あらすじ
The Big Bang Theory 12x03 All Sneak Peeks "The Procreation Calculation" (HD)
結婚のアンケート
ラージはアヌーとの見合いが進み、結婚のアンケートで会う前からお互いの事を良く知ったと仲間に報告していた。
レナードは時間も必要だと主張したが、その割にペニーの事をまだよく理解していない。
するとペニーがアンケートに興味を持ち、ラージから送ってもらいレナードと確認をした。
「宗教は、簡単。2人とも興味なし」
「私はそうでもない。私ってかなりスピリチュアルだし。ヨガをやってるしね」
「親との関係はどうか」
「仲いいわ」
「うちはもっと距離を置いてもいいくらいだ」
「子供は好きか」
「いやじゃないわ。だって子供に向かって石投げたりしないし」
「子供欲しいよね？」
「まあそのうち？」
「5年後くらいかな？」
「ええ、次の質問は？」
「ペットは好きか。そうだな、15年シェルドンの世話して2回かまれたけどね」
ラージとアヌーのデート
ラージはアヌーとレストランで初対面した。
「君のアンケートを読んだからもうすっかり知り合いの気分だ」
「そうよね、私も」
するとアヌーはウエイターを呼んで、あれこれ細かく指示を始めた。
「炭酸水に変えてくださる？ あとフォークが汚れてる、隣の料理名聞いてきて」
ウエイターははい奥様、と下がって行った。
「で、天体物理学者なの？」
「はい、奥様」
思わず言っていた。
アヌーは34歳で、ホテルのコンセルジュをしているしっかりした女性だった。
子供が欲しいと思っていたが、仕事ばかりで考えてもいなかったお見合いをする気になっていた。
5年後には支配人を狙っている。
「でも今の支配人次第かしらね。彼喫煙者だから。（フィンガー・クロスしながら）4年後かな？」
「良く分かるよ。僕も前は奥さんに求めるものはいっぱいあった。
サンドラ・ブロックの目、サンドラ・ブロックの髪、ライアン・ストーンの勇敢さ。ゼロ・グラビティでの役名だ。でも今求める条件はいい人」
アヌーははっきりしていて、ラージの押しの弱さを見抜き、本気で結婚する気がないなら帰って、と伝えるがラージは本気だ、と積極的だった。
ラージは翌日大学のランチで、結婚するかもとハワード達に報告した。
シェルドン以外の2人が早すぎると、反対するとラージは怒って飛び出して行った。
バーナデットとペニー
ペニーがバーナデットのオフィスに顔を出し、ランチに誘った。
「無理、子供達が寝なくて仕事が溜まってる」
病気ではなかったが、夜遊んでなかなか寝ない。
「可愛いけど生活がめちゃくちゃ！」
それを聞いたペニーは、子供はいらないかもと考えている事を打ち明けた。
「バカ言わないで！ 子供は欲しいに決まってる！！」
バーナデットは激高した。
「産んだ途端、あなたも母性がだだモレになるはずだから！！」
「私はいらないから産む気もない。放っておいてくれる？」
「あらー、まだ無償の愛を知らないのね。昔の私を見てるみたい」
バーナデットが上から目線だと、ペニーは怒った。
「ねえ、怖いのは分かるけどいいママになれる」
「そりゃ当然よ！ でもとにかく欲しくないの！！」
「毒親になりそうな剣幕」
「子供がいなくても充実した生活は送れる！」
「そうね、レナードがいるもの。それで十分よね」
ペニーは黙った。
ハワードとバーナデット
ハワードは帰宅すると、バーナデットにラージを怒らせてしまった事を伝えた。
すると、バーナデットも同じようにペニーにアドバイスをしたら怒らせたと打ち明けた。
「なんで聞く耳をもたないのかなぁ。経験者がアドバイスをしてるのに」
「そうよね、結婚してて、子供に恵まれ仕事も素敵な家もある！」
するとそこへスチュアートがデニースを連れ込んでいる時の軽快な音楽が漏れ聴こえて来て、2人はバツが悪くなる。
ペニー打ち明ける
ペニーはレナードに打ち明けた。
「レナード、そのうち子供をって話したの覚えてる？」
「ああ」
「そのうちじゃなかったらどうする？」
「もしかして、妊娠したのか？」
早とちりして喜び出すレナード。
「違うってば！」
ペニーは子供を欲しくないと思っている事をレナードに伝えた。
「今も十分幸せ。このままでいいわよ」
「あ、ああ……だな」
レナードは完全に落胆して怒り、取り乱して出て行った。
レナードはシェルドンと車で大学に向かった。
「朝食はシリアル。君は無口。今日はすっごくいい日だ」
ハワードとラージ
ハワードは翌日のランチの時、ラージに謝った。
「昨日は悪かった。
君とは長いつきあいだ。君程ロマンスを信じてる人は他にいない。だから諦めないで欲しいんだ。
でも君が見合いの相手と結婚して君が本当に幸せになるなら、僕は心から応援するし。ずっと側で支えるよ」
「ありがとう。うれしいよ」
「結婚式はインドでやるのか？」
「ああ、多分」
「遠いなぁ……」
ハワードは頭を抱えた。
エイミーとペニー
「どういうことよ！」
バーナデットから聞いたのか、エイミーはペニーの家に怒鳴り込んでいた。
「子供はいらないなんて、私はどうなるのよ！ うちの子の遊び相手がいなくなるじゃん！」
「他の子と遊べばいいじゃない」
「お言葉ですがシェルドンのDNAと私のDNAを持った子が友達を作れるわけないでしょうが」
「私とレナードの問題よ？」
「レナードが何よ！！ 一緒に妊娠して、一緒につわりして、お互いのお股のオイルマッサージだってしたかったのに！！」
エイミーは残念がった。
「お互いの子に授乳するのが夢だったのよ」
「今の言葉、頭に張り付いて取れない……」
レナードとペニー
レナードが、大分落ち着いた様子で帰宅した。
「ごめんなさい。あなたを傷つけるつもりはなかったの」
「気にしないで。驚いただけだよ。いずれ子供を作ると思ってた。
それに手に入らなかったものは他にもある。ノーベル賞や乗れるバットモービル。
でも思いがけず手に入れた宝物は君だ」
「他は無くてもいい？」
「ああ」
そこへペニーの父親から電話が入った。
「レナードから聞いたがお前子供を産む気がないのか？」
「いろんな意見があっていいよね」
レナードは逃げて行った。
後日ペニーは、レナードにバットモービルをレンタルしてあげた。
ラージとアヌー
ラージとアヌーは再び会って、結婚の話を詰める事にした。
「結婚のテーマのこと！？」
「いえ、資産と税金」
ラージはそこで気づいた。
「僕には無理だ。まだ一度しか会ってないから知らないよね。僕はロマンチストなんだ。
今みたいな話を孫にしたいとは思えない。
時間を無駄にしてごめん」
アヌーは席を立ったラージを引き留めた。
「あなたはいいパパになる。それにハイヒールの私より背が高い。それはどうしても譲れないポイントなの」
アヌーはどちらかというと背が低かった。
そこでアヌーは突然跪いた。
「結婚してください」
「どうしよう、どうしよう！！ もちろん、結婚します！！」
2人はキスをした。
アヌーは確かにこれまでのラージのデート相手とは違って、落ち着いた大人の女性で「結婚」を意識した相手としては現実的だと思いました。
でも確かにハワードの言う通り、ラージはきゃぴきゃぴしてなんぼ。
こんなドライな結婚でいいのかな？
でもアヌーの方が意外とラージに感化されそう？
これまでのビッグバンカップルのパターンとしては、どちらかというとペニー＆レナードのタイプが違う組み合わせになるので、コメディ的には期待は出来そうだけどね。
アヌーは正式に仲間入りするのか？？？
ペニーは子供いらないと宣言してレナードもそれを受け入れたけど、これはある意味伏線なのかな？ 最後のストーリーだからこのまま終わるとは思えないし、エミリーの強い（キモイ）夢を叶えさせてあげて欲しいｗ
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