(U-NEXT)
シーズン2 全12話 2025年8月8日~ U-NEXT一挙配信
ネタバレあらすじ
葬儀場殺人事件
フィンチ&サンズ葬儀場を3代にわたって経営する夫フレッド(ジャンカルロ・エスポジート)と妻グレタ(ケイティ・ホームズ)の間には、深い溝ができていた。
結婚当時は若く、深く考えていなかったが10年経ってグレタは死者の相手ばかりをする日々に嫌気がさしている。
何より問題なのは、夫のフレッドはそんな生活を一切疑問に思わず、むしろ葬儀場から出ようとしないことだった。
フレッドの自慢は遺骨を取り入れた思い出の品のラインナップの豊富さ。
決して狭くない部屋にそのサンプルが沢山並んでいる。
最近の自慢は、遺骨でレコードが作れる最先端のレコードプレス機だった。
そんな中、葬儀場が映画のロケ地になった。
映画スタッフと親しくなり世界の広がりを感じると、グレタは興奮気味にフレッドに伝える。
「離婚して。映画スタッフがヘアメイクの仕事を紹介してくれるって。財産分与でここも売ることになるでしょ? 不動産屋も紹介してくれたの」
だがフレッドが承諾するわけがなく、引き留めるがグレタの決心は揺るがなかった。
ロケ最終日の夜、グレタは荷物をまとめていた。翌朝には撮影スタッフと一緒に家を出るつもりで。
グレタが本気だと知ったフレッドは、日中に撮影していた殺人のシーンを真似て、同じ場所でグレタの頭を叩いて殺し、遺体をすぐに焼いた。
翌日、本当の殺人の痕跡とは知らない映画スタッフたちが、現場を綺麗に片付けて撤収していった。
フレッドは、妻の遺骨で作ったレコードをかけて、1人踊った……。
チャーリー(数日前)
チャーリーの古い愛車を映画の撮影に使いたいと言われたことがきっかけで、その撮影に死体役としても参加することになった。
そこで撮影スタッフやロケ地である葬儀場のフレッド、グレタと知り合い意気投合する。
グレタは酔った勢いでフレッドの愚痴をぶちまけた。
「夫は私にはSLEEPWALKでレコードを作るって。あの曲嫌いなのに」
チャーリーは一緒にマイアミに行こう、と約束した。
翌朝(今)
車中泊をしたチャーリーが目覚めると、撮影スタッフもグレタもすでに葬儀場を経っていた。
フレッドがグレタから別れのメールが来ていた、と見せる。
意気消沈するフレッドに嘘はなく、チャーリーも葬儀場を出ようとするがその時「SLEEPWALK」が聞こえてきたので、気になり窓から覗くとフレッドが遺骨レコードに合わせて踊っていた。
怪しんだチャーリーはそのまま葬儀場に残り、フレッドにもう一度グレタの行方を聞いてみたが、やはり「撮影スタッフと出て行った」に嘘はなかった。
香盤表をもらっていたことを思い出し、次の撮影現場に向かうが、グレタはいなかった。早起きのスタッフにも見たという者はいない。
ますます、フレッドがかけていた遺骨レコードが気になる。
するとグレタを心配しているチャーリーを見て、グレタと親しかった撮影スタッフのトミーも協力を申し出た。
2人はこっそりと葬儀場に侵入すると二手に別れた。
探索していると殺人現場の撮影をした部屋に行きつく。
フレッドの気配を感じてチャーリーは棺の中に隠れる。
その時、天井を見上げたことで電球についた血痕に気づいた。
昨日の撮影時にもチャーリーは死体の役で同じ電球を見ていたが、その時は天井には白い布がかけられていて、直接天井に血糊が飛ぶことはなかった。
その白い布は撮影後、撤去されている。
「これは撮影後についてる」
チャーリーに気づいたフレッドに、チャーリーはフレッドがグレタを殺したという推理を聞かせた。
「グレタを心配する者がいたのは誤算だった?」
ところがそこへトミーが現れ、グレタから連絡が来たという。
「バスの中で寝てたらしい。今はマイアミに着いてる」
海にいるグレタの写真も添付されていた。チャーリーは素直にフレッドに謝罪した。
妻に捨てられ涙するフレッドを、チャーリーは残って慰めた。
するとフレッドが家族の遺骨に囲まれて暮らしていることを教えてもらう。
ランプには叔父さん、いとこはオルゴール、父親は絵画からいつも見ている、など。
「グレタは理解しなかったが……」
どん引きしたチャーリーはトイレ行ったついでに、フレッドのデスクの引き出しを開けた。
すると証拠となるグレタのスマホを見つける。
トミーへの連絡はフレッドが古い写真を添付してなりすまして送っていたのだろう。
ところがフレッドが背後からチャーリーに近づき、薬を嗅がせて棺の中に入れた。
「君が妻をそそのかした。ある意味当然の報いだ」
目覚めたチャーリーは棺ごと燃やされそうになるが、暴れたことで蓋が外れて抜け出せた。
しかしナイフを持ったフレッドに追い詰められる。
その時、チャーリーは持っていた電子タバコに気づき、咄嗟に炎の中に放り込む。
すると大爆発を起こし、あっという間に葬儀場中に炎が広がっていった。
チャーリーはフレッドも連れて逃げだすが、途中でフレッドは自分の意志で葬儀場に残り、親類たちの遺骨と共に一緒に焼かれた。
慌てて車に乗り込み、発進させようとすると背後からピストルを持った手が出てきて、チャーリーのこめかみにつきつけられる。
「まだカタがついてなかったね」
ベアトリクス・ハプスだった――。
つづく
かんそう
ケイティ・ホームズとブレイキング・バッド、ベター・コール・ソウルのグスタボという豪華なゲストでした。
グスタボの人は、ほんとこういう怪しい役がはまりますねw
出てくるだけで怪しいw
ケイティは最近、ノーメイク主義になったという記事がありました。ガチすっぴんなのでめっちゃナチュラルというかこれ以上のナチュラルはないってわけですけどw それでカメラの前に立てるのってめっちゃ素敵だと思います。
今回見た時、もしかしたらケイティだと分からない人もいるかも? ってくらいしっかり年齢を重ねた印象がありました。
ちょっとくたびれた?役なので違和感なくよかったです。
まさに女優!
フレッドは仕事熱心といえば聞こえはいいですが、遺骨に囲まれ過ぎているのはちょっと怖いですねw 結局、フレッドに殺されちゃうんだから早く逃げて~案件だったわけですけど。
むしろグレタは10年もよく我慢したなぁって感じで、でも行き場がないと我慢せざるを得ないという、割と身近な恐怖?でもありました。
そして驚いたのが、2話目であっさりハプス自身が登場したこと!!
てっきりまた延々逃げて逃げて最後にどうなるのかってパターンかなと思っていたので、早いテンポ感を含む裏切りが心地よい!!
見た目含めるチャーリーのキャラが濃いっちゃ濃いので、好き嫌いが別れそうですけどこのドラマ、かなり名作だと思うんですよね。
「ホワイトロータス」と並んでもっと話題になってもいいのにな~って思います。
(どちらも最近まで知らなかったw)
どちらもシナリオ、映像と拘りが強く、クオリティが高いのでほんとおすすめです!!!
(ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)
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