あらすじ
2017年3月31日~FOXjapanにてシーズン5日本初放送(全21話)
喉切り殺人
被害者はギャビン・ジェイコブス、26歳。
電話やパソコン等の電子機器の修理をしているようだった。
作業デスクの埃の痕がから、置かれていた機器が盗まれていると分かる。
だが、押し入った形跡はない。
玄関の防犯カメラに向かってハローと笑顔で手を振っていたプロベンザは、室内にも防犯カメラがある事を指摘するが、それらはすべてダミーで役には立たなかった。
サンチェスが同居人の部屋で金髪のカツラを見つける。
ドアには南京錠がつけてあった。
今の所の容疑者でもある、ジャック・クローニンは、庭で項垂れていた。
昨夜は、引越し先に居て、朝7時に帰宅して通報したと言う。
確かに部屋には荷造りがしてあった。
引越しは2日後の予定で、単なる間借りをしていた関係だという。
1ヶ月前、ギャビンがスペースを侵略し始めたから南京錠をつけていた。
彼はその頃何かに怯え出していたと言うが。
表の警備の看板はギャビンがそれだけでも効果があると言って盗んだもので、実際には契約していない。
カツラは、小学校で音楽を教えている仕事柄、長髪禁止なので使っているという。
週末はバンドをするから、スタイルを守る為に切れないという理由で。
ノートPCと携帯を押収しようとすると、令状はあるのかと言われた所に、タイミングよくノーランが令状を取って来た。
プロベンザはノーランの不在に不満を現していたが、そのノーランが先回りして役に立っている。
だが、単独捜査じゃないんだから知らせて行けと文句を言った。
そこへタオの悲鳴が。
バスルームに向かうと、バスタブにギャビンのものであろうPCやハードディスク、携帯などが沈められていた。
中には凶器のカッターナイフも見つかった。
押収したクローニンのノートPCから、事件後に削除した携帯メールのバックアップを見つけた。
ギャビンと揉めている内容だった。
カッターは引っ越し準備でも使う。
だが、衣類から血液は出なかった。
揉めていた理由は、バーニングマンで撮られた写真を利用してギャビンから脅されていたからだと言った。
職場に見られたら確実にクビになる写真を使い、家賃の値上げを強要されていたという。
一人暮らしが出来る金額に、出て行く事にしたのだろう。
しかし、犯人なら通報するだろうか。
ギャビンが過去にAKVセキュリティから仕事を請け負っていた事が判明。
不正の可能性が浮上する。
1台のノートパソコンが盗難品である事もわかる。
ギャビンはAKVの防犯装置を設置した家から盗んでいたようだ。
ただの被害者ではなく、泥棒だった。
発見されたPC類は修理の為の預り品ではなく、盗品だったようだ。
盗まれたPCの持ち主が判明し、取りに来るよう呼び出した。
映像編集の仕事で忙しく、時間がないと言った。
AKVの無線警報装置をつけていたのに、盗まれていた。
さらに、数日後に「PCを返してほしければ現金を寄越せ」と脅迫メールが届いた。
ケリーは、新しいPCが3台買える額だから無視したといい、その犯人は死ねばいいと殺意を明らかにした。
だが、脅迫を無視したのだから犯人とは思えない。
リストから動機のありそうな11人を呼び出した。
フリンはその様々な職業を見て、ボードゲームのクルードみたいだと言った。
弁護士、女優、作家、政治家、バスケの選手、投資アドバイザー、コンサルタント夫婦、リフォーム監督、小児科医、宝石商。
ほとんどがPCや携帯などを盗まれていて、通報をしていた。
その後、数名が実はPCのデータを利用して脅されていたと告白。
女優は彼氏とのプライベートな写真、ドラッグをしているバスケ選手など。PCにはそれぞれの秘密が詰まっていた。
被害者の4人にギャビンの写真を見せると、2人は認め2人は覚えていない、見ていないといった。
脅迫者を殺したならシラを切る。
そして金を払った金額を足しても20万ドルには、まだ11万ドル足りていない。
タオが手こずっていたギャビンのPCの暗号がやっと解読できた。
だが、それで出てきたデータは驚くべきもの、児童ポルノだった。
暗号化していた理由も明確になった。
重犯課は一瞬にして、更に重い雰囲気になる。
その夜、すでに自宅にいたフリンが、データからギャビンと同居人が写り込んだものはなかったと連絡を受けた。
するとラスティが、素朴に画像の所持だけで終身刑になると言う事を驚いた。
フリンは、作った人だけが問題なのではなく、市場がある事でさらに子供達が傷つく、と教えた。
出回っている以上、トラウマが何度でも引き起こされる可能性がある。
翌日、FBIの確認で古いものでは10年前のものや、市場に5年以上出回っているものもあったと分かった。
だが、ギャビンも所有者も製作者という訳ではなさそうだった。
シャロンが状況を整理する。
もし児童ポルノを所持したPCを盗まれたら通報するのか。
しないだろう。
被害者の中で、PCを盗まれてなかったのは3人。
作家と夫婦。
通報もできないが、新しくPCを買った事も隠しているはず。
電話やパソコン等の電子機器の修理をしているようだった。
だが、押し入った形跡はない。
玄関の防犯カメラに向かってハローと笑顔で手を振っていたプロベンザは、室内にも防犯カメラがある事を指摘するが、それらはすべてダミーで役には立たなかった。
サンチェスが同居人の部屋で金髪のカツラを見つける。
ドアには南京錠がつけてあった。
今の所の容疑者でもある、ジャック・クローニンは、庭で項垂れていた。
昨夜は、引越し先に居て、朝7時に帰宅して通報したと言う。
確かに部屋には荷造りがしてあった。
引越しは2日後の予定で、単なる間借りをしていた関係だという。
1ヶ月前、ギャビンがスペースを侵略し始めたから南京錠をつけていた。
彼はその頃何かに怯え出していたと言うが。
表の警備の看板はギャビンがそれだけでも効果があると言って盗んだもので、実際には契約していない。
カツラは、小学校で音楽を教えている仕事柄、長髪禁止なので使っているという。
週末はバンドをするから、スタイルを守る為に切れないという理由で。
ノートPCと携帯を押収しようとすると、令状はあるのかと言われた所に、タイミングよくノーランが令状を取って来た。
プロベンザはノーランの不在に不満を現していたが、そのノーランが先回りして役に立っている。
だが、単独捜査じゃないんだから知らせて行けと文句を言った。
そこへタオの悲鳴が。
バスルームに向かうと、バスタブにギャビンのものであろうPCやハードディスク、携帯などが沈められていた。
中には凶器のカッターナイフも見つかった。
同居人クローニン
押収したクローニンのノートPCから、事件後に削除した携帯メールのバックアップを見つけた。
ギャビンと揉めている内容だった。
カッターは引っ越し準備でも使う。
だが、衣類から血液は出なかった。
揉めていた理由は、バーニングマンで撮られた写真を利用してギャビンから脅されていたからだと言った。
職場に見られたら確実にクビになる写真を使い、家賃の値上げを強要されていたという。
一人暮らしが出来る金額に、出て行く事にしたのだろう。
しかし、犯人なら通報するだろうか。
盗品
ギャビンが過去にAKVセキュリティから仕事を請け負っていた事が判明。
不正の可能性が浮上する。
1台のノートパソコンが盗難品である事もわかる。
ギャビンはAKVの防犯装置を設置した家から盗んでいたようだ。
ただの被害者ではなく、泥棒だった。
発見されたPC類は修理の為の預り品ではなく、盗品だったようだ。
その後の調べで、ギャビンのパソコンの中から20万ドルもの大金が隠されていたのを発見。
他には、違法の無線信号妨害装置、鍵の束なども見つかった。
盗品を売りさばいていたのだろうか。
金が残っている所を見ると同居人は、やはり無関係なのかもしれない。
他には、違法の無線信号妨害装置、鍵の束なども見つかった。
盗品を売りさばいていたのだろうか。
金が残っている所を見ると同居人は、やはり無関係なのかもしれない。
ケリー・コイル
盗まれたPCの持ち主が判明し、取りに来るよう呼び出した。
映像編集の仕事で忙しく、時間がないと言った。
AKVの無線警報装置をつけていたのに、盗まれていた。
さらに、数日後に「PCを返してほしければ現金を寄越せ」と脅迫メールが届いた。
ケリーは、新しいPCが3台買える額だから無視したといい、その犯人は死ねばいいと殺意を明らかにした。
AKVセキュリティ
ギャビンの家から見つかった鍵束の1つが、ケリーの家の鍵だと判明し、ギャビンがAKVでの仕事を利用して盗みに入っていた事を、AKVの人間に突きつけた。
すると、その事実を知りながら、放置していた事が判明。
防犯システム導入時の形式的な過失責任を問わないという、AKVの責任問題を利用して、ギャビンは、AKVまでも脅して5万ドルを巻き上げていたのだった。
そして辞めていた。
脅迫していたのは、同居人だけではなかったのだ。
評判が落ちるのを恐れた会社は、この件をもみ消していたし、蒸し返したくもないというが、だったらマスコミに情報を流すと脅すと、被害者のリストを渡す事に承諾した。
ただの泥棒ではなかったギャビン。
きっと、盗んだPCからもデータを利用して脅迫していたのだろう。
それで恨みを買って殺された。
クルード
リストから動機のありそうな11人を呼び出した。
フリンはその様々な職業を見て、ボードゲームのクルードみたいだと言った。
弁護士、女優、作家、政治家、バスケの選手、投資アドバイザー、コンサルタント夫婦、リフォーム監督、小児科医、宝石商。
ほとんどがPCや携帯などを盗まれていて、通報をしていた。
その後、数名が実はPCのデータを利用して脅されていたと告白。
女優は彼氏とのプライベートな写真、ドラッグをしているバスケ選手など。PCにはそれぞれの秘密が詰まっていた。
被害者の4人にギャビンの写真を見せると、2人は認め2人は覚えていない、見ていないといった。
脅迫者を殺したならシラを切る。
そして金を払った金額を足しても20万ドルには、まだ11万ドル足りていない。
暗号解読
タオが手こずっていたギャビンのPCの暗号がやっと解読できた。
だが、それで出てきたデータは驚くべきもの、児童ポルノだった。
暗号化していた理由も明確になった。
重犯課は一瞬にして、更に重い雰囲気になる。
その夜、すでに自宅にいたフリンが、データからギャビンと同居人が写り込んだものはなかったと連絡を受けた。
するとラスティが、素朴に画像の所持だけで終身刑になると言う事を驚いた。
フリンは、作った人だけが問題なのではなく、市場がある事でさらに子供達が傷つく、と教えた。
出回っている以上、トラウマが何度でも引き起こされる可能性がある。
翌日、FBIの確認で古いものでは10年前のものや、市場に5年以上出回っているものもあったと分かった。
だが、ギャビンも所有者も製作者という訳ではなさそうだった。
シャロンが状況を整理する。
もし児童ポルノを所持したPCを盗まれたら通報するのか。
しないだろう。
被害者の中で、PCを盗まれてなかったのは3人。
作家と夫婦。
通報もできないが、新しくPCを買った事も隠しているはず。
小説家ディーン・ルイス
泥棒に入られていないと言っていた小説家のディーンに、買物履歴から防犯装置導入2週間後にノートPCを買っていた事実を突きつけた。
古くなったからというが、新品を購入する2日前に古いマックブックのソフトを解除していたし、何度も現金を引き出していた事も指摘。
すると正直に話せなかったと言い出す。
PCを盗まれ脅迫に金を払っていたが、それは犯罪だからと。
シャロンは、すでに家宅捜査をしている事を伝えた。
金を払って取り戻したマックブックを探していて、削除していてもデータを見つける、と。
もうすべてを分かっている。
児童性的虐待者は刑務所で悲惨だ、とサンチェスは耳元で言った。
ディーンは興奮して否定するが、自白しているも同然だった。
作ってない、見つけたんだ、と。
児童ポルノは重大な犯罪だ。止まらない脅迫にギャビンを殺した。
他のPCはバスタブに沈んでいたのに、ディーンのパソコンはなかった。
ディーンは弁護士を要求した。
取り引きはあり得ないという現場に、アンドレアは児童ポルノ市場を潰す為の取り引きは必要とぶつかった。
家宅捜査の結果、血液反応も出た。
弁護士は正当防衛を主張。
だが、新品のカッターの購入履歴があり、計画的である事は間違いなかった。
アンドレアが、児童から搾取していない事が立証できれば……、というとディーンは強く興奮して否定し出した。
自分も被害者だから子供を虐待するはずない、と。
虐待の過去があったのだ。
弁護士が、別の問題だから黙る様にというと、さらに興奮をした。
そうやっていつも誰も聞いてくれなかった。
アンドレアは、データの収集手段、関係者の名前連絡先などすべてを話す事を条件に、25年~終身刑を受けるなら、ポルノ所持については伏せると提示した。
それが嫌なら第1級殺人罪で逮捕、陪審にゆだねる。
あがく弁護士に、陪審の反応を自分で見て判断して、と証拠のデータを見せるとすぐに気分を悪くし、態度を一転させた。
ディーンは僕も被害者だと涙を流すと、弁護士は「だったら黙ってろ刑務所では」と言った。
懲役25年~終身刑で決着。
そして、31人の名前などを得た。
FBIに追及してもらえば1000人にはつながるかもしれない、とフリンが言うとプロベンザは、励みになるのか吐き気になるのか、と複雑な顔をする。
サンチェスは「その両方ですよ」と言った。
ラスティ
ガスと別れてしまったようで、ボロボロなラスティ。
アンドレアのアシスタントとして重犯課の事件にも同席していたが、心ここにあらずといった感じで、シャロンは仕事中にも心配していた。
まだ何も知らないらしく、どうなった? と隣へ移動してこっそりと話しかけたが、まだ話せないとラスティは低いテンションで返していた。
ラスティは自宅の夕飯にも部屋から出て来ない日もあった。
シャロンは、部屋に行きラスティの話を聞いた。
ガスには同居できない理由を言った。
まだ学生で働くには時間がかかるから、と。
でもガスは満面の笑みで、金なら出すから大丈夫だと言った。
それでも断るとフラれた。
ラスティに他にも理由はあるかと尋ねると、違うと感じて頭の中で警告されているようだ、と言う。
それは直感で、その感覚を無視しないようシャロンは言った。
今はどんなに慰めても失恋のショックで、涙ぐんで吐き気がするとまで言うラスティ。
シャロンは、ガスにちゃんと説明できるかもしれないから、直感の元を突き止めなさいと、アドバイスをした。
事件解決後、行き場がないと言うラスティにシャロンは「それはどうかしら?」と言った。
そしてラスティは、ガスの職場のレントランで仕事終わりを待っていた。
ラスティに気づいても、笑顔ではないガスだったが、話は聞いてもらえた。
同居を断ったから愛がないと思っているガスに、正直に話す。
2年間、身体を売って暮らしていた事から、交際が苦手なのかもしれない。
ふられて当然だ。
でも俺が自分を好きでいる為に自分でお金を出さないとダメなんだ。
少なくとも半分は。
するとガスは、何故言わなかったといって硬かった態度をじんわりと溶かしていった。
言い方がわからなかったというラスティを、バーカウンターに誘い、別れないと言った。
こんなことで揉めるのは最悪だ。
それに君が恋しかった。
それを聞いてラスティは笑顔を取り戻した。
かんそう
今回の事件は単なる盗難から始まったと思ったら、児童ポルノという重い着地点に。
事件のテーマが重いと、どうしても重犯課のおちゃらけ感もなくなりますね。
そんな中で、プロベンザさんの防犯カメラに向かっての満面の笑み手振りつきハローは癒しでした。
その癒しシーンとどっちのイラストをオーダーしようか悩んだのが、今回のラスティの乙女仕草でした。
ああ、こういう可愛らしさを日頃から身に着けないといけないんだな~と、女子力の低さを反省しました。
ま、肩こりで湿布常連な肩なんですけどネ。
何はともあれ、同棲するの!? から急展開の別れに驚きつつも、あっという間の復縁でよかったよかった!
でもさー、ガスの「金は出すから来い!」っていいよね~。男らしい!
ガスも何気に少女マンガの登場人物だわー。
あらすじからは省きましたが、バズとジョーンズ家の交流は、文通等続いておりました。
残された母子達を支援する為に車も売りに出して自転車通勤になってる程。
そういえば父親殺しの犯人見つかってそれで終わり? って思ってたけど、こうしてまだまだバズのサイドストーリーも続くんですね。
フリンさんが言っていたボードゲームのグルードは、1度遊んだ事があります。
容疑者、凶器、現場の3種類のカードから毎回1枚ずつ外して配られます。
手元のカードを頼りに、抜かれているカード内容=その回の事件の真相を当てる、といった感じの推理遊びで、私は好きな感じだったんですが周囲の反応はいまいちなメモリーです。
あ、シャロンのヘア・アレンジも可愛くってこれも描いて欲しかったカモ。
次回はこちら
登場人物はこちら
前回はこちら
(イラスト:Simoom、文:ジェーン洞)
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