あらすじ
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家族でプールへ(過去)
エアコンが壊れ一家はプールへ行くことになった。
ケイトは新しいクマさんビキニで嬉しそう。
体を隠すTシャツも持っていかないと言う。
ランダルが希望したのはグリーンビューにあるプール、ケヴィンは嫌がったが結局そのプールへ。
子供たちに日焼け止めを塗るレベッカに、ランダルは「僕に日焼け止めいるの?」と尋ねる。
顔を見合わせるジャックとレベッカ。
「もちろんいるわよ」と答えたものの、それが本当に正しいのかどうか分からずにいた。
ケイトは友達たちから手紙を渡される。
手紙には"もう遊ばない、一緒だと恥ずかしい"という文字と豚の絵が。
落ち込むケイト。
レベッカが姿が見えなくなったランダルを探していると、黒人の子供たちと一緒にいるのを見つけた。
ランダルを見ていてくれた黒人女性と挨拶を交わすレベッカ。
黒人女性はレベッカのことを知っていて自分たち(黒人コミュニティー)に挨拶もないから気になると言う。
レベッカはお礼を言いつつも、自分がランダルの母親だと言い返す。
レベッカの去り際、黒人の女性はランダルの首の後ろの発疹を見て黒人の理髪店に行くことを勧めた。
ケヴィンは1人でプールで遊んでいて、両親の注意を引こうとするが2人とも全く自分を見てくれない。
やがてボールが足のつかないところに流れていってしまい、取りに行き溺れそうになる。
しかし溺れていることさえ気づかないジャックとレベッカに怒りをぶつけるケヴィン。
ジャックは謝り、これからはちゃんと見てるといいいケヴィンも許した。
レベッカはさっきの黒人女性のところへ行き、黒人の理髪店を教えて欲しいと頼んだ。
さらに日焼け止めが必要かも尋ね、黒人の女性は大笑いした。
バスタオルで体を隠し落ち込んでいるケイトに、ジャックは自分のTシャツを着るように言った。
ジャックはこれはただのTシャツじゃなく『魔法のTシャツ』だと言い、このTシャツを着ている間は周りからは自分がなりたいと願う姿にしか見えなくなると言った。
「私はお姫様になる」と言ってケイトは魔法のTシャツを着た。
ジャックは「Tシャツがなくてもお前はパパのお姫様だ」とケイトに話しケイトにも笑顔が戻った。
そして家族は1つのデッキチェアで一緒にくつろいだ。
(Ron Batzdorff/NBC|2016 NBCUniversal Media, LLC)
ケイト
ケイトはトビーと食事をに行き、トビーがトイレに立った際知り合いらしき女性と挨拶しているのを目にする。
ケイトが誰かと尋ねるとトビーは別れた妻だと答えた。
いつもの冗談かと思いケイトは笑い飛ばすがトビーは笑わない、本当のことだった。
家に帰り元妻のSNSを調べるケイト。
元妻ジョシーが経営するショップを訪れ客のフリをしていたが、ジョシーがケイトをバイトの面接に来た人だと勘違いする。
ジョシーについて調べまくっていたケイト。
ついジョシーについてあれこれ話してしまうが、きちんと下調べしてきたと思ったジョシーに気に入られ採用された。
トビーに報告するとトビーは激怒。
ケイトは自分とジョシーがあまりにも違うので見てみたかっただけだ、仕事は断るとしながらも、自分とジョシーに共通点が全くないことから本当は痩せた人が好きなんでしょ?とトビーを問い詰める。
違うと答えるトビー。
トビーはジョシーが浮気をして貯金を半分持って行かれ、別れた後1年で43キロも太ってしまった。
そして何度も自殺を考えた、ケイトだけが問題を抱えている訳ではないと話した。
ジョシーとはうまくいかなかったんだと言い、ケイトと仲直りした。
ケヴィン
ニューヨークで舞台のオーディションを受けるケヴィン。
オーディションはうまくいかず、相手役のオリヴィアも感じが悪かった。
オーディションが終わり歩いていると、道でオリヴィアとぶつかった。
オリヴィアは「一杯やらない?」とケヴィンを誘い、2人はバーで話をする。
オリヴィアはテレビと舞台では全然違う、ケヴィンの実力では無理だと言いロスに帰るように話した。
するとオリヴィアにメールが入り、それを読んだオリヴィアはショットを空けグラスをテーブルに叩きつけた。
「合格よ」
「ベビー・マンなら客を呼べるって」
そう言って1人で帰ってしまった。
ランダル
ウィリアムが通学前の子供たちの髪を結わくのを手伝っているとき、テスから腕の傷について聞かれた。
ウィリアムは昔ピッツバーグで黒人の子のバス通学を守る活動をしていた際、石や瓶を投げつけられたと話した。
それを怪訝そうな顔で聞いていたランダル。
そこへケヴィンから電話が入り、ウィリアムは散歩へ行くと言って外出した。
ランダルが窓の外を見ると、ウィリアムが職務質問をされているのが見えた。
ランダルが慌てて駆け寄り警察にウィリアムと一緒に住んでると説明して謝った。
その後ウィリアムのための服を買いに高級店で買い物する2人。
ウィリアムは自分は何もしていないのにランダルが警察に謝ったことが気に入らないらしい。
ランダルは自分は白人の両親に育てられたが、毎日差別を受けている。
全部のことに腹をたてていたらきりがないので受け流している、今朝のこともそれと同じなんだと説明した。
夜、娘の学芸会を家族で見に行った。
黒人である娘のテスが白雪姫を演じることで会場からは笑いが起こる。
それに敏感に反応するランダル。
家に戻りウィリアムは朝のことを話し始める。
ランダルはウィリアムの話を遮り、昔ウィリアムがしていたバス通学の手伝いについて尋ねる。
その頃自分が何していたと思うかを。
自分はまだ小さくて知らない黒人の男性に会うたびノートに印をつけていたと話した。
もしかしたら自分の父親かもしれないと思っていたが、白人の父親や母親の手前それを口に出さずにいたと。
そういった複雑な環境で育ったランダルだが、黒人として成功を手に入れた。
子育てや自分の両親について考えを変える気も謝る気もないとウィリアムに伝える。
ウィリアムはずっと言えなかったと言い、ランダルに謝った。
そして「お前は何も間違ってないんだ、息子よ」とランダルの膝に手を置いて言った。
すると玄関のチャイムが鳴る。
ドアを開けるとケヴィンがいて、しばらく泊めて欲しいと言う。
ランダルの妻ベスが了承し、ケヴィンは後ろに立っていたウィリアムに挨拶をする。
ランダルはウィリアムを実の父親だとケヴィンに紹介した。
ウィリアムはケヴィンの『シッター・マン』が大ファンだと言って後でサインをもらってこようと言って笑った。
かんそう
ただ家族でプールに行っただけなのに。
80年代のプール(プールだけじゃなくスクールバスも家もですね)はハッキリくっきり黒人と白人のスペースが分かれていたんですね。
そういう中でランダルが白人の生活圏で育つのは本当に大変だったんでしょう。
だからこそ、自分の娘にはそういう思いをしないように育ててきたなんて。
ランダルが立派すぎて、ケヴィンよ……。
ケイト(現代)のあの行動はアカンよね~。
見ちゃう気持ちは分からなくもないけど、会いにいっちゃダメ。
私は決して身バレするようなSNSは使わないゾ、と改めて思いました。
そして今週もまたジャックのその後について何も触れられませんでした。
そろそろハッキリさせてもらいたいです。
(イラスト:SiMoom、文:ぼぼち)
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