あらすじ
2017年9月22日(金)18:30~ スーパー!ドラマTV シーズン9 日本初放送 (全24話)登場人物はこちら前回はこちら
スポッキュメンタリー
シェルドンは、ウィル・ウィートンからの紹介でレナード・ニモイの息子が撮影するドキュメンタリーでインタビューを受ける事になる。
テーマは、「スポックの影響力」。
喜んで報告をするが、ハイタッチを求めるラージの事は拒絶した。
ペニーに撮影に関するアドバイスを求める。
「監督に乗せられて脱いじゃダメ」
しかし、スポックの番組ならヌードも芸術的だろうとやぶさかでもない様子。
撮影
上機嫌のシェルドン。
「あなたのお父さんはヒーローだ。
彼の陰嚢が作った人に会えて感激」
ウィルはアダムに得意げに言う。
「ほらな逸材だろ?」
早速撮影開始となる。
カメラを気にせずいつも通りにと言われると、「もしかして脱がせようとしてる?」。
レナードはウィルに確認する。
「これは彼への嫌がらせ?」
インタビュー
「スポックが惑星に不時着した時、兄が入ってきて顔におならを。
それ以来ハマった。
兄のおならにじゃないよ。スタトレに」
「スポックの魅力は?」
「誰だって憧れるよ。
冷たく合理的で人間的感情のないところに」
シェルドンも似たようなものでは……。
「バルカン人はケンカも合理的。
何故自分を殴る?
とイジワルな兄が聞けば弟は『手を動かしてるのは兄さんだ』と言う。
兄も確かにと納得。
仲良く教育番組を見るだろう」
ペニーがシェルドンに同情して、ハグして慰めたくなると言うとレナードも「僕も意地悪された」と言う。
「自業自得よ」
金庫
何かコレクションは? と聞かれるとうれしそうに、ペニーから貰ったサイン入りナプキンの話しをする。
その際にペニーにもカメラが向くと、「脱がずに出演できた」と喜ぶ。
ナプキンを見せて欲しいと言われて、喜んで取りに行くとキッチン横のホワイトボードの裏が隠し金庫になってる事を初めて知ったレナードが驚く。
「いつ壁に金庫を?」
「床のが満杯になった」
「いつ床に金庫を?」
「セキュリティ・カメラを設置した時」
「カメラもあるのか?」
棚の上のアクアマンが2012年から見守っていた。
「ソファでヤッちゃった」とペニーが思わず呟く。
「知ってるよ」
金庫の中身
貴重なレナード・ニモイのDNAだと言いながら、金庫から出したナプキンを見せるシェルドン。
ウィルは目の前にいるアダムがDNAを受け継いでると怪訝な顔をする。
「こっちは純度100%のニモイ。
君は母親との混合だ」
ペニーが他に何が入っているの? と声を掛ける。
秘密だと言いながらもシェルドンは余程ご機嫌なのか、あっさりと公開した。
パスポートに遺言(Will)。
ウィル(Wil)のフィギュアも。
ウィル(遺言)の1つはミニ・ウィル(フィギュア)をウィル(Wil)に贈る事。
「要らない」
ペニーは金庫の中に小箱を見つけて訪ねる。
それは、エイミーへ送るはずだった婚約指輪だった。
シェルドンはまるで何もなかったかのように笑顔で指輪をカメラに見せた。
初めて知る事実に、衝撃を受けるペニーとレナード。
「言い出す前にフラれた」
「ショックだったろ」
「いや平気だよ。
エイミーが望んだことだし、いいんだ」
「でも……」
と2人に気を使われてシェルドンは爆発する。
「いいんだ!!」と声を荒げ、場をシーンとさせてしまう。
シェルドンは気を取り直し、仕切り直そうとして「スポッキュメンタリー」と言うが、受けなかった。
「レナードに言わされた」
スポックなら
撮影を続ける。
シェルドンは、幼少の頃からなんでも「スポックなら?」と考えていたという。
「役に立った?」
「ああ。
例えば3年前ペニーがお菓子の盗み食いを。
僕は怒りも報復もせず床下金庫を導入した」
「匂いはしてたのよ」
幼少期のいじめはつらかったのでは? と聞かれると、スポックの真似をする事は感情を消す事で、僕もそうありたいと言った。
そこでペニーが吹き出す。
「私は詳しくないけど、スポックは感情を出さなくても半分人間よ。
あなたにもちゃんと感情はある」
するとまたしてもシェルドンは怒り出し、興奮して立ち上がり部屋に帰ってしまった。
皆があっけにとられる中、ウィルだけ満足気だった。
「最高のドキュメンタリーだ」
バルカン語?
ペニーとレナードはシェルドンがエイミーとの結婚を考えていた事に、ショックを引きずっていた。
そこにやっと落ち着きを取り戻したシェルドンが部屋から出てくる。
「ボクがキレた場面使うかな?」
2人一緒に「当然」
「悔やんでも遅いな。
バルカン人いわく、
『カプ・ファン・トア・ハキヴ・ナイッシュ・デュ・スタウ』」
ペニーはレナードに意味を確認するが、レナードは知らないという。
「本当に?」
「ナーシュ」
知ってるだろ。
シェルドンは突然、現状打開をすると、指輪を掴んでエイミーにプロポーズする事を思いつく。
「イエスならやり直すし、ノーなら彼女なんかポンフォ・ミュラン!」
と言って飛び出して行った。
「本気じゃない」
やっぱりレナードは理解してた。
バーナデットとハワードの家庭問題
バーナデットは延び延びになっていた家の改築を進める。
ハワードは、母親との思い出が詰まった自分が育った家という事でずっと渋り続けていたが、とりあえず妥協案で1部屋だけと言われて納得をする。
中でもダイニングはあまり一緒に使っていなかったという事で、バーナデットが強行に出た。
早速お義父さんを読んで採寸を始める。
ハワードはそれでも抵抗しようとラージに加勢を頼む。
が、何の役にも立たずあっさり寝返る。
ダイニングの壁をぶち抜こうとしているのを見て、構造上必要なんじゃないかと口を出すがラージが床下に潜れば必要かわかると余計な事を言う。
「インドに帰れ」
床下
ハワードとお養父さんで懐中電灯を持って床下に潜った。
そこで2人きりになると、お養父さんがハワードに子供の事を話す。
バーナデットからは、ハワードが子供を欲しくないと聞かされていたようだった。
むしろ欲しいというハワード。
欲しくないのはバーナデットだと真実を打ち明けていると、その話し声は床上にいるバーナデット達にも聞こえていた。
バーナデットは誤魔化す為に地震だといって足踏みをし、床下に大量の埃を降らせた。
子育て
父親を悲しませたくないから嘘をついてしまった。
でもハワードを悪者にする罪悪感はゼロだった。
お義父さんは、子育ては人生で最も尊い経験だから体験しないのは勿体ないといった。
でもバーナデットには、ママに全部押しつけていたくせにという言い分があった。
お義父さんは、立場が悪くなると慌てて帰り支度を始めた。
「ママには10時までいた事にしてくれ」とアリバイ工作まで。
ラージは、ハワードもお義父さんも家事をしないタイプで、ハワードに至っては手のかかる子供でもあると冷静に判断した。
「何でまだいる?」
「はいはい帰るよ。オムツが汚れてご機嫌ななめ?」
ハワードは改めて、家事に協力的ではない事を認めながらも、子供が居れば変われるとバーナデットを説得する。
「父親が出て行った時に、自分が父親になったらいつも側にいると誓った」
その言葉を信じたようで、バーナデットは検討を約束した。
シェルドンとエイミー
シェルドンが指輪を持ってエイミーのアパートに行くと、そこにはデート帰りのエイミーの姿が。
シェルドンがいるとは知らず、目の前で見知らぬ誰かと別れのキスをする光景にシェルドンはショックを受けそのまま帰った。
ヤケになったシェルドンは部屋でスポックを見ながら悪態をつく。
「ウソつけ。
『感情がない』? テレビのウソだ。
信じて育った結果がこれさ。
バカだったよ。
感情のない異星人に憧れてたなんて」
暖かい飲み物を淹れながらレナードが言う。
「これからは架空のキャラでなく現実の人間を大切にすれば?」
「いい助言だ。
テレビから聞きたかった」
つづく
かんそう
やっと!?
ストーリーが進行しました!!
シェルドン、エイミーのデート帰りを、再プロポーズしようとしに行って見てしまうなんて!!
エイミーはあれからしっかりとデートを続けていたんですね。
シェルドンの気も知らず……。
っていうか、もともと指輪を贈ろうとされているって事に気づいていないから、別れたようなものなんですけどね……。
早く、伝えていれば~~。
やっと落ち着いてきたシェルドンがまたしても、ヤケ・モードに。
ここから先はもう余程の事がないと「またプロポーズしよう!」とは思わないような気がします。
次はエイミーが動く番かな。
まあ、すでに2組のカップルが落ち着いてきているので、シェルドン&エイミーはまだまだ落ち着くには二転三転あるって感じなんでしょうかね。
やっぱりストーリー進展が少しでもあると、印象的な回になります。
その上、スポッキュメンタリーの撮影も面白かった!
シェルドンがフィーチャーされる上、ウィルも絡んで、スポックも絡んでとなると面白さが積み重なりますねw
ハワードとバーナデットの夫婦も、相変わらずの面白さでした。
お義父さんの威圧感にびびるハワードやラージも安定の面白さ。
2人の妊娠、出産はエピソードの宝庫でしょうね。
この先、益々楽しみです。
その分、ペニーとレナード達はしばらくはシェルドンの両親でい続けるんでしょうねw
今回も、ペニーがレナードよりもシェルドンに優しい所とか、ウィルのシェルドンをバカにした感じとかがお気に入りでした。
次回はこちら
登場人物はこちら
前回はこちら
0 件のコメント:
コメントを投稿