あらすじ
Major Crimes: Suspects Or Material Witnesses - Season 6, Ep. 2 [CLIP] | TNT
ラスティ
ラスティは、ストローから身を守る為に銃を携帯しようと考えた。
まず、フリンに伝え上手くシャロンに話してもらうよう頼んだ。
すると、あっけなくシャロンは許可を出し、銃の使い方も教えるという。
「ボディ・ガードをつけて欲しいけど、この状況を考えると、自分の身を守る術が必要かもね」
ガスからの連絡はまだないようだった。
ルーカスの死
遺体で発見されたルーカスは、死斑と死後硬直から深夜1時に死んでいたとみられた。
周囲の状況から、置かれたのは3時間前だろう。
遺体の甘い香りから、インスリン不足が血液の酸化を招き死に至った可能性が高かった。果実に似た異臭は、ケトアシドーシス。
糖尿病の合併症が死因と見られた。
だが、誰が聖ヨゼフ教会の花壇に遺棄したのか?
捜査の都合上、ひとまずルーカスの死は伏せる事に。
プロベンザが教会内を捜索しようとすると、ジョナス神父が聖域だと止めた。
だが、スタン神父が許可を出した。
捜索の結果、何も発見はなく捜査に進展はなかった。
FBI
ディアス夫妻が申請した裁判所命令で、FBIが捜査状況を確認しにやってきた。
ベガとフェイの男女の捜査官だった。
2人は身代金目当ての誘拐だと思っているようだった。
不法移民を守りながら捜査したい重犯課とFBIは何かと対立した。
副本部長の指示でFBIは締め出さず、共同捜査をする中で操る事になった。
親たち
ルーカスの死を、スタン神父立ち合いの元両親に伝えた。
ショックを受けた母親は、神父や他の子供たち、その親たち全員を責めた。
その騒ぎの中でシャロンは、ジョナス神父がライアンの母親を抱きしめ、親密そうに慰めているのを見ていた。
神父たち
ジョナス神父の怪しさが増した事から、取り調べを行う為シャロンがスタン神父を説得した。
プロベンザ、カミラ、ノーランがジョナス神父の取り調べをした。
ジョナス神父は3人の間にトラブルはなかったと言った。
ミゲルとルーカスには以前あったようだが。
一番親しいのはライアンだった。
だがライアンが虐待を受けていた事を知っていながら通報はしていなかった。
時を見て話すつもりだった、と。
誰もが虐待に気づくなら、2人の友人が養父から救おうとした可能性もある。
だが、ジョナス神父はそれも否定した。
2人がライアンの養父を突き落とすはずはない。
子供達が何かの犯罪を犯したのでは? という意見をぶつけるとジョナス神父は席を立った。
「やめてくれ。あの子らを犯罪者にするな」
無駄にジョナス神父を興奮させてしまい、何も手がかりは得られなかった。
カミラ
カミラは度々、シャロンの話を遮って周囲を凍らせていた。
見かねたノーランは、それを注意した。
容疑者
これまでの捜査で、いろんな事が考えられた。
ジョナス神父の関与、ライアンの実父イアン・ニューニャスの犯行、ライアンの養父の死亡事故の真相に3人がかかわっている可能性、虐待、マービン・ギャレットも怪しいし、娘のケリーも車で迎えに行く事が出来た。
ルーカスの父親は薬物依存の医師、不法移民のミゲルの両親は100万ドルを隠していた。
そして何も絞り込めていない。
そこへ正式に合同調査する事になったFBIから新たな情報が提供された。
100万ドルは、ディアス夫妻の娘、アナの口座から引き出されたものだった。
アナは結婚してアメリカ国籍になっている。
夫妻は家を売った金を娘の口座に送っていた。
だが夫妻がその家を買ったのは半年前。
現金で買い、10万ドル高く転売していた。
FBIはそれを資金洗浄だと考えたが、重犯課は単なる転売ビジネスだと思って大して取り合わなかった。
その代わり、イアンの捜査を進める事にした。
その際にFBIは家族の傍受を要求したが、すでに傍受済な事を伏せて蚊帳の外にした。
FBIには、デスクを用意しマービンの調査を任せた。
プロベンザはすぐにプリンター募金の金額を25セントに値上げした。
FBIの2人用に。
傍受
FBIに伏せていた傍受から、新しい情報が得られた。
ライアンの母親、ダニエラがイアンの固定電話に電話を掛けていたのだ。
イアンはダニエラに「今の夫を殺す前に金の心配しろよ」「警察に本性を知られるなよ」等と言っていた。
ライアンを返してというダニエラにあくまでシラを切っていた。
これで令状を取り、イアンの本格捜査を始めた。
自宅へ押しかけ、イアンの妻にライアンの存在をバラし、連行した。
イアンは、あくまでも誘拐を否定していた。
ただライアンに会って金を渡し、飯を食うだけなのにジョナス神父に止められたとまた文句を言っていた。
「奴は宿題を手伝ったり、映画に連れてったりしてる。
運転まで教えて」
マービン
FBIがマービンの情報を入手した。
マービンの自宅のIPアドレスから、「純潔種の国家」というサイトの管理人をしている事が分かった。
サイトの目的は「多文化主義の終局と外国系アメリカ人の排斥」。
不法移民の犯罪を問題視していた。
名義はバディ・E・ケリーになっているので、重犯課は見逃していたようだった。
サイトだけでは、逮捕も令状も無理だったが配信と動画投稿もしていた。
マービンの投稿150時間分をバズが確認する事に。
ジョナス神父
マービンの怪しさも増した時、ノーランがニュースを持ってきた。
大司教区の事務所のインターンの子から、素性を隠して情報を聞き出した結果、ジョナス
神父が過去5年で教区を6つ異動になっていた事が分かった。
モントレー、ツーソン、デンバー、リノ、フェニックス、そしてLA。
性的虐待を隠す為に教会が良く使う手口だった。
すぐに教会へ、ジョナス神父を尋ねた。
だが、一足遅くすでにジョナス神父は国外へ向かっていた。
かんそう
子供達が絡む人種問題? という暗い事件がまだ続きます。
ファイナル・シーズンという事でやりたい事? をやろうとしているのかもしれませんが、メジャー・クライムの良さが最後にあまり感じられない回が続くのかしら……?
今のところ、新シーズン開幕のわくわく感というよりは、すでにシーズン・ファイナルみたいな重々しさが目立っているような。
個人的にはがっかりな感じです。
メインの事件もシリアスだし、サイドのストローはもちろん、ラスティが銃を持つ状況になっちゃってるし。
しかもシャロンもあっさり認めるという。
銃社会って凄い……。
これまでの緩急みたいなのがなくて、終始シリアスって感じな1、2話になっていますが、この先どうなのかな……。
そもそも1話完結のテンポに慣れているから、ファイナルみたいな続き物ってテンポ悪く感じちゃう。
ジョナス神父なんて最初から怪しいってのに、あっさり逃亡されちゃうの?
ていうかそもそもこの事件、何?w
まだまだ分からない事だらけ。
そして分からない上で謎の解明が面白い……という感じもなく、ただただ「何が起きてるのか分からない」状態が続いておりますw
1話では、フリオの代わりに抜擢されていたバズもFBIの登場のせいか、もういつものIT雑用?w な感じに戻っていましたw
登場人物はこちら
前回:シーズン6 1話 「聖域都市 パート1/Sanctuary City: Part 1」へ
(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)
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