あらすじ
2017年9月22日(金)18:30~ スーパー!ドラマTV シーズン9 日本初放送 (全24話)
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レナードとペニーの感謝祭
夫婦として初めての感謝祭。
レナードは、ペニーと2人きりでの料理の準備に大人みたいだと、スポックの鍋つかみではしゃいだ。
ipodでレシピを見る為に、ペニーにパスワードを誕生日だと教えて解除させるが、弾かれてしまう。
不思議に思い、レナードが確かめるとペニーがレナードの誕生日を間違えていただけだと分かる。
「何日だと思ってる?」
「パスワードは口に出せないわ!」
夫の誕生日を知らないと責められたペニーは、じゃあ私の何を知ってるの? とレナードを困らせるつもりで聞いた。
レナードは嬉々としてペニーの個人情報を捲し立てる。
「夫婦としての最後の感謝祭かもね」
料理を始めても、ちくちくペニーを責めるレナードに、ペニーは逆に質問攻めにした。
スパイスガールズやイン・シンク、BSBの推しメンを尋ねるがレナードの回答は完璧だった。
「ベイビー、ジャスティン、嫌い」
調子に乗ったレナードは、得意げに言う。
「僕は夫の鏡さ、何でも知ってる。
僕が送った下着と『湿気』って言葉が嫌いで……」
下着について突っ込まれると、オレンジ色でふしだらな人参みたいと理由まで言うがペニーはそれを他人に言った事はなかった。
日記に書いていただけだった。
知らないふりをするレナードは焦って甲高い声を出してしまい、嘘をついている事がバレる。
慌てて声を低くしても遅かった。
ペニーに日記の盗み見を責められると、お詫びに自分の日記も見せると言うが断られ、勝手に読み上げる事に。
最新のを読めと言われ、ペニーの事を書いていると誤魔化しているとipadを取り上げられる。
「OMG! OMG! スターウォーズの新作だ! 早く見た過ぎる、ガー!!」
レナードは、ペニーの嫌いなオレンジ色のランジェリーに着替えて登場する。
償いにSNSにUPしていいと言うが、恥ずかしくて誰にも見せられなかった。
「私も見たくない」
嫌がるペニーを見て、レナードは調子に乗ってその姿でストリップ・ダンスを始める。
すると、そこへシェルドンやハワード達が帰って来て、恥ずかしい姿をバッチリ見られてしまった。
スープキッチンの感謝祭
感謝祭の日、ハワードとバーナデット、ラージとエミリーはスープキッチンのボランティアに行く。
もともと乗り気じゃなかったハワードは文句を言ってばかりだった。
皿洗いを頼まれてもハワードだけ配膳係が良かったと愚痴る。
「旦那様、もっとくださいって貧しい子供に言われたいじゃん」
それでも皿洗いに慣れてきたとハワードが言い出すが、まだシフトは5時間以上あった。
ラージが、皿洗いは瞑想するのにいいとアドバイスする。
4人で瞑想に励むと「3人配膳に」と声が掛かり、瞑想は形だけだった3人はハワードを残して飛んでいった。
1人残ったハワードが皿洗いをしていると、イーロン・マスクが追加の皿を持ってきた。
ファンであるハワードは、驚きつつも喜び、話しを合わせて自ら奉仕をしていると偽った。
さらに、宇宙へ行った事やMIT卒の技術者である自己アピールをする。
「随分自信家なんだな」
「すみません僕はただ、あなたの養子になりたくて」
イーロンは、技術者は歓迎だとハワードと連絡を取り合う事に。
皿にあったホームレスの食べ残しのパンプキン・パイを見つけると、ハワードは喜んでイーロンとシェアした。
シェルドンとエイミーの感謝祭
シェルドンは、エイミーと行くつもりだった水族館の感謝祭ランチ・バッフェのチケットが1枚余っている事から、立候補者を募った。
しかし、誰もシェルドンと目を合わせようとしなかった。
結局、誰も行く人がいないのでエイミーにペア・チケットを譲ると声を掛けた。
するとエイミーは、友達として一緒にどうかとシェルドンを誘った。
感謝祭当日、エイミーの運転する車で水族館に向かった。
シェルドンは気まずくならない会話リストを持参していた。
どうでもいい会話で満足しているのはシェルドンだけだった。
エイミーは長い付き合いなんだからそんなリストに頼らなくても会話は出来るといい、シェルドンに質問をさせる。
「よし、他の男と会ってるよね? 性交はしたの?」
「いきなりそう来たか」
エイミーは自分のデートについて、詳しく教えるしかなかった。
性交はまだという事も。
水族館内では、シェルドンが考えた水族館ゲームをしながら見て回った。
水族館にいる生物を3つ上げて「イート、ファイト、フレンド」に当てはめるというシェルドンらしい遊びだった。
エイミーは相変わらずのシェルドンのノリに思わず「懐かしい」と呟く。
「初めてのゲームなのに?」
ときょとんとするシェルドンに「私ってバカね」と独り言を言った。
帰宅後、シェルドンはエイミーと友達になれると分かったと上機嫌だった。
そこへエイミーから電話がかかってきた。
水族館は楽しかったといい、聞いて欲しい事があると言った。
「考えたんだけどまた恋人になりたいかも」
しかしシェルドンの気持ちは違うようだった。
「僕たち友達じゃ?」
「だけどあなたがよければ……」
「エイミー、君を忘れるのは簡単なことじゃなかった。
友達のままでいたい」
「そう分かったわ」
エイミーは涙をこらえ、普通に会話を続ける努力をした。
つづく
かんそう
感謝祭エピソードとしては、皆バラバラで少し寂しく感じました。
そして何より、エイミーとシェルドンの関係ががががが。
水族館デートに展開した時には、え? 復縁?? 早って思いましたが、なるほど復縁にはならないのですね~。
でも、真面目な話しをするとシェルドンの反応には理解できます。
人の気持ちは、悪戯に確かめたりできるものではないですからね。
エイミー個人的には、自分の気持ちを確かめられて満足したかもしれませんが、シェルドンはそんな事をそもそも望んでいたわけではないですからね。
ここで、改めて「エイミー、やっちまったなぁ」って事になるんですね~。
まあ、復縁はいつかはするとしても今のタイミングは早いとは思いますけど、でも今回のエイミーの終わり方の悲しさ、つらさは、女子的には共感が出来て胸が痛かったです。
そしてシェルドンの気持ちもわかるし、しっかり前を向き続けるシェルドンは改めて強いな、と思いました。
逆にこれまでのシェルドンのつらさ、痛手の深さも感じられて、やっぱり苦い感謝祭の〆となりました。
終りの負のインパクトが強いせいか、感謝祭としても地味な回に感じてしまいました。
ゲスト:イーロン・マスク
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(イラスト:Simoom、文:ジェーン洞)
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