【新シーズン】LAW & ORDER:性犯罪特捜班/SVU シーズン21 1話「スターへの階段/I'M GOING TO MAKE YOU A STAR」

2020/12/19

LAW&ORDER:性犯罪特捜班 LAW&ORDER:性犯罪特捜班 シーズン21 クライム ジェーン洞 リーガルドラマ

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あらすじ

Virginia Sherwood/NBC | 2019 NBCUniversal Media, LLC


2020年12月18日(金)22:00~ FOX 日本初放送 (全20話)
(アメリカ放送 2019年9月~)

【登場人物】


カリシ

カリシはSVUを去り、新任のハディード主任の下でSVU選任検事補になった。

トビアス・ムーア

動画配信会社ピクフリックス社長トビー・ムーア(イアン・マクシェーン)にセクハラ被害にあった女性が通報した。

オーディションでセクハラを受けたというのは、ベネズエラ出身の20歳ピラール・レイエスだった。

早速オリビアはドッズと共にハディード主任に報告したが、相手が大物とあって令状を渋られてしまった。
オリビアはハディードに弱腰な印象を受ける。

ハディードはカリシに、逐一SVUの動きを報告するよう命じていた。

囮捜査

オリビア達はピラールに囮捜査をさせ、現行犯逮捕を狙うが興奮したピラールが指示を無視して失敗に終わる。

だが、トビーがピラールを脅す音声を録音する事が出来た。
「今度の目的は? また私を襲う?」
「君を襲っただと? 私を脅迫するつもりか? いくら強気に出ても電話1本で拘置所に送ってやる」

テープを聞いたカリシは勝手に進めるなと釘を刺したが、オリビアの論点はそこではなかった。
この音声データをもとに今夜のプレミア上映会で逮捕できる。
カリシはその場では判断せず、ハディードからの命令通り一度報告する事にした。

オリビア達がプレミア会場で待機しているとカリシがやって来たが、カリシはトップからの中止命令を伝えるだけだった。

ハディード

ハディードは新任としてTV出演をし、権力者であっても性犯罪者には容赦なくする、とアピールしていた。

その収録スタジオにオリビアとドッズは出向き、トビーの逮捕状を請求するも、トビーがピラールを訴えたから勇み足だと言われてしまう。

「今後対峙する相手は彼の弁護チームよ」
ハディードはまるでトビーの味方のようにピラールがミスをしたと言い出し、オリビアは耳を疑った。

ドッズはせめて家宅捜査を、と頼むがハディードはそれも認めず、オーディションの映像の押収だけを許可した。

オリビアとトビー

トビーの余罪はネット上にあふれていたが、買収で解決しているようでどれもが起訴には至っていなかった。

バディ―ドの許可を得られないのなら、とオリビアは個人的にバーでトビーと接触する。
「脅迫されているという密告を受けた」
トビーはオリビアがピラールの事を言っていると気づくと、売り込みを断って逆恨みされていると打ち明けた。
オリビアは、襲われたというのは彼女の勘違いだという主張にいったん同意して署に来るよう勧めた。
「疑いを晴らして欲しいの」
だがトビーは一筋縄ではいかなかった。
「その手には乗らん。私を疑う前にピラールを調べるべきだ」

トビーは帰って行ったが、オリビアはDNAのついたグラスを手に入れた。

来客

バース元判事がオリビアを訪ねて来た。
離婚で辞任し、子供の為に開業し弁護士になっていたが、その依頼人がトビーだった。
「あなたは私の依頼人に捜査と告げず尋問したそうね」

バースはピラールは売春婦だったと言い、ピラールをセレブを狙う脅迫者にするつもりのようだった。
それをちらつかせながら、ハディードに依頼されたというオーディションテープを渡して帰っていった。

他の被害者

テープには5人のオーディション風景が録画されていたが、テープが編集されているのは明らかで、問題となる部分はなかった。
トビーは逃げ切れる自信があってテープを渡していると思われたが、オリビアは望みを捨てず他の4人についても調べた。

すると誰もがトビーのセクハラやレイプ被害にあっていたが、皆証言する事を拒否したり、中には秘密保持契約を結んでいる者もいた。
今度はピラールの契約書も準備しているらしい。

ジェマ・ブルックス

そんな中、友人が捜査を受けて知ったという女優、ジェマ・ブルックスが証言するとSVUにやってきた。
5年前の出来事で保持契約を結んでいたが、当時着用していた服も保存してあった。

オリビアがすでにDNAを採取していると知ったドッズは、一致した際には検事の許可を得ず逮捕する例もある、と逮捕の許可を出した。

ドッズの提案通り、マスコミにも勘づかれないようトビーを逮捕した。
罪状は第1級のレイプ。
それでも余裕を見せていたトビーだったが、犯行現場のホテル名を聞くと思い当たる節があるようでハっとした。
「ジェマか!」

その頃、カリシもハーディドが逮捕に積極的ではないと感じ始め、ハディードを問い詰めていた。
ハディードは証人が居ない事を突き返したが、カリシは信用できるジェマがいると反論していた。
するとハディードはスマホを見てジェマの事も知っているような口ぶりで、TVのリモコンを操作した。

そこにはトビーとバースと並んでジェマがニュースに登場していた。

ジェマは、トビーの圧力にも屈せず、これ以上の犠牲者を出したくないと決意を見せていたはずだったが、突然不当逮捕を訴えていた。
トビーとの関係は、合意の上だったと意見を変えて。

トビーもジェマとの関係を認め、家族を裏切ったと謝罪しあくまでも家庭の問題だと話題をすり替えていた。

証拠隠滅

立場を危うくしたカリシはSVUに顔を出し、ジェマのニュースが映し出されたモニターを見た。
その場所はピラールのオーディションをした部屋で、カリシはある事に気づいた。

オーディションの映像と比べるとソファとランプが変わっている。
ピラールの証言ではそれらにはトビーのDNAが付着しているはずだった。

その事からビルのロビーの防犯カメラを調べた。
そこには服を乱したピラールが出てく姿も残っていた。

その後アシスタントのシンディが、運送会社を案内して家具を運び入れる姿も写っていた。
古いソファとランプはその後撤去。
清掃が済んだ後には、元連邦検事と元司法長官、副市長が訪れていた。
その15分後にはハーディドと検事事務所の役員まで。

強力なメンバーがトビーに屈していたのだった。

シンディを証拠隠滅で呼び出し、レイプのアシストをしていると脅すとシンディはトビーの罪を認めた。

ジェマはその後、映画監督となってニュージーランドに出発していた。

風紀課

オリビアは風紀課に助けを求め、カトリアーナ・タミン、通称キャットを紹介してもらう。
キャットに女優の振りをしてもらい、囮でオーディションを受けさせた。
シンディにも協力させた。

キャットは場慣れしているようで、突入の合図は自分で出す、と襲われ役を引き受けた。

囮捜査再び

まんまとキャットを信用したトビーは、オーディションでキャットにセクハラまがいの指導を始めた。

それを待機部屋のモニターで見ていたオリビア達は、キャットの合言葉を待たずに突入した。

トビーは現行犯で逮捕したが、キャットは早すぎる、と少し不服気だった。

裁判

裁判当日、オリビアとロリンズはカリシの初陣に「必ず有罪にして」とエールを送った。
トビーは保釈され、不服を申し立てるに違いない。

だが裁判所のロビーに出ると、多くの被害者が「#METOO」を主張して集まっていた。
その中にはピラールもいた。
「信じてくれてありがとう」
「当然よ」
オリビアはその数の多さに圧倒されると同時に、トビーの有罪を確信しているようだった。

ドッズ

結果、数時間後にはハーディド主任とカリシが並んで報道の前でスピーチしていた。
「NY市警の協力に感謝します。権力者といえども性犯罪は許さないとの方針を示せました」

ハーディドの変わり身は早かった。

オリビアとドッズは、バーでハーディド主任のスピーチを見ていた。

オリビアはカリシもこれで安心だと安堵したが、ドッズがあまり浮かれていない様子に疑問を感じた。

実はドッズは検事事務所との仲を役員に懸念され、左遷が決まっていたのだった。
月曜の朝から交通安全タスクフォースに異動となり、スタテン島へ。

オリビアはバカげている人事だと動こうとしたが、ドッズに止められる。
「君にはやるべき仕事がある。むやみに身を滅ぼすな。
警部」
それがドッズの出した条件だった。
「心配ない、必ず戻ってくる」
「いい人ね、ドッズ」
「君は優秀な人だ。ベンソン、健闘を祈る」
2人は乾杯した。


かんそう

アメリカではもう22が始まっているので、まるっとワンシーズンずれてやっと21が始まりました! やっとだよ~~。

新シーズン、いきなり癖のあるゲスト、アメリカン・ゴッズ、ジョン・ウィック等のイアン・マクシェーンが登場し、存在感を存分に発揮していました。
やけに出番が多いのも納得。

とはいえ事件そのものはありきたりで、若干物足りなさも感じましたが、それも今回は、人事異動回ともいえるサプライズ回だったからそっちに都合があっていた感じ?

寂しいのは、お気に入りの役者さんのドッズが左遷されちゃった事!!
カリシは立場を変えて、連投なので今後敵対する事も多くなりそうなのがツラいですが、それでもまだ登場するんだからいい!
てか、カリシの異動でピーターのさようならは確定しました。

でも新たな仲間といえる存在も登場しました。
風紀課から紹介されたキャットさん(ジェイミー・グレー・ハイダー)。
これからもSVUに協力してくれそうな感じで、新風を感じました。
美人で強気で頭良さそうって、好きなタイプ!

ハーディドはいきなり信用できない感じで好感度低いスタート。
カリシの先行きが不安になります。

という感じで、やけに今回ドッズの出番が多いな~と思ったら、お別れ会だったとは~。
ちょっと楽しみが減ちゃったけど、相変わらず歳を重ねてもオリビアは綺麗で頼り甲斐があって、頼もしいスタートでした!





アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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