あらすじ
グリフィン
グリフィンの事情は詳しくは聞いていないが「少しオレゴンの家を離れたい」というものだった。
ケイシーは、セブライドと同居する部屋にグリフィンを好きなだけ泊めることにした。
翌日には51分署にも顔を出し、皆と思い出話で盛り上がる。
父親を失った当時は、6歳で何もわからなかったからと改めてケイシーに事故の話もしてもらった。
そんな風に楽しく過ごしたが、グリフィンが帰る日が来た。
ケイシーとの別れを惜しむが、どうやらそれだけじゃなさそうな思いつめた様子に事情を聞くと、実は母親が刑務所にいると打ち明けられる。
それも何度も繰り返しているのだという。子供だけで残されたところに、弟のベンはグレてしまっていうことを聞かない。
グリフィンの家庭は父の死をきっかけに崩壊していたのだった。
「ずっとひどい日々だったんだ」
ケイシーは仕事を片付けて休暇をもらえたらすぐに行く、とグリフィンに約束をして見送った。
ギャロ
先日のベランダでの救助についてセブライドにアドバイスを求めたところ、いつも現場の反省をしているのか? と感心される。
「救助隊を目指すなら言ってくれ」
その気になったギャロはあちこちで相談をするが、ケイシーにだけは言ってなかった。
するとケイシーに呼び出され、注意を受けるのかと思いきや「いい考えだ」と背中を押される。
「素質があると思ってた。全面的に支援する」
ギャロは喜ぶもその場でケイシーに宣言をした。
「ありがとうございます。でも、はしご隊にいたいです。将来は異動したいけど今はまだあなたのもとで学びたいんです」
クルース
古いマンホールに落ちたサッカー少女を救助する際に、クルースは再び閉所恐怖症になってしまい途中で引き返していた。
代わりにセブライドが入り、少女は助けられたが無駄に時間をかけてしまった。
署に帰るとクルースはセブライドから帰宅命令を受ける。
「嘘をついたな。わずか4人のチームに万全でない者は不要だ」
それを知ったケイシーは「自分も調子が悪い時には人には言えなかった」と、セブライドにクルースの話を聞くようアドバイスする。
そしてセブライドは彼なりのやり方でクルースを支えた。
クルースを消防学校に呼び出し、仲間たち立ち合いの元疑似訓練を受けさせる。
するとクルースは水を得た魚のように感覚を取り戻し、暗闇を克服した。
醸造
若者三人が醸造をビジネスにしようとしてると知ったハーマンは、モリーズで契約してやってもいいと声をかける。
試飲の結果気に入るが、ギャロのキッチンで作ってると聞いて驚く。
それでは需要に応えられないだろう、と醸造家のチャールズ・デュウイットの名刺を三人に渡した。
「紹介してやるよ」
ところがデュウイットの出した商品の1割という条件に、ギャロが尻込みをする。
三人はギャロの家に集まって会議を開くが、ただ飲んで酔っ払って楽しくしゃべるだけだった。
シルビー
シルビーは、ボーデンからパラメディシンの書類にサインをもらおうとするがもう指揮系統が違う、と断られてしまう。
仕方なくホーキンズチーフのアポを取るが、それだけで汗だくになるほどストレスだった。
そしてホーキンズは、やる気と内容は認めたものの、時期ではないと政治的な判断をして却下した。
だがシルビーは諦めず、なんとか個人でできないか考え始める。
そんな中、またしても救急車の遅延が原因で一人の命が救えず、シルビーは大きく落ち込んだ。
その様子に気づいたマウチが声をかけ、シルビーの事情を知る。
するとマウチは、シルビーに内緒で直接ホーキンズのオフィスを訪ねた。
もちろんアポは取れず、秘書に追い返されるがたまたまホーキンズが顔を出すと、マウチの顔を見て喜んだ。
「マクホランド!? 入って!!」
実は、前任のホーキンズの父も含めてマウチはの知り合いだった。
そしてシルビーの案をプッシュし、ホーキンズの父の言葉を伝える。
「時期や政治的な問題などどうでもいいことだ。親父さんなら飛びついて面倒は後で対処するぞ」
つづく(シカゴファイア シーズン10 あらすじへ)
かんそう
いいですね!
マウチがこっそりシルビーを助けたり、ケイシーは親友の子供を助け、そしてセブライドや仲間たちはクルースを助ける。
ハーマンも若者三人を助けてるのに彼らときたら?w って若者三人は今のところ箸休めポジだと思うので、それでいいんですよね。
それぞれの職場恋愛が落ち着いたおかげで? これぞファイアだな~って人情ドラマになってきて、地味だけどそれがいいんだよな~と個人的に思いました。
シーズ10という、10年目のメモリアルなシーズンは意識的に原点回帰となっているのか、ファイアらしさが感じられていい感じだと思います!
2 件のコメント:
まさにシカゴファイアでしたね。
マウチが、落ち込み荒れるシルビーの話を聞き、バッグを直し、一人で新上役に直談判に行くのが良かった!
マウチの温かい人柄が表れてました。皆んな優しいんだけど。
クルーズが助けようとした落ちた女の子、ギリギリで救助できてよかったですよね。
あの時のアジア系の友人、クリミナル・マインドで女子寮の舎監役で見たような気がする。
全体的に落ち着いた展開、キッドがセブライドとイチャイチャするシーンもなくて、見ているこちらの心も穏やかでした。
同じようにファイアみを感じられたようで良かったです!
海外ドラマ、あれ?見たことあるような…ってなるのも楽しい要素ですよね。
名前は全然覚えられないんですがw
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