あらすじ
ブラックリスト
レッドがFBIにやってきて、追跡装置の製作者ケニソンの存在を共有した。
すでにケニソンが2週間前から行方不明になっているという事実を突き止めている。
「偶然とは思えない。次のブラックリストは彼だ」
クーパーはケニソンの名が出たことに驚くが、すぐには言えなかった。
ケニソンを保護しているということを。
だが、デンベとレスラーがケニソンが最後に目撃された大学の警備員に話を聞くと、すぐに接点がわかってしまう。
警備員は何かわかりましたか? と出迎えるが、二人は教えて欲しいといい、話が食い違った。
ケニソンと背中を向ける男が話した後、連邦ナンバーのセダンに乗った姿が防犯カメラの映像に残されていた。
「だからFBIにも連絡したんですよ」
その頃クーパーは慌ててルーに連絡を入れていた。
「すべてが繋がった」
クーパーを脅していた黒幕は、リズ殺しの犯人でもあった。
クーパーは知らぬ間に、黒幕を助けるような行動を取らされていたのだった……。
そしてレスラーとデンベはケニソンが証人保護プログラム下にいることも知る。
「クーパーに聞け。彼の要請だ」
クーパーの関わりをチームに持ち変えると、不穏な空気が流れる。
まさかクーパーが最初からリズ殺しと繋がっていたのか? と。
だがアラムがあり得ないと猛否定したことで、何か事情があるはずだと冷静になる。
クーパー
クーパーはオフィスでレッドにすべてを打ち明けた。
なぜ早目に助けを求めなかったのか、と言われても今更遅いとしかいいようがなかった。
そしてその必要があるのかもわからないまま、どんどん物事が進んでいた。
ケニソンの居場所はセーフハウスだが、クーパーが直接教えることはできない。
レッドは移送を待たず、自力の方が早いとオフィスを出ていった。
その後、クーパーはチームにもすべての経緯を説明した。
犯人の狙いは恐らく、チームの破壊。
「レッドから”武器”を取り上げたいのだろう」
そして、内情を知る者。
もともとはコスター殺しでクーパーが逮捕されるのが狙いだったのだろうが、そうならず予定を変更していっている。
レッドの一歩先をいきながら。
ケニソン
簡単にセーフハウスを突き止めたレッドは、ケニソンをプライベートジェットに拉致した。
すぐにでも殺したい衝動を抑え、レッドはケニソンを生かして情報を聞き出す。
するとケニソンはリズとはまったくの無関係だったとわかった。
クリニックでの研究が頓挫し、出資者を探したケニソンは売り込みイベントに出店し、そこである警官に気に入られ渡しただけだった。
「NY市警の刑事だといって、尾行に使えるかもしれないって」
その人物は刑事のレジナルド・コール。
医療ではないが採用されるならいいと、渡したがそのまま連絡はなかった。
「神に誓って本当です」
手掛かり
アラムはクーパーのスマホにあったやりとりの音声データを解析した。
ボイスチェンジャーがしているだろう加工を想定して、元の音声を何パターンか作り出す。
だが正解がわからないままなので、確定はできない。
6パターンにしぼり、刑事局長に聞いてもらうことに。
クーパーは責任を取るため、パナベイカーにも告白した。
「どんな罰でも受ける」
これまでレッドやリズも見逃してもらってきている、と部下達が主張してもクーパーにその選択肢はなかった。
あるとすれば黒幕を見つけ、容疑を晴らすこと。
クーパーはそれを部下達四人に託し、自らレスラーに逮捕させた。
パナベイカーの情報で、大統領と上院監視委員会はレッドとの協定を良く思っていないと分かった。
だがパナベイカーは起訴を避ける事を諦めはしない。
「法執行組織も政治よ」
大きなヤマを解決し、陰謀の存在を明らかにすれば……クーパーの件から関心が薄れる。
「そこに期待するの」
レジナルド・コール
アラムの音声データからFBIもレジナルド・コールを突き止めた。
倫理観がイカれた汚職警官で、元、刑事になっていた。
今はDCで私立探偵をしている。
一足先にレッドがコールのオフィスに行くが、コールは何者かの連絡によってそれを察知し、証拠を燃やしてオフィスを出ていた。
すぐに追いかけたがレッドの部下が見失った時、レスラー達の車が到着し、コールを逮捕した。
コールがFBIに到着すると、レッドもやってきた。
レッドはパナベイカーに時間がない、俺に任せろと訴える。
「ルールに従うべき時とそうでない時がある」
それにはパナベイカーも身を持って納得した。
レッドは敵が一歩先を動いていることに気づいている。
「どうせ尋問はできない」
すると電話が鳴り、パナベイカーが出た。
コールの弁護士が何故かこのアジトにまで乗り込んできていた。
レッドはほらな、と予定を変更して、コールには会わずアジトの裏に出た。
タイソン・ラクロイ弁護士
タイソン・ラクロイと名乗る弁護士が、やってきた。
パナベイカーは弁護士を入れないようにするが、ラクロイは全てを知っておりただ追い返すことはできなかった。
そしてすぐに証拠がない、とコールを連れて出ていく。
デンベがぽつりとつぶやく。
「やはりレイモンドが正しかった」
二人は堂々とFBIを出ていった。
だがデンベはきっとレッドが何かすると思っていた。
その通り、レッドはコールが出てくるのを待ち、仕留めるつもりでいる。
「二人が移動したらすぐにやれ、五分後に頼む」
待機している車中からレッドが電話をするが、すぐそこに来ていた黒ずくめのバイクが二人を撃って去っていった……。
レッド達もその場を離れるが、二人は血を流して倒れていた。
かんそう
うーん、やっぱりルーがまだ怪しいですね~。
クーパーがパナベイカーに打ち明ける時、ルーの存在も伝えていますが、ルーは現時点では出頭していません。
「話すことは知ってます」
と言ってました。
ルーは脅迫とリズ殺しが繋がったと、クーパーが電話した時点で「本当なら二人とも刑務所いきだぞ」と言っています。
この先のルーの身の振り方、気になります!!
とにかく今回のメインストーリー? リズ殺しの黒幕はそもそもレッドがFBIという武器を持っているのが気に入らない人物、組織で、内部事情が筒抜け……となると、もうレッドと同じ闇社会の権力争い、というよりはパナベイカーが言っていた「大統領、上院監視委員会」が怪しい……?
現状的にはレッドを直撃するよりも、まずクーパーのチームを崩壊させたい、ようですね。
となると急に出て来た?ルーがやること全部クーパーをマイナスに引っ張ってるように見えてやっぱり怪しい~~!(思い込み?)
あとコールは真っ赤な血だまりできていたので完全に死んでるはずですが、弁護士は意外と綺麗なので死んだふりをしているのかな~と思ったんですが、何度かよく見て一応服に血がついていたり穴?らしきものも見えるので、まあ普通に撃たれたかな……。
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