あらすじ
Elizabeth Morris/NBC | 2019 NBCUniversal Media, LLC
2020年5月7日（木）～AXNでシーズン7日本初放送（全22話）
(アメリカ放送 2018年9月～）
失くしたピアシング・ノズル
ある日、27小隊のフランツが51分署にやって来て、貸したピアシング・ノズルを返せとハーマン達に捲し立てた。
現場で借りたのは確かだったが、ハーマンの他仲間達全員が返却したと言い返した。
それでも納得のいかないフランツは上に報告する、と啖呵を切って帰って行った。
するとすぐに署当てに1000ドルの請求書が届く。
大隊長に追求されると、ハーマン達は借りたのは5分程度でその場で返却した、と事情を説明した。
納得した大隊長は、フランツの上司ライデン・チーフに電話をし、身に覚えのない事で疑われるのはごめんだ、と請求書を捨てた事を伝えた。
ところが大隊長に啖呵を切らせた後、オーチスが収納ボックスの中から借りたノズルを発見する。
おそらく他のシフトの隊員が消防車から出していたのだろう。
ハーマン達は相談して、大隊長に気づかれないよう27小隊のポンプ車にこっそり戻しに行く事にした。
ところが、朝からくしゃみをしていたマウチが我慢できず現場でくしゃみをしてしまう。
そこへ交代要員クリンギンピルがやってきて、返している所を目撃されてしまった。
クリンギンピルを口止めすると、その見返りとして交代要員から正式に隊員になりたいと持ち掛けられる。
ハーマン達は仕方なく、本当の理由は言わずクリンギンピルを大隊長に突然推薦した。
当然、大隊長は疑いを持ち、ハーマン達の企みはすぐに気づかれてしまう。
大隊長は再びその場でライデン・チーフに電話をかけ、本当のことを言って謝罪した。
「ノズルが出て来たんだ。すぐに返却させるよ。お詫びの印に、うちのアホどもに消防車を洗いに行かせる」
その後、クリンギンピルは27分署の正式メンバーとなっていた。
「君らが来た話をしたらウソだと思われたが、ボーデンのおかげで褒められた」
クリンギンピルは人生が変わる、と喜んだ。
シルビーとケイシー
シルビーは久しぶりにカイル牧師と再会し、動揺する。
署に戻り、放心状態になっているとケイシーが声をかけた。
するとカイルに再会して嬉しいけど同時に苦しい、と感情を打ち明けていた。
最近では牧師は51分署に立ち寄らなくなっていた。
それが自分のせいだと、シルビーは気になっていた。
ケイシーは自分にも責任がある、と謝った。
「ごめんよ。俺がしっかりしてれば……」
「同じ態度を取った人は他にもいたはずよ。彼とつきあったのが悪いの」
だけどなかなか忘れられない、と落ち込むシルビーをケイシーは自分もそうだと冗談交じりに励ました。
「俺もギャビーのロッカーを今も避けてる」
シルビーは笑顔になった。
直後、シルビーは出動するがそこは自身が通うスポーツジムだった。
その際に顔見知りのインストラクターと話しをして、シルビーはある事を考えた。
シルビーは夜、モリーズでケイシーを見かけるとインストラクターとのブラインド・デートを勧めた。
早速、大勢で集まりゲームナイトをする事に。
その後シルビーはジムでインストラクターに会い、ケイシーの感触を確かめた。
するとインストラクターはケイシーをステキな人だと言った。
「でも……。あなたこそ彼と付き合うべきよ」
突然、勧められてシルビーは驚く。
「親友の元夫なのよ」
「ウソでしょ！ 2人をずっと見てたの。運命の相手よ」
シルビーは困惑した。
その頃、ケイシーはシルビーの為に、カイルに会いに行っていた。
「シルビーと別れたのは、君の仕事の妨げになるからだよな？」
「そうだ」
カイルは、51分署を避けているのはシルビーを気にかけていたと打ち明けた。
「分かるが、彼女は強い人だ」
ケイシーは他の隊員の為にも、気にせず来てくれ、と念を押した。
美容院火災
ビルの1階にある美容院で火災が発生し、上の階の住民ミリアムが逃げる際に非常階段から滑り落ちて大怪我をしてしまった。
その上、美容院には燃えやすいものが多いのか、大爆発を起こしほぼ全焼となってしまった。
外出中だったオーナーのナイヤは駆け付けて驚いた。
愛犬マイルズを店に残していたという。
ミリアムを心配しつつも、ショックを受け取り乱すナイヤをセブライドがフォローした。
ところが、ハブル中隊長が署にやってきて、美容室の火災は放火で犯人はナイヤ自身の疑いがあると聞かされる。
セブライドはナイヤを自分の目で見てそんな事はない、と反論した。
「放火だとしても犯人は彼女じゃない。友人のケガに傷心してた」
だが何を言ってもハブル中隊長の疑いは晴れなかった。
美容院は経営難で、保険金詐欺の可能性があるとみていた。
そして店には愛犬がいたというが、その遺体は見つかっていなかった。
セブライドはナイヤへの疑いを晴らそうと、ハブル中隊長の調査に付き添う事にする。
「彼女が俺に心を開けば、調査の助けになる」
ナイヤはミリアムを見舞って病院にいた。
ミリアムは脊椎の損傷が酷く、手術で治るかどうか難しい状態だった。
当日の話を確認すると、ナイヤは店内の監視カメラをスマホに録画していた。
それには店内にいる愛犬マイルズが映っていた。
だが出火原因について、出火30分前に録画が停止になってしまい映像では調べようがなかった。
録画が停止になるのは、WIFIの接続状況で珍しくはないというが、ハブル中隊長はタイミングが良すぎる、と疑いを深めた。
ナイヤは自分が疑われていると気づき、身の潔白を訴えた。
「店は私の宝物だった。利益は少なくてもね」
セブライドは宥め、真犯人を捜す事を約束した。
セブライドはハブル中隊長と大隊長で火災現場に戻った。
すると監視カメラ自体は電源が繋がっていた事を確認する。
ナイヤが携帯を使って遠隔操作で止めたのだろうか？
そこへ上階に住む住民が顔を出し、火災前に5分ほどの停電があった事を教えてもらう。
ちょうど火災の20分から30分前位だという。
誰かが電気を切った可能性があると、建物の外についているメーターを確認した。
するとメーターのタグが切られているのを見つける。
やはり誰かがメーターを不法に開け、放火する最中だけ電気を止めていたのだった。
そして何もなかったかのように元に戻していた。
そこへハブル中隊長が何か匂うと気づき、メーターの奥のゴミだらけのビルの間の細い道を進んだ。
すると段ボールの下から犬の遺体が出て来た……。
側には犬を殺した凶器と思われる血の付いたバールも転がっていた。
ナイヤへの疑いは晴れたが、ミリアムは歩けない身体になってしまった。
セブライドは電気メーターを細工するやり方を以前見たような気がしたが、大隊長もケイシーにも覚えがなかった為、古い資料を見返すが51分署の出動記録からは見つからなかった。
そこでハブル中隊長にデータベースを見せて欲しいと頼みに行った。
すると現場から時限装置が見つかった事を知る。
脇にワイヤーがあり、タイマーのつまみマッチが貼られている。
それはタイマーでマッチが回り、ワイヤーに触れて作動するというものだった。
セブライドはそれにも身に覚えがあったが、確証を得る為資料を探した。
行きついたのは父親ベニーのコテージだった。
未だ遺品整理に手を付けておらず、放火調査がなければ休みから始めているはずだった。
だが今は遺品整理よりも放火犯を捜す方が優先だった。
セブライドは父親が保管していた火災資料を調べた。
そして放火の箱の中に見つけた。
美容院に残された時限爆弾に似た写真を。メーターを止める手口も同じだった。
セブライドは確信し、大隊長の自宅を訪ねて報告した。
「放火犯が分かった。親父が15年追ってたヤツだ」
まだちょろちょろセブライドの周りをキッドがウロついていましたが、大きな影響は今のところなかったのでスルーしています。
セブライドのストーリーは、クロスオーバー並みの大事件になりそうですけど、これがシーズン・ファイナルネタでしょうね。
父が追っていた放火犯を捕まえる事で、セブライドの父に対する想いも一区切りつけられそうです。気が早いけど良かった。
借りパク騒動はファイアらしいほのぼのエピソードで、こちらも良かった。
そしてなんとなくフラグが立っていたものの、ケイシーとシルビー……。
これマジなんですね。
シルビーも自分で言ってるけど、親友の元旦那だよ？？
いよいよそうなると思うと、ほんとそこいくかー？？ って疑問だわ。
死別だと結構あるパターンのようですけど、ドーソンはピンピンしてますし。
シルビーとカイルもそうだけど、ケイシーとドーソンだって嫌いで別れた訳じゃないのにな～。
と何気にいざ始まると、超ドキドキする展開じゃん！ｗ
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