救われた患者は感謝します」

ベルは帰ろうとするオースティンに声を掛けた。
「常勤にならないか?」
実は、オースティンが才能はあってもなかなか受け入れる病院がないだろうという事に気づいていた。
「この3年あちこちを渡り歩いているな。
何かを探しているか、逃げてるか」
「逃げてはいない」
「明朝最高の条件を出そう」

オースティンはオカフォーを脅威だ、と言った。
「いい意味でな。
彼女を補佐役に」
「そう思ってた」

ブラッドリー


CEOとなったベルが会議をしていると、突然天窓を突き破って人が落ちてきた。
それはレジデントのブラッドリーだった。

ブラッドリーは、腹に鉄パイプを指して瀕死の状態になった。
騒ぎを聞きつけたコンラッドが駆けつけ、戦場で鍛えた応急処置で一命はとりとめた。

早く手術をしようという医師に、コンラッドはしっかり検査をするべきだと対抗した。

ブラッドリーは、以前、手術中に失神して倒れていた事から執刀については謹慎処分を受けていた。
誰もが自殺だと思ったが、仲の良いデヴォンはそれを否定した。
直前に、Wデートのセッティングを頼まれ、明るく会話を交わしていたし、謹慎後も手伝える事を探して回っていた。

この事態にベルは当然、病院側の責任を逃れるつもりだった。
だが、そうはさせまいとコンラッドとデヴォンは、ブラッドリーの落下の真相を探り始めた。

ブラッドリーが居たバルコニーには眠気覚ましの栄養ドリンクが置いてあった。
死ぬ気なら、眠気は気にしないと2人は考えた。


ブラッドリーの手術の前に、両親が到着した。
2人の様子から、ブラッドリーは母親からもプレッシャーを掛けられていた事が分かった。
どうやら優秀な医師の姉が母親の自慢で、ブラッドリーは悩みの種のようだった。
父親は、自慢の息子だと言ってやれば良かったと悔やんでいた。

助かると約束して、という母親にオカフォーは、「外科医は約束しません」といつものように言うが、2人の表情を見て付け加えた。
「今回は例外で」


ブラッドリーの手術にも、オースティンが見学をした。
だがその進行を見てすぐに口をはさみ始めた。
「いかにも外傷外科医だな。
心臓手術を分かっていない証拠だ」

口論になり、オカフォーは意見を求められオースティンの意見と同じだと言った。
「彼女は分かってる」

そしてオースティンが執刀を代わった。
突然割り込んで怒鳴り散らすオースティンにも、オカフォーだけは動じなかった。
その上、敬意のある話し方をよろしく、と要望を伝えた。

自信満々なだけあってオースティンの技術は確かで、手術は無事終わった。

手術の中で、心室肥大が発覚した。
オースティンは、たばこと肥満にストレスが加わったせいだろうと言った。
ブラッドリーは減量の為、胃のバイパス手術もしていたのだった。

コンラッドとオースティンがブラッドリーの病室で顔を合わせた。
お互い話には聞いていたようだった。
オースティンはブラッドリーは俺が執刀した、と何故かコンラッドに自慢した。

オースティンを外して、デヴォンとオカフォーとコンラッドはブラッドリーの薬物検査の話をした。
神経興奮剤が出ていたのだった。
仕事を乗り切る為、珍しくはなかったが心臓には負担になっている。

コンラッドは心疾患が原因で落ちたという証拠をつかむ為に、ハプニングを誘発して探る事にした。
オカフォーはつきあいきれない、と抜けたがデヴォンにその自由はなかった。

手術が終わったばかりのブラッドリーにカフェインの代用品を打って影響を見た。
心臓に疾患があるのに、栄養ドリンクを飲み意識消失して落下。
この仮説を実験しようというのだった。

コンラッドの読みは正しく、ブラッドリーはすぐに血圧異常で危篤状態になった。
確証を得ると、すぐに蘇生処置をした。


意識を取り戻したブラッドリーに、コンラッド達は話を聞いた。
この先どうしたいのか?

最初は医師を続けたいというが、模範解答はいらないというと、「分からない」と本音を言い出した。

「人に話すつもりはなかったんだけど、でもずっと思ってた。
ベルの会議室を狙ったわけじゃないけど、飛び降りようかなって」

ブラッドリーは重圧から逃げたかったのだった。
医学と縁を切ろうと考えるだけで、ものすごく安心できた。

コンラッドはその様子に、医師の仕事を楽しめてないなら他の道を進め、と言った。
「そうだな。
ここには戻りたいとは思わない。
でも間違いなく君たちには会いたくなる」

3人はブラッドリーの決断を笑顔で受け入れた。

ニック


解雇されたニックは、早速独自にハンターの過去を探りだした。
すると過去ハンターの施設で働いていたが解雇されている、腫瘍内科医アンソニー・ユーウェンの存在等を知った。


ニックは偶然なのか、あるカフェでハンターに声を掛けた。
そこで宣戦布告のような事を言ってしまう。
ハンターが結婚していて、ドルシウスと名乗っていたナッシュビルの時代があるという事を突きつけていた。

探られたくない事にハンターが忠告をしようとするとニックは、必要な事は調べます、と啖呵を切っていた。


ニックはユーウェンの自宅を訪ねた。
ハンターに怯えるように生活しているユーウェンは、ニックと同じようにハンターの過剰投与に気づいていた。

もともと、ハンターがユーウェンの指導医だった。
その病院で、過剰投与の噂が流れた後、過剰摂取で患者が死んでいた。
病院の対応は、公表せずハンターは辞職していた。

だから、経歴に傷はない。

その後、ユーウェンはハンターの診療所に移っていた。
そこで同じ事が起きたので、ハンターに問いただすとたちまちシフトを減らされ、言いがかりをつけられ追い出されていたのだった。
州の医事局に言ったところでハンターの実績があるから、信じてはもらえない。

ニックは診療所の友人、アリーを味方につけて3人で協力しようと提案した。
だがユーウェンは怯え切っていた。
「逃げるのが一番だよ。
レーン・ハンターに関わるな」

ニックは1人で、ジョージア州の医事局にアポを取った。
しかし、30分以上待っても呼ばれず確認すると、そんなアポはないと言われてしまう。

その約束をした元デニースを遠目に見て声を掛けたが、明らかに無視をされてしまった。

受付に怒りをぶつけたニックが外に出ると、1台の車がニックの車の横に着けて走り去って行った。
明らかに待ち伏せしていた。


ニックは、病院へ行き敷地内を歩きながらコンラッドに報告をしていた。
そこへハンターがやって来た。
「この病院に来るなんていい度胸ね」
誰かが警備を呼ぶかも、と言われてもニックは構わないと引かなかった。


夜ニックが自宅に戻ると家の前に、配達員を装った怪しい男がうろついていた。
ニックの姿にも動じず、「おやすみニック」と脅して帰った。

怖くなったニックはコンラッドを呼んだ。
いつもなら強がるところだが、今回は素直に助けを求めた。
「助けて。レーンの怖さが分かってきた」

ニックはしばらくコンラッドの部屋に移る事にした。

そんな2人の様子を外から誰かが撮影していた……。




かんそう


ブラッドリーは、
で、失神してしまったレジデントでした。

こんな落ちがあるとは。
びっくりでした。

明るくていい奴みたいなのに、可哀想。

ていういうか、結局自殺だった……って事ですよね?
ちょっと良くわからないというか、スッキリしないエピソードでした。


オースティンは、まんま男版オカフォーでまたしてもキャラ渋滞状態にw
でも鏡を見るようにオカフォーが意外と冷静というか、良い影響を受けそうで面白い。
反面教師というのか、そのまんまというのかw

コンラッドに対して何か強い意識を持っている感じは、気にしなくていいのか、気にした方がいいのか、よくわかりませんでした。


ニックは1人でサスペンス劇場が始まりました。
今更後悔しても遅すぎるよ~。

なんでわざわざハンターに喧嘩売っちゃったんだろう?
あのニックは、見ててやめて~ってじたばたしました。

そして最後に、セレブのパパラッチ並みに2人の写真が撮られてましたが……。

あの2人が付き合っている事が何か問題になるのかなぁ?
ただの独身同士のつきあいなのに。

あの終わり方は、なんか大げさすぎるというかそれで? って感じがしてしまいましたが。
ニックとのつながりでコンラッドも追い出そうってくらいしか使い道が思い出せない。

そしてコンラッドを追い出すには、そんなしょぼいネタじゃなくてもいくらでも自爆するような気がするw


(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

更新中の番組


不定期更新
アメリカンホラーストーリーズ シーズン3

ネットフリックス/Netflixはこちら

新番組まとめはこちら ニュース

過去記事は「番組別記事リンク」「タグ別記事リンク」等をご利用ください。

更新をお知らせします



@fdramaqueens

このエントリーをはてなブックマークに追加

follow us in feedly

rssを購読する

ランキング

このブログを検索

ページビューの合計

QooQ