ブラックリスト/THE BLACKLIST シーズン7 7話「ハンナ・ヘイズ/HANNAH HAYES (NO. 125)」

2020/06/10

クライム サスペンス ジェーン洞 ブラックリスト ブラックリスト シーズン7

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あらすじ

Virginia Sherwood/NBC | 2019 NBCUniversal Media, LLC


2020年4月28日~ スーパー! ドラマTVで日本初放送。(全19話)
(アメリカ放送:2019年10月~)


登場人物はこちら



州知事失踪事件

3ヶ月前に失踪したスウィーニー知事が、貸倉庫内のベッドで目覚めて救出された。
脅しも身代金要求もなく、FBIでは解決したと思われていた。

だがレッドはリズにその事件はまだ終わっていない、とブラックリストであることを伝えた。

リズとレスラーが聴取に行くと、確かに知事は何かを隠していた。
腹部に手術の痕があることも言わず、拉致当時の記憶がないと詳しい事は何一つ話さなかった。

手掛かり

知事が拉致された付近の防犯カメラに、リネン配達の車が映っていた。
車の持ち主はウェンデル・ウィリス。IT技術者だったが、リネン会社自体は存在していなかった。

リズとレスラーがウィリスの自宅を訪ねると、大家だという女性(ハンナ・ヘイズ)が現れた。
ハンナは、地下室で豚の鉄製マスクをつけた男を監禁していたがリズ達には気づくはずがなかった。

ハンナは驚きながらも、ウィリスに貸しているという離れに案内した。
そしてその裏で、本人に逃げるよう連絡を入れていた。

ウィリスは次のターゲットであるジェームズ・ロブソンの会社に潜入していた。
ハンナの忠告には、やっとここまで来たのだからと従わず、計画を続行させることを選んだ。

ハンナも親に娘を預ける覚悟を決め、別れを告げていた。

接点

ウィリスの自宅捜査により、ロブソンがターゲットであることを知ったFBIはロブソンの会社に向かうも一足遅く、すでに拉致された後だった。

権力者で保守派、政治活動をしているという2人の接点から、もう1人当てはまる人物が浮かび上がった。
国内最大のバプテスト派のダーヴィス牧師も同じような事件の被害者だった。
だが本人は「隠遁生活をしていた」と言っていた。

レスラーがダーヴィス牧師に話を聞くと、沈黙を貫く理由があると、おそらく他の2人も同じ状況になっているのだろうと仄めかした。

だがロブソンが拉致されたのが今日だというと、それならまだ次の処置には間に合うかも、と言い出した。
「処置とは?」
「私の信仰心を試す為、あの女は私に神をも畏れぬひどいことをした。
だが私は耐えた。信念を貫いたんです」

そして牧師は息子だという赤ん坊を紹介した。
「私が産んだんです」

目的

誘拐の目的は、拉致した男に子宮を移植し、妊娠させる事だった。

胎児の心音を確認したら、被害者を解放する。
だが州では、その時点での堕胎が禁止されている。もしすれば殺人罪になる。
その法律を作ったのは、スウィニーやロブソン達保守派でもあった。

政治力で女性の体を支配する事への仕返しだろう。

そこへ、貸倉庫を調べたアラムとパクが帰って来た。
ベッドの下に落ちている錠剤をアラムが見つけ、パクはそれが女性ホルモン剤だと気づき調べていた。
そこからクリニックの住所が判明した。

覚悟

その頃、ハンナはクリニックで最後になるだろうロブソンの手術を始めようとしていた。
スタッフ達にFBIに見つかった事を告げるが、誰も抜け出すものはいなかった。

レスラー達が到着すると手術は済んでおり、スタッフは大人しく逮捕を待っていた。
その光景を不思議に思っていると、レスラーはリーダーだと聞いていた金髪女性がいない事に気づいた。

ハンナは隙をついて逃げ出し、車で自宅に向かっていた。
レスラーとアラムはハンナの車を追った。

事情

車のナンバーからハンナの身元はFBIにも知られた。
ハンナがあの大家だとやっと繋がった。

ハンナは7年前研修医の時に大学でレイプされていた。
その後妊娠が発覚。堕胎を望み中絶禁止法に抗議した結果、刑務所行きになっていた。

ハンナが自宅に戻ったのは、地下室に監禁している男を自分の手で始末する為だった。

男に銃を向けているハンナを、レスラーとアラムが間に合い止めた。

拉致していた男はレイプ犯だった。
ハンナは怒っていた。
刑務所が混んでいて早期出所した挙句、親権を主張してきたというレイプ犯に。
「幸い家を刑務所にできた」

そして拉致被害者にも怒っていた。
「あんな法律を作った奴らを私と同じ目に遭わせる」

3人の赤ん坊の父親もレイプ犯だった。
「だから生かしてた」

ハンナはレイプ犯を撃ち、その場で逮捕された。

パトリック・マスダ

ブルームがパトリック・マスダの居所を突き止めた。

レッドのキャンピングカーを訪れたリズは、初めてブルームと挨拶をする。
レッドが「フランク」と紹介すると、どこか避けるように帰って行った。

レッドとデンベは早速マスダと接触した。

マスダは、泥棒まがいの車の電装屋だった。
カタリーナ(コンスタンス・ドラッカー)との出会いは、6歳の時だった。

アパートの廊下で襲われているカタリーナに気づき、両親が助けに入った。
両親は撃たれ、カタリーナは逃げた。

その1ヶ月後、カタリーナが現れ両親を失ったのは自分のせいだと謝ってきた。
それから面倒を見てくれていた。
おかげで病気も寛解していた。

レッドはカタリーナとの関係を知り、マスダを利用する事にした。

カタリーナ

カタリーナは子守りで、アグネスをロッククリークパークへ連れていき、ついでに雇っていたスキップ・サザランドからイリヤの居場所を受け取っていた。

するとスキップがモロゾフに尾行されていたようで、アグネスには気づかれないよう公衆トイレで乱闘騒ぎを起こす。

カタリーナが1人殺したが、サザランドは拉致されていってしまった。
しかも、トイレに来たアグネスに遺体を見られてしまう。
「(寝てる)男の人のことママに話したら遊べなくなる」
「ママには言わない」
カタリーナはアグネスにリズに言わないよう約束させた。

レッドとカタリーナ

レッドはカタリーナに電話をして、マスダの命と引き換えに会いに来るよう交渉した。
カタリーナはそのタイミングから、モロゾフとレッドが繋がっていると勘違いをし、うっかり余計な事を話していた。
「公園の男の件をモロゾフから聞いたのね。だから会いたいんでしょ。私が買った住所が狙い」
「いや、私が興味があるのは君と会う事だ」
カタリーナに脅しはきかなかった。
泣く泣くマスダに別れを伝えるよう告げた。
「力を尽くしたけど、男に人生を支配されるのはうんざり!」

電話を切ったレッドは予告通りマスダに銃を向けた。
するとデンベが止めた。
「2人目の守護天使が現れたな」
レッドはマスダを解放した。

モロゾフ

レッドはモロゾフのアジトに押し入り、モロゾフらを殺した。
そこで拉致されているのがスキップ・サザランドだと知ると新たに取引きを持ち掛けた。
「最高の治療と保護を約束するから、知るべきことを話せ」

スキップはレッドの側につき、カタリーナがイリヤの居場所を捜していた事を教えた。
「話がすべて変わる。すぐにここを出よう」

パクの秘密

パクはリズがレッドの娘だと言う事をリズの口から聞いていなかった。
それを知った時、知っていたらリズにアンカレッジの秘密を話してはいない、とクレームをつけていた。

リズは事件が解決すると、改めてパクに謝罪した。
「私とレッドとの関係を話すべきだった。チームの一員なら知る権利がある。ごめんなさい」
そしてもう1つの秘密も教えた。
「あの人はレディントンじゃない。元KGBイリヤ・コズロフ」

イリヤの秘密

その頃カタリーナは入手したイリヤの住所に向かっていた。

ドアを開けた人物に銃をつきつける。
「どうもイリヤ、久しぶりね」
それはレッドではなく、ブルームだった。




かんそう

なんかいつの間にかブルームさん=イリヤさんと思い込んでいたので、最後にイリヤさん登場した時、何も驚かなかったw

特に、リズと初顔合わせした時のイリヤさんが明らかに様子おかしくて。
イリヤさんとリズの関係はなんなんだろう?
まさか本当の父親がイリヤさん? とかある??

これ(と予告を足して)で、レッドの記憶は、イリヤさんの記憶だったと判明した感じです。

今シーズンは新事実がテンポよく出てくるので面白い!
リズが出張ってないと面白い……とも言えてしまうんですがw

ところで、イリヤさんはイリヤさんで存在しているとなると、レッドって本当に何者!?
何の為に、ドムはレッドの中身はイリヤさんって言ったの??

何が事実で何が偽りなのかいよいよ本当に分からなくなってきた!!


(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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