シカゴ・ファイア/CHICAGO FIRE　シーズン6　15話「あだ名/The Chance to Forgive」

住宅の火災現場で、突然住宅内で何者かが発砲をしオーチスとキッドと母親が撃たれた。

キッドは運よく、無線が弾を受けて気を取り戻すが、オーチスは首を負傷して倒れてしまい、2人が住宅内に取り残されてしまった。

大隊長は狙撃者がいる間は全員退避を命ずるが、セブライドは命令を無視して2人を助けに入る。

その後、住民の息子パトリックが白状をした。

実はクローゼットに、銃や銃弾がしまってある。

しかも、装填もしていたと。

それが火災で暴発していたのだった。

無事2人を救助する事が出来たものの、オーチスは深刻な状態になっていた。

オーチスの手術は無事終了した。

だが、弾は頸椎付近に残っていた。場所が場所なだけに簡単な手術ではなく本人の承諾なしには進められなかった。

頸椎を傷つけていないのは不幸中の幸いでもあったが、このままでは感染症の恐れもある。

そうなればマヒにつながる危険も。

そんな大ごとになったにも関わらず、パトリックを罪に問う事は出来なかった。

銃はすべて合法に登録済みだった。

クルースは思わず「お前の手は血塗られている！」とパトリックを怒鳴りつけて、怒りをぶつけた。

その後、クルースが教会で祈りを捧げていると火災で助けたパトリックの父親と会った。

父親はクルースに救助の礼を言い、一緒に住んでいたのに息子の事を何も知らなかったと話した。

「明日こそは、と思ってはいたが……」

「仕事柄、明日が必ず来るとは限らない」

クルースは父親の後悔を感じた。

被弾していたパトリックの母親が病院で亡くなった。

クルースは、これでパトリックが逮捕になればいいと息巻いた。

するとまた同じ住所での通報が入る。

駆け付けてみるとパトリックがガレージで自殺を図っていた。

母の死で責任を感じたのだろう。

クルースは率先して救助活動をした。

そして意識を取り戻しかけたパトリックに向かって声をかけ続けた。

「お父さんは君を必要としている。死んではダメだ！

君がしたことは変えられないが、悪意があった訳じゃない。

お父さんに許す機会をやれ。その責任が君にはある」

パトリックは、病院に搬送された。

オーチスの二度目の手術も無事終了した。

オーチスはこれで仕事にも復帰できると気楽に考えていたが、医者からはもう少し調べがいる、と言われ少し不安になった。

そして署では、上層部からの命令でオーチスの代わりの手配が始まっていた。

ケイシーはセブライドの態度を見て、キッドに本気になっているのではないかと気づく。

セブライドが大隊長に激怒されながらも命令を無視したのは、キッドへの愛ゆえだろう、とケイシーはセブライドに言った。

それまでセブライドはなかなか認めようとはしなかったが、キッドにも最近の態度がおかしいと突っ込まれ、覚悟を決めたようだった。

「一度でいいから気持ちを聞かせて」

とキッドに聞かれると、その返事をキスでした。

妊娠検査薬の結果、シルビーは妊娠していなかった。
一瞬、アントニオとの未来を想像していた事でショックを受けつつも、この件をきっかけにアントニオを真剣に交際しようと考える。

だが、何も知らないアントニオはシルビーにブラインド・デートをセッティングしてもらったと報告をする。
シルビーは自分の本当の想いを伝えないまま、気持ちを切り替えようとする。


シーズン6　16話「交代要員/The One That Matters Most」へつづく

かんそう

オーチスが大変な事に！？
なんだか現場復帰は厳しそうな展開になっていますが……。
最近リリーともいい感じだってのも、今思えばフラグっぽくも感じるけど。
そろそろテコ入れなのかしら？

被害者はオーチスでしたけど、何気にその親友クルースがフィーチャーされてもいました。

それよりもショックだったのは、とうとうセブライドとキッドが！！
しかもキッドはセブライドに「不器用なのは分かってるけど」って言うんですけど、セブライドって女関係で不器用とかのイメージないわ～。
しかも、セブライドのタイプっぽくないし。

その上ケイシーが超おせっかいで、相談を受けたわけでもないのにいい年こいた同僚の恋愛に口出してくるってのもキモいと思ってしまったｗ

んでケイシーに言われて認めるってのもねぇｗ

セブライドの恋愛はもっとドキドキとかハラハラとかトキメキ担当なのに、相手がキッドだとほんとテンション下がるわ～。

それよりは、シルビーとアントニオが見たい！！
意外と引き延ばしてくれているので、この後アントニオがシルビーを追うってターンが来て欲しい！
こっちは素直にドキドキ出来るｗ

(文：ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)