マックスが謎の会社に潜入
キャリーの家でコンリン捜査官の事件をマックスが調べていた。
コンリンが最後に電話をかけた場所にある会社の求人広告を見つけ、すでに応募したというマックス。
周りを巻き込みたくないキャリーは止めようとするが、マックスは「君には関係ない、僕の意思だ」と言った。
その会社に面接にいくと、テレビの司会者でキーン次期大統領を批判するブレッド・オキーフがいた。
オキーフはマックスを採用、女性スタッフが部屋に案内する。
そこは以前コンリン捜査官が立ち入った部屋で、その時とは違い大勢のスタッフがいるが仕事をしている様子はない。
するとスタッフの1人がマックスを待っていたと言う。
「ネットワークがイカれた」
「大量の入出力でソックパペット”が消えた」と。
マックスがPCを操作しプログラムを修復、スタッフがデスクの正面にある巨大なスクリーンのスイッチを入れるとそこには膨大な数のSNS画像が映し出された。
この会社はSNSや掲示板に大量の架空のIDを作成し、情報を操作していたのである。
この会社はSNSや掲示板に大量の架空のIDを作成し、情報を操作していたのである。
キーン次期大統領をアダールが味方につけたが……
ジャバディがソールを裏切りアダール側についた。
それによりイランが核合意違反をしていると信じたキーン次期大統領が今後の対策についてアダールに相談する。
アダールは国務長官にはふさわしい人物をと進言し、キーン次期大統領も候補をあげるように言う。
ホテルのジャバディの部屋をアダールが訪れた。
アダールはモサドがジャバディを探していると言い、部屋に男を2人呼び寄せた。
ジャバディはアダールたちにばれないように、キャリーに電話をかける。
キャリーはその会話を聞き、すぐにソールへ電話、ソールの指示でCIAの新人ネイトが逆探知を行う。
しかし居場所を特定する前に、ジャバディは注射を打たれ男たちによって連れ去られてしまった。
その後キャリー・ソール・ネイトらがジャバディのホテルを捜索し、ジャバディの携帯電話を見つける。
キャリーとソールはキーン次期大統領と面会し、携帯電話に録画されていたナフィーシの映像を見せた。
映像ではナフィーシがモサドの協力者であり、金のためにイランが核合意を破っているという芝居をしたことが語られていた。
そしてそれにはアダールが関わっていることをキャリーが話すとキーン次期大統領はひどく驚いた顔をした。
しかし驚きが怒りに変わると「あのごますり男が!」とアダールを罵倒し、CAIについてまでも非難し始めた。
キャリーはセクーの爆弾事件の件や自分が脅された件を話し、キーン次期大統領はアダールを排除する意向を固めた。
ソールは窮地に立たされる
翌日、キャリーだけがキーン次期大統領に呼ばれ訟務長官のジョージ・パリスを紹介される。
訟務長官は今ある証拠だけではアダールを罪に問うことはできないと言う。
そこでキャリーにアダールがベルリンでの機密漏洩を隠蔽したことを供述するように言う。
しかしそれを証言するとソールの身も危ないため、必死にソールをかばうキャリー。
キーン次期大統領はソールには恩赦を与えると言った。
キャリーはソールと会い、キーン次期大統領との話をする。
ソールが「君が話したのか?」と聞くと、キャリーは「何週間も前に、使わない条件で」と答えた。
うな垂れベンチに座り込むソール。
ソールは機密漏洩の原因が、自分とロシアのスパイであったアリソンとの恋人関係にあると言う。
それが公になればキャリアは消え醜聞だけが残ると。
キーン次期大統領はCAIを解体する気だろ?とソールがキャリーに問う。
キャリーがそれに答えずにいるとソールが言った。
キャリーがそれに答えずにいるとソールが言った。
「目をそらすな キャリー」
「私の問いに答えろ」
キャリーは少し考えて答えた。
キャリーは少し考えて答えた。
「ロシアのスパイと寝るのが悪い」
「そうか 自爆テロ用のベストを着た男と寝たのは誰だ?」
ソールも言い返した。
ソールも言い返した。
アダールの企みを承知の上、キーン次期大統領はアダールと会うと言う。
アダールが持ってくる閣僚候補のリストを見れば仲間が判明するはずだと言って。
アダールは予定通りリストを手にやって来たが、キーン次期大統領の様子がおかしいと感じたのかリストをスーツの内ポケットにしまった。
クインを殺そうとしたのは誰か?
近所からの通報があり、湖畔の家に保安官が訪れてきた。
アストリッドの遺体をソファに寝かせ、その傍らに座っているクイン。
やがてクインは立ち上がり、アストリッドの体についた血を自分の唇になすりつけ湖畔の家を後にした。
クインは銃砲店の駐車場で店員の車に火をつけ、店員が店から出て行った隙に銃を何丁か盗んだ。
アダールが自宅に戻るとクインが部屋の中から声をかける。
アダールが“向かいの男”に自分を殺させようとしたとクインが言うが、アダールはそれを否定。
銃を向けるクインに自ら歩みより話す。
「私は恩人だろ」
「君は我が子も同然だ」
「それ以上だな 傷つけたりしない 絶対に」
「愛している」
クインはアダールを殴り家から出て行った。
アダールはすぐに”向かいの男”に電話をかけ、クインに手を出したことを責めた。
男はクインが死んだと思っていたが、今さっきクインが来たことをアダールが話すと、男は逆探知を恐れ電話を切った。
しかしクインはすでに男の居場所を特定、その場所へ車を走らせた。
かんそう
今週はぐぐーっとストーリーが進んだ感がありますね。
今週のタイトルでもある「ソック・パペット」ですが、すみません、私初めて聞きました。
日本で言うと「自作自演」みたいな意味があるそうです。
あの謎の会社には賢い人しかいなさそうだけど、それにも増して優秀さの上をいったマックス!
さすがでしたね~。
来週も活躍してくれるといいな。
キャリーとソールのベンチでの掛け合いには笑っちゃいました。
ほんと、キャリーよ、お前が言うなって感じだよね。
しかしキャリーは機密漏洩の件を供述するのでしょうか?
信頼関係の強い2人ですから、どうなっても大丈夫だと思いますが……。
ダールはクインを殺そうとはしていなかったって素直に受け取っていいんだよね?
見終わった後、クインが盗聴しているのを知っていて無実を装うためにわざと電話したのかなーと思ったけど、男も「意見の相違だ」って言ってたしなぁ。
ダールが黒すぎて、全てに疑わしくなってしまう。
クイン、めっちゃ動けてたし全然鈍ってないよね。
来週あの男との対決かな、アストリッドの仇をとってね!
(イラスト:SiMoom、文:ぼぼち)