あらすじ
マンシーの失敗
オルセンが少女を拉致した事件は、オルセン側の都合で2か月も裁判が延期になっていた。
取り引きもせず何等かの戦略を企てている。
そんな中、カリシがオリビア、フィン、ベラスコを裁判所に呼び出す。
何かあったのかと心配で集まるとそこには白いワンピース姿のロリンズがいた。
二人は結婚を決め、判事と仲間の前でそれを誓う。
新婚になったばかりのカリシだが、いよいよオルセンの裁判が始まり、クリスマス休暇も怪しくなる。まだオルセン側は延期しようとしていたが、さすがに受け入れられなかった。
すると証言台に呼ばれたマンシーは、オルセンが受けた傷のことからそれ以前の暴行を指摘され、まんまと挑発に乗ってしまい裁判所で暴言を吐いてしまう。
「被告人は私じゃない。赤ん坊を殺したクズよ!」
マンシーの証言は削除された。
我に返るとマンシーは自分のしたミスに気づき、落ち込む。
だがフィンとベラスコはマンシーをただ責めなかった。
「こういうミスは誰でも経験する。教訓にして再発を防げばいい」
裁判は陪審員次第となった。
ノアの兄弟
ノアはオリビアに内緒で「肉親を捜し出すサイト」に登録していた。
ギフトカードを使って18歳以上の振りをした。
悪気はないようで、無邪気にオリビアに報告をする。
「僕のお兄ちゃんが見つかった。コナーに会える!」
父親が同じでコナーは13歳だという。
里親の元からマッキャン夫妻に引き取られていた。
恐らく実父がサイコとは知らないのだろう、オリビアも言うつもりはない。
オリビアはマッキャン夫妻の身辺調査をフィンに依頼した。
「私は親の立場でするべきことをする」
フィンは会わせるなと止めたが、喜ぶノアをがっかりさせることはできない。
身元調査が終わり止める理由はなく、ノアとコナーの家を訪ねた。
ノアはコナーを「たった1人の家族だ」と喜ぶが、オリビアにとっては複雑で喜べなかった。
クリスマスのデコレーションがされた絵に描いたように幸せそうな一軒家。
感じのいいマッキャン夫妻と眼鏡をかけたコナーはすぐにノアと打ち解けた。
コナーもノアの存在を喜んでいるという。
マッキャン夫妻は、コナーを産んだ母親とは連絡をとっていた。
「若い依存症で、父親のことは彼女にもわからないのかも」
最近携帯が繋がらず探偵を雇おうかと思っていたところだとも言った。
すっかり馴染んだノアは泊まることになり、オリビアだけがモーテルに泊まった。
モーテル
オリビアがシャワーから出て鏡を見ていると、通りかかった車のライトで鏡の後が透け、隠しカメラがあることに気づく。
そこへちょうどロリンズから電話が入ったので、折り返し、隠しカメラのことを話すと、翌朝ロリンズが応援にくることになる。
ロリンズは新婚なのにカリシが忙しく一人で、オリビアもノアと離れて一人でちょうどよかった。
翌朝、オリビアは調査があると打ち明け、マッキャン夫妻に引き続きノアを預かってもらう。
その際にノアたちの父親について知っていることがあれば聞きたいと言われるが、ロリンズからの連絡が入り、言わないままマッキャン家を出た。
モーテルには妙になれなれしいトロイという受付がいた。
大したことはできなそうだがまずはトロイから、と疑いをかけるとトロイが受付のラップトップでオリビアの部屋の映像を見ているところを押さえる。
トロイはちょろく、手錠をかけただけで勝手に自白をした。
「どのカメラも俺が仕掛けたんじゃない。いとこのレイに怒られる」
黒幕
黒幕のレイ・スプレイグを調べると、地元警察は以前も二人を逮捕していたが有罪になっていなかった。
地元の検事局にいる身内が融通を利かせていたのだった。
今回も同じにはさせない、とオリビアはレイに直接接触することに。
バーに来たレイをオリビアとロリンズの2人で誘惑すると簡単に乗った。
モーテルに連れ込むと、隠しカメラを知ってるレイは急に尻込みをする。
そこで2人は「カメラを知ってるの?」とネタばらしをして逮捕した。
レイたちは自作のポルノをネットに投稿して荒稼ぎしていたことがわかった。
警官からは「警部の裸もありましたが、削除しておきます」と言われるが、オリビアは有罪にするための証拠にして、とそれを阻止した。
「いつも被害者に証言させているから。私も」
二人はモーテルに戻り、和やかに飲み直した。
だがロリンズの告白で決裂してしまう。
「フォーダム大学の教職を──」
予想外の出来事にオリビアはショックを隠し切れない。
オリビアに拒絶されたロリンズは、氷を取ってくると言ってそのまま戻らなかった。
別れ
翌朝、オリビアがノアを引き取りにマッキャン夫妻を訪ねると、もう父親のことは気にしないと言われる。
「将来コナーが知りたがるまで知らなくていいです」
別れ際、ノアも沢山のクリスマスプレゼントをもらったが、オリビアもコナーから小さな箱を受け取った。
オフィスに戻るとオリビアとロリンズは「ワインのせいだった」と和解をし、ロリンズは仲間たちに拍手をされ、そのままオフィスを去った。
つづく(SVUシーズン24 あらすじへ)
かんそう
オルセンの事件はシーズン24 第4話「踏み出せない一歩」からのつづきでした。
かなり匂わせがありましたので驚きはないのですが、ロリンズが去っていきました。
やっぱりね~と思いつつも、結婚と別れが同時なせいか、なんだか慌ただしさを感じました。でも、オリビアとの友情もあって最後の回らしさはありました。
日頃はネタバレ回避しているんですが、さすがに降板の理由を知りたくて、検索してしまうのですがあまり追うと見たくないものも見てしまうのでサラっとw
なので私が見た限りになりますが、番組の都合上みたいですね。
マンシーを見ていると番組が欲しい要素はマンシーだったのかな、と思うのでロリンズというキャラの役割はもう十分果たされた……と言われても個人的には納得できました。
もうロリンズはオリビアやフィンを困らせるようなことはないでしょうし、この先であったらなんかそれはそれでロリンズの経歴的にどうなの? ってなっちゃいますもんね。
ロリンズのこととなるとオリビアが感情を押さえられなくなってしまうのには、ぐっときました。
最後にロリンズとペアで事件解決できて良かった。
とはいえオリビアが愚痴れる女子仲間(も彼氏も?)が身近にいなくなってしまったので、ノアも本当の家族~とか言ってるし、オリビアの幸せをどうか~。
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