あらすじ
花嫁連続レイプ事件
結婚式前日に、両親の家に泊っていた花嫁が何者かにレイプされるという事件が起きた。
窓から侵入してきた男は、証拠隠滅でパジャマやシーツ類すべてを持ち去っている。
顔は見ていないが、黒人で手が荒れていたという。
そして最後に被害者に言っていた。
「お前は俺を忘れない」
結婚生活が始まることを知っているセリフだった。
オリビアがランチに誘い、たまたまオフィスに来ていたアマンダも通報に同行した。
アマンダはフォーダム大学の就寝在職権を断り、教授を辞めて1日目だった。
被害者の婚約指輪などから採取したDNAが半年前の未解決事件と一致する。
状況がほぼ同じで、無作為ではなかった。
結婚式前の花嫁を狙ってレイプしている。
被害者同士につながりはなく、二人の周辺を調べているとDNAラボで働く恋人を持つ刑事がやって来る。
「噂を聞いてきた。1年前同じようなレイプの通報を聞いていた。だが手順を説明すると気を変えて何もなかったと言い出してそのままにしていた」
刑事が残していた記録から第3の被害者ブリーナにオリビアとフィンが会いに行く。
ブリーナ
ブリーナの家に行くと、夫も一緒に出てきたので、オリビアは機転を利かせて「以前宿泊していたホテルで盗難があったので」と名刺を渡して帰った。
するとブリーナがオリビアを訪ねて来た。
案の定、夫にはレイプの件は話していないという。
知られたら愛が冷めると思っている。
だがオリビアが来たことで他の被害者が出たのなら、と新たな情報を伝えた。
「断言できるわ。花を買った業者のセレクトローズであの男を見た」
セレクトローズ
セレクトローズは卸業者で通常直接配達をすることはないが、個人相手で大口注文の場合は作業員が手伝っていた。
作業員のレオンを呼んでもらうと、容疑者に違いなかった。
だがレオンは家主で祖母みたいな存在のプリチャードさんと家にいた、というアリバイを訴える。
レオンが居候するプリチャードさんの家をフィンとブルーノが訪ねると、本当の孫より気づかってくれるとレオンを気に入っていた。
「彼が不憫よ」
プリチャードもレオンと一緒にいたというが、嘘をついている可能性が高い。
だがフィンはあえて「信じます」とプリチャードに合わせ、レオンの部屋を案内させる。
しかし、ブルーノがブラシから毛髪をとろうとすると目ざとく止められ、手ぶらで帰った。
おとり捜査
レオンに間違いないが、確実な証拠がない。
するとオリビアがおびき出せばいいと、カリシとアマンダに白羽の矢を立てた。
「偽装する必要のない2人がいる」
2人はセレクトローズへ行き、結婚をちらつかせて花を注文した。
まんまとレオンが配達を任される。
ホテルの部屋にはアマンダが1人で待機をした。
カリシは自分の妻の瞳が輝いているのを久しぶりに見たと伝える。
「SVUを辞めて以来、久しぶりにわくわくしてる」
レオンの配達を総出で監視している。
アマンダは今夜はまだ独身よ、と言って配達するレオンを部屋に招き入れた。
監視しているカリシは捜査とはいえ落ち着かない。
しばらくするとレオンがホテルから逃げるように出てきた。
アマンダはやったわ、と伝える。
レオンに酒を勧め、持たせたグラスと抵抗したのか指先からDNAを採取していた。
理由
被害者2人は顔の覚えはないが、声ですぐにレオンだとわかった。
ブリーナもやってきてできる限り協力したい、とレオンの面通しをした。
レオンは36歳。
求刑40年でも出る頃には76歳。
裁判をすればそれ以上もあり得る。
「俺は刑務所で死ぬのか？」
「そうよ」
レオンはこの場に及んでも「悪人じゃない」と主張した。
彼女たちの人生最高の日をぶち壊した理由も「わからない」。
「自分の人生最高の日を待ち疲れたのかも」
オリビアとアマンダ
妻の働きっぷりを見たカリシは、SVUに戻りたいというのなら受け入れる気になっていた。
だがオリビアはそうは思わない。
「彼女は何か新しいものを探してる」
オリビアはアマンダにも「デスクに空きがない」と伝えた。
「仕事を辞めてまだ1日よ。優秀な刑事だけど、大事なのは人生の居場所を捜すこと」
SVUを逃げ道にしてほしくない。
アマンダは本当はまだやり残したことがある、とオリビアに打ち明ける。
「私もそうよ」
つづく（SVUシーズン25 あらすじはこちら）
かんそう
一瞬だけ？ ロリンズが復帰しました。
けど、めっちゃ疑問になったのは、元刑事とはいえ今は外部の人間で事件に関わるれっきとした肩書もない、いわば素人？ なのに、守秘義務とか何もなくオフィスに入ったり現場にいって被害者の話を聞いたり、銃を持ったり、とどこまでリアルにおっけーなことなのｗ？
あくまで個人的には全部おっけーでいいと思うんですけど、その考え方ってわりと世間的には「非常識」って思われてそうでｗ
日本とアメリカでの文化の違い？？ オフィスに友達が遊びに来るシーンって海ドラあるあるだと思うんですけど、昔ならさておき、今の時代だとファンタジーじゃないのかな？？
現地ではどういう認識なのか気になりますｗ
ただフィンが捜査に加わらせる手順のようなものを見せたのはいろんな意味でかわいかった！
アマンダを見て勇み足？ですぐ銃を撃たせに行くフィンもかわいいし、ルールっぽいものを見せているのがフィンっていうのもｗ
ちなみに、この段階ではアマンダもまだ「何も決めてない」とは言ってました。
まああのシーンで、ちゃんと手順は踏んだよ、っていうことなのかな。
にしてもそんなカジュアルなんだ～ってのは感じるｗ
事件の方は、事件そのものというよりはアマンダをフィーチャーした回に比重が置かれていた感じがして、犯人のレオンがいまいち薄い印象でした。
なんとなくレオンが36歳にもなって、独身で赤の他人の家に居候して、恋人もいないみたいで……、だから「レオンが不憫」なんでしょうけど、大雑把すぎる？ｗ
花屋でレオンを見かけた時にすぐにこいつだってなるのも、作業員はレオンしかいない、というよりは「あの雰囲気はやりそう」って見た目で決めてたっぽくてまあ容疑者って大抵そうなんですけど……。
とりあえずその辺の細かいことはまあすっとばして、みたいな感じがありましたｗ
これまでならレオンの事情も訴えるような作り方をして、なんかいろいろ考えさせられる事件になっていたような気がするんですけど、なんかアホな容疑者だったなぁで終われる。
そんなアホを、ＤＮＡも残っているのに未解決のまま放置されて連続事件まで起こさせるなんてＮＹ大丈夫？ みたいな気にさえなってしまうｗ
どっちみち自分が不幸だから人の幸せを壊してもいい、なんて思う奴は罰せられて当たり前なんですけど、それも最後にちらっと言うからなんか何が言いたいんだ？ な印象になりました。
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