NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班 シーズン15 17話 「コレクター/One Man's Trash」

2018/05/18

NCISネイビー犯罪捜査班 NCISネイビー犯罪捜査班 シーズン15 クライム ジェーン洞

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あらすじ

NCIS CBS 15x17 Sneak Peek #1 One Mans Trash


2018年1月25日(木)~FOXジャパンでシーズン15 日本最速放送(全24話)

登場人物はこちら

前回:16話 「毒入りクッキー/Handle With Care」へ

お宝発掘


NYでお宝発掘番組を見ていたダッキーは、そこで紹介されていた歯のかけた棍棒を見てすぐにギブスに連絡をしていた。

毎回見ていたギブスもすぐにその意味が分かった。



ダッキーはすぐに、助手のケイシー・ハインズを連れてNYから戻ってきた。
ケイシーはダッキーの執筆中の著書でNCISのメンバーについては事前に把握していた。

明るく社交的で、ダッキーの扱いも上手でしっかり者。本人たちを目の前に喜んで名前を当てた上、あのギブスにさえも臆することなく、初対面で抱き着いていた。

1800年代から友愛団体「青の護衛団」が所有していたと言われるバイキングの棍棒は、未解決事件の凶器の可能性があったのだ。

16年前下士官の頭から木製の歯を検出していた。

番組に登場していた持ち主の女性キーオを訪ねる。


ギブスはキーオのガラクタの山からねじのようなものを見つけた。
昨夜の放送からコレクターが殺到していると警戒して銃を向けるキーオから、その部品を5ドルで買った。

キーオは警戒を解き、棍棒の行方を説明する。
放送内では売らずにいたが、3か月前に収録した後、夫が司会者のマイクに売っていた。

元々は約10年前のみの市で、棍棒を持ち込んだ青年から2500ドルで購入していた。

その時夫がやってきて、今また棍棒に2万5000ドルの提示があったという。
安く手放してしまったと後悔するが、相手は売ったと知ると激怒していたらしい。


16年前の事件


鈍的損傷で死亡したマーヴィン・フィンは、16年前に治安の悪い地域で発見されていた。
頭蓋骨から木製の歯が出ていたが、凶器や犯人は不明。

最後に会っていたのは、恋人と友人。
だが、証拠も動機もなかった。

なぜフィンが価値のある棍棒で殺されたのか?


マイク


お宝発掘番組のマイクから棍棒を借りた。
マイクは棍棒は幸運をもたらすものだからと、売る気はなかった。
犯人はなぜ凶器を取っておいたのか、と素朴な疑問を感じるトーレスにマイクは言った。
「その価値を知っていたのさ」

マイクに棍棒を売った男性の名前が判明した事を伝えると、狭い世界のようでその名前を知っていた。

骨董品店


バクスターの経営する骨董店に行くと、ロイはすでに何者かにテーブルの足で殴られて殺されていた。

手掛かりは店内の古い防犯カメラと、バクスターのスケジュール帳。
映像で銃を向けて何か文句を言っているような客が、アポイントの予定からクラレンス・ワイアットだと判明する。


クラレンス・ワイアット


トーレスとビショップがワイアットに会いに行った。

持っていた銃は、買った銃でジョージ・パットン大将のものだという。
オフィスには他にもいろんな骨董品が飾られていた。

防犯カメラのやりとりは、大分値切ったから雰囲気が悪かったのだと言った。

ワイアットはバクスターの死については、知らない様子を見せた。
それ以上は、特に協力できることはない、とチタン製の名刺を渡して話しを終わらせた。
棍棒については、特に興味はないような素振りだった。


青の護衛団


アビーとスローンが棍棒について話していると、それを聞いていたケイシーが口を挟んだ。
自分も横で話しを聞いていて、棍棒が気になり「青の護衛団」について調べたという。
青の護衛団の消滅後、所蔵品が博物館を巡回していた。
そのリストには棍棒も含まれていた。
そして1983年に巡回を終え、フェアファクスの倉庫に保管されているはず。

それが何故ここにあるのか?

ギブスとビショップは、フェアファクスの倉庫に向かった。
すぐに棍棒と記された箱は見つかった。
だが、中は空で展示品が保管されていた大きな木箱には血痕の跡も見つかった。
おそらく16年前の血しぶきだろう。

事件現場が発見された。

検査の結果、血痕はフィンのものだった。

恋人


フィンの恋人に会い、美術品の倉庫について何か聞いていないか確認した。
どちらかというと美術には興味がなかった。
当時は、女癖が悪いビルと飲みに行っていた。


ビル


ビルを調べると、任務が海軍博物館からフェアファクスの倉庫に美術品を運ぶ事だと分かった。

呼んだビルにそのことを突きつけると、当時のウソを白状した。
上官の妻と不倫をしていた事実が言えなくて、フィンと飲んでいたと言っていたが、本当は自分の任務を非番のフィンに変わってもらっていたのだった。

倉庫と遺体が離れていたので、当時はその事は無関係だと思っていて黙っていたという。

その時の詳しい予定を確認すると、海軍博物館から運び出した何かと、フィラデルフィアの博物館から来た男と合流するはずだった。
その男は民間人だった。


パットンの銃


ワイアットがパットンの銃に払った代金が、1万5000ドルだと判明した。
ダッキーは金額としてはおかしくはないと言った。
だが、その銃に関する目録がバクスターの店にはなかったのだ。
バクスターが嘘をついて売ったのか、ワイアットが偽証しているのか?


ワイアットは、金融会社のCEOだがフィラデルフィア出身の成り上がりだった。
高校卒業後、美術品専門の運送会社で運転手もしていた。
それを聞いたギブスはすぐにそれが16年前だろ、と言った。
さらに明確な証拠も確認した。

するとトーレスがチタンの名刺を思い出す。
棍棒と同じ箱に入っていた残りの展示品と名刺から採取した指紋を照らし合わせる。
自白がなければ、決定的な証拠が必要となる。

しかし、展示品は30個はある。
ダッキーはケイシーにその手伝いをするように言うが、すんなりとは承諾しなかった。


アビーとケイシー


実は、誰にでも社交的なケイシーは何故かアビーにだけはそっけなかった。
宿泊先としてダッキーがアビーの家を選ぶと、歓迎するアビーとは裏腹に尻込みをしていた。

次第にアビーは、自分がケイシーに嫌われていると感じはじめて気にした。

そんな経緯から、お互い共同作業を敬遠しあっている。

だがダッキーは、とにかく一緒に作業をしながらその気づまりな会話を続けなさい、と作業をさせた。


すると実は、ケイシーにとってアビーはビートルズのような存在で、だから態度がおかしくなってしまったと打ち明ける。
科学捜査の学位を持ち、アビーに憧れるケイシーは、ファン過ぎて素が出せなかったのだ。


そこへケイシーが発見をした。
棍棒がささった木箱に小さな皮膚片が残っていたのだった。
それがワイアットの名刺のDNAと一致した。


ワイアットにも言い逃れは出来なかった。
棍棒は伝説通りだという。
当時、倉庫から盗んで2000ドルで売って、それを20億ドルに増やしていた。
幸運のお守りを手放して運が尽きた。


ギブスとスローン


スローンはギブスの地下室に初めて足を踏み入れた。

ギブスは、キーオの店で買った部品を取りだした。
それは父親の古い組立式剃刀の一部だったのだ。
運よく、掛けていた1つが埋まり、完成形になった。


18話 「侵入者/Death from Above」へつづく


かんそう


NCISの平常運転といった感じの、気構える事なく見られる安心の回でした。

ダッキーとシーズン15ではやっと? アビーの出番が多めでした。
ケイシーは明るくて、科学捜査にも明るくていい感じのキャラですが、この先も登場するのかな?

そして、今回はほとんどケイシーのお陰で解決していたような……w

やっぱりダッキーがいると、ピシっと決める所は決めてくれるし、安心感ある。
ケイシーとのやりとりも微笑ましかった。

その他、愉快なNCISは今回は「ホチキス」に振り回されていましたw
どんだけ手荒なのか、次々と使えるホチキスがなくなり、聞き込みついでにビショップがキーオのガラクタの山から古いホチキスを買って。
最初は調子よかったけど、針がなくなるとその針が古くて入手が困難だったというw

今回は事件も、お宝番組で見つけた棍棒絡みという感じで比較的、軽いノリで(過去に人は死んでますけどねw)楽しかったです。


18話 「侵入者/Death from Above」へつづく

登場人物はこちら

前回:16話 「毒入りクッキー/Handle With Care」へ

(文:ジェーン洞)

アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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