シカゴP.D./CHICAGO P.D. シーズン5 17話「弱点/Breaking Point」

2019/08/31

クライム ジェーン洞 シカゴPD シカゴPD シーズン5 バイオレンス

t f B! P L
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あらすじ

Matt Dinerstein/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC


2019年5月10日~AXNでシーズン5 日本初放送(全22話)
(アメリカ放送2017年9月~)


市議殺人事件

バートン市議が銃で頭を撃たれて殺されるという事件が発生した。
銀行員のルーディ・フィネガンと飲んだ帰りの事だった。
フィネガンは、バーで20代後半で中肉中背の黒人の男が店を見渡して出て行ったのを覚えていた。

生前、市議が提案した条例により開発業者は資産税を免除されていた為、それに反発する抗議や殺害予告を受けていた。
抗議者のリストは50人もいた。

検死

検死によって、第三者の髪の毛と繊維が発見された。
DNAの持ち主はダリウス・ブラウンだった。

死因となった銃弾は、アサルトライフル用の.233レミントン弾AR-15だった。
射入口の様子から、遠射創だと判断した。

強盗の形跡もあったが、遠方からの狙撃と接近する強盗というのはちぐはぐだった。
強盗は、捜査をかく乱する為の見せかけかもしれない。

青のセダン

ブラウンを逮捕し、取り調べをするとブラウンはただ見つけた遺体から盗みをしただけだと、殺しを否定した。
「遺体に近づいた時、青のセダンが走り去るのを見た」

念の為、青のセダン5260台から54番通りの住民832人に絞り、1人ずつ調べる事に。

息子

市議を脅していた人物を捜査していると、市議の息子アーサーも開発業者だと判明した。
市議は息子の為に土地の区分を変えた、と抗議者は思っていた。

しかもアーサーがギャングのバー、ロードサイド・バーに出入りするのを見たという。

ボイトはアーサーに、親子でギャングと裏取引をしていたのではないか、と確認をした。
するとウッズと親しい母親が、失礼だと怒り出しボイトを追い返した。
ウッズに話す、と付け加えて。

その直後、アーサーも父親と同じように銃殺されてしまった。

ヘロイン通り

ボイトはその現場付近を見て気づいた。
再開発しようとしていたのはヘロイン通りで、反発しているのは黒人文化を守るためではなく、ドラッグ売買の商売に影響があるからだろう、と。

ボイトは息子の死で悲しみに暮れる母親に会いに行き、ヘロイン通りを知っているか、と確認した。
すると夫共々ギャングや薬物に囲まれて育ったと語り出した。
幼い妹も犠牲にもなっていた。
「だからよく知ってる。あの世界のルールもね」

ギャングは再開発に反対していたがその後、合意に達したと2人から聞いていた。

ボイトは調べで、2人が設立した有限会社が実在しない男に支払いをしているのを掴んでいた。
「ギャングに金を積んでた可能性は?」
「あり得るわ。ウエストサイド・ディサイプルズ」

ウエストサイド・ディサイプルズ

ボイトはウエストサイド・ディサイプルズの、ラマーに会いに行った。

ボイトの読みはこうだった。
「お前は市議の申し出を気に入り、受け入れた。だが彼らは全額を工面できず、お前は腹が立った。だから殺した。そしてすべての建設計画が白紙になった」
ラマーは2人を知らないと全否定したが、ボイトは気にしなかった。

オリンスキー

事件発生直後に、オリンスキーは突然本部に呼び出されていた。
建設現場から発見されたケビン・ビンガムの遺体に付着していた髪の毛から、オリンスキーのDNAが発見されていたのだった。

ボイトですら何も知らないうちの出来事だったので、ボイトはルゼックにウッズに探りを入れるよう命令をしたが、ウッズはルゼックを遠ざけるだけだった。

ボイトはその対応で、オリンスキーへの容疑で十分だという状況を把握した。

その後、ボイトはオリンスキーと会い、DNAが出たという事を知る。

オリンスキーはピーター・マネッティという優秀な弁護士を頼んだが、その高額な費用の為にボイトの緊急用の貯金を貸して欲しいと頼んだ。
だが、貯金はすでに全額孫に相続してしまっていた。


オリンスキーはウッズに取引きを持ち掛けられた。
標的はあくまでもボイトだから、協力すれば免責を与える、と。
オリンスキーと20代で黒髪の女性を見たという、目撃者もいると言った。

だがオリンスキーはボイトを庇い続け、現場に戻った。
オリンスキーから報告を受けたボイトは、目撃情報がハッタリの可能性もあると調べる事にした。

所有者

殺害現場の防犯カメラの映像に、青のセダンが確認できた。
所有者のキオン・ウォルターズ21歳を追跡して、逮捕した。
車内にはAR-15が積まれていた。

キオンのデータはなかったが、凶器は市議親子殺しのもので間違いなかった。
だが指紋は残っておらず、フィネガンの面通しではバーで見た黒人とは違うと言われていた。
そして、車内にあった30センチの靴とXLの上着は、キオンには大きすぎるサイズだった。
キオンには相棒がいる。

だがどんなに脅しても、キオンは罪を被ったまま真犯人の名を言おうとはしなかった。

ボイトはキオンを説得した。
「相棒ではなくお前が服役する事になる。
終身刑は冗談では済まされない。永遠に感じる。
賢くなれ。これはお前の人生だ。誰かの為に無駄にするな。無意味だ」

別室で見ていたオリンスキーは、今の自分とキオンの立場を重ねてボイトの言葉を聞いていた。

つながり

キオンの友人に聞き込みをした。
キオンはギャングでもないし、いい人だし、鎌状赤血球症でもあった。
だがLJと呼ぶいとこがギャングだった。

LJとはラマー・ジェンキンスの略。
キオンはLJを庇っている。

それを知ったボイトは、弱味を見つけてキオンを吐かせようとした。
でもオリンスキーは自分がそうだから分かっていた。
何をしても口を割らない人間もいる。
「全員じゃない」

釈放

ボイトはラマーの居場所を知る為、上着にGPSを仕込んでわざとキオンを釈放した。


キオンはコンビニに入り電話を掛けた。
「ラマーにリバーデイルを出るなと伝えて」
リバーデイルにはディサイプルズの隠れ処がある。

隠れ処でラマーを逮捕し、約20万ドルが入ったカバンを見つけた。
発見した時は、オリンスキーとボイトだけだったがすぐにバージェスとアントニオも来たので、金は証拠品にするしかなかった。

ラマー

フィネガンにラマーの面通しを頼むが、相手がギャングと分かると尻込みをし協力を拒んだ。

逮捕したものの、確固たる証拠がなくやはりキオンの証言に頼るしかなかった。

キオンにはラマーがすべて白状したと嘘をついた。
それでもキオンは、1人でやったとラマーを庇い続けた。

何を言っても義理堅いキオンに、病気を利用して脅した。
郡刑務所では医療が限られ、持病が発祥しても外出は出来ないと。
キオンは注射を打たないと痛みに耐えられない。

それは効果があったようで、やっとキオンはラマーの犯行を認めた。
「俺は運転手だった。誰も殺してない。ラマーがやった」

弱点

事件解決後、ボイトとオリンスキーは密会していた。

ボイトの調べで目撃者が本物だったと分かり、オリンスキーはリンジーと3人で口裏を合わせよう、と提案をした。
「俺はそうは思わない。俺たちでやろう」
「皆、弱点があると。キオンは注射。お前はエリン」
「アル、お前は?」

オリンスキーはボイトをじっと見た後、何も言わずに車のウインドウを閉めて走り去った。


シーズン5 18話「二度目の潜入/Ghosts」へつづく

かんそう

ボイトが犯したビンガム殺しの真相が、いよいよ公になってきています。
しかも、ボイト本人直撃ではなくオリンスキーの証拠が見つかってしまうという、ややこしさ。

オリンスキーがボイトを裏切る事はないと思いますが、それでも今回の事件の取り調べと重ねるとドキドキします。

そしてボイトの「俺たちでやろう」が何をするのか?
証拠が出た以上、ウッズを始末しても仕方ないし……。

タイミング的には、このネタでシーズン・ファイナルに引っ張るのかどうか、微妙にまだ判断できないのもドキドキ。
とにかく気持ちとしては早く解決して欲しい!!

ボイトとオリンスキーの関係性に、陰りが見えるのが一番不安だわ~。


シーズン5 18話「二度目の潜入/Ghosts」へつづく


(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

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